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ハーツオブアイアンの概略
ハーツオブアイアン(Hearts of Iron)は、スウェーデンのパラドックス・インタラクティブ社が販売している、第二次世界大戦をテーマとした歴史シミュレーションゲームのシリーズ。
第二次世界大戦前の1936年から1964年(hoi2DA基準)までの第二次世界大戦後の期間を、当時存在した国を担当し、世界の覇者を目指したり、戦争経済を謳う国家で一心不乱の大戦争を楽しんだり、弱小国を期間いっぱいまで存在させたり、と色々な形で大戦期にアプローチして楽しめるPCゲームである。
ユニットは、全て一つの「師団」として扱われ、数個の師団を一人の「将軍」の元に置き、移動や攻撃は、この将軍を通じて行われる。いわば将軍が将棋のコマに相当し、将棋のコマに師団という装備品をつけることで、優劣が決まる。
ゲーム内の最小時間単位が一時間という、若干狂気のような味付けがなされている。つまり、ゲーム内において、1936年01月01日00時00分の、次の時間の区切りと考えらえるのは、1936年01月01日01時00分となる。もっとも、実際のゲームプレイ時間は遥かに高速で進むので、プレイヤーのストレスは小さい。
単純化した物言いをしてしまえば「物凄い陣取り戦争ゲーム」なのだが、史実で存在した数々の要素を上手くゲームに落としこんでいる為に、それなりのリアリティも持ち合わせている。このゲームと史実のバランス取りの妙故に、繰り返しのプレイが苦にならない。
その単純さと中毒性の高さ故、Civilizationとともに「夜を失なわせてくれる、いや夜を奪い心を奪う」シミュレーションゲームとして名高い。
ただし、濃いめの歴史イベントにウェイトが占められているため、それらをまったく理解できないと、いささか魅力は落ちる。
「アシカ作戦を成功させるドイツ」「欧州赤化を為し遂げるソヴィエト」「ベルリンを占領するフランス」「日米による環太平洋同盟」、そんなフレーズに心が躍るなら、楽しめるかもしれない。
日本語版(ローカライズ版)は、サイバーフロントから販売されている。
下記のリストにおいて、行末に"日"と表記されている物は日本語版が発売されているものである。
しかし、2013年12月をもって、販売元が解散してしまい、これらは生産中止となった。
- Hearts of Iron (略称:hoi)
- Hearts of Iron IIシリーズ
- Hearts of Iron II (hoi2 無印) "日"
- Hearts of Iron II Doomsday Armageddon (hoi2 DA)"日"
- Hearts of Iron IIIシリーズ
- Hearts of Iron IV (hoi4 無印)
※日本語版は、全て販売終了となっており、価格が高騰している
※英語版は、主としてSteamで取り扱われている
※英語版であっても、有志による日本語化MODが存在するため、日本語でのプレイが可能
これらは、初代、hoi2シリーズ、hoi3、hoi4、と四種類に大別され、それぞれプレイ感覚が異なる。
二作目のhoi2シリーズは、2Dグラフィックによる軽快な動作や、多数のMOD等により、未だにプレイ人口が多い。尚、hoI2シリーズは、無印をベースとした一連の系列でありながら、それぞれ異なるために注意されたし。具体的には、無印をベースとした拡張版がDDとDA、無印のソースを元に大きな改変を行なったhoi2.5とも呼べるものがAoD、発展を続けるMODコミュニティに対し新プラットフォームを提供するべく膨大な改善を施したのがDH、これらすべてのシリーズを(必ずしも良い方向にではなく)激変させる超大型MODとも呼べるものがICである。
三作目のhoi3は、今までのシリーズと比較すると、史実へのアプローチが大きく変更されている。拡張版第一段であるSFではかなり痒い所に手が届くようになった。第二弾拡張FtMLではついにマルチスレッドに対応し、より快適にプレイが行えるようになった。
After Action Report (AAR)という、洋ゲーでは一般的形式のプレイレポートや、
ゲーム内容などの詳細な説明は、各種のwikiを参照ください。
しかしながら、それでは不親切なので、下記に基礎知識をまとめておきます。
ハーツオブアイアンとMODの関係
欧米のゲームメーカーのスタンスとしてデータの追加・改良に関して寛容な態度を取っている。
hoiも、上記のスタンスの代表格であるMOD(MODification)と呼ばれる修正パッチを、ユーザーが自由に作成・配布することが可能であり、単純なキャラ画像の差し替えから、エンジン・操作は同一でも全く違うゲーム世界に変更するものまで、さまざまな種類がある。
また、hoi自体もその用途を想定し、基幹部分の実行ファイル以外は、テキスト、またはCSVファイルにてデータが作られており、ある程度の知識がある人であれば、MODの作成は容易になっている。
ハーツオブアイアンのプレイ動画
ハーツオブアイアンも、他のゲームと同じ様にニコニコ動画に各種プレイ動画が上がっており、それらを分類するなら、「実況プレイ動画」「普通のプレイ動画」「AAR動画」「マルチプレイ動画」「アニメ・ゲームキャラ差し替えプレイ動画」の、五種に分けられる。 また、ゲーム自体がボードゲームをデジタル化したかのような動画で見せ場の創作をすることが難しいため、見せ場を作りやすい「紙芝居形式」を取る投稿者が多い。
プレイ動画中、最大の数を誇るのが「アニメ・ゲームキャラ差し替えプレイ動画」いわゆる架空戦記物だが、ここでの作品紹介は諸般の事情により差し控えるため、興味がある方は、自力で探し出して欲しい。
実況プレイ動画
投稿者による実況解説が付いているプレイ動画。プレイ内容だけでなく、語りも見所の一つです。
普通のプレイ動画
特別に説明の必要が無い普通のプレイ動画。投稿者による字幕解説が付けられていたりする。
AAR動画
紙芝居のように構成されたプレイ動画。他のプレイ動画に比べ、AAR成分が多め。
マルチプレイ動画
マルチプレイの動画。対AI戦では見られない、対人戦ならではの展開が見所である。
権利者騙り削除騒動について (2007年)
俗に「不可解な事件」として語られている本件であるが、ある架空戦記に対し、何者かが権利者を騙った結果、運営により架空戦記全般が削除された事件のことである。
最初にこの「不可解な事件」が発生したのが、hoi2の「架空戦記」だったため、発生元がhoi2とされている。一説によると、以前に本家であるhoi2 AARWikiでは同様の騒動*を起こした、ガチAAR派狂信者の犯行と推測されており、犯人は他のゲームのプレイ動画にも権利者を騙って削除依頼を乱発し、一時期架空戦記シリーズがほぼ全滅という事態に陥った。hoiのみならず、他のゲーム(信長の野望・三国志、etc...)の架空戦記にも攻撃した理由は定かではない。しかし、結局のところ権利者がこのような要求をしていないと分かり、犯人のアカウントは(おそらく)永久BANとなり、沈静化した。
関連コミュニティ
関連タグ
基礎知識
hoiの動画を楽しむために膨大な用語をかいつまんで。(アイウエオ順、AAR関係のみ後記)
- アメリカ合衆国:あらゆる面が超高性能な存在自体がチートの国。現実でのステータスをそのままゲームに当てはめるとどう足掻いても勝てなくなるため、だいぶ弱体化されてるらしい。某国であればあれをやることによって早々に退場してもらうことも出来るのだが・・・
- アルバニア:hoi2の登場国家の中で最難関トップ3の一つ。どうしようもない閣僚、貧弱な開発陣に国土、そして何より「畑に兵が吸われる」という表現が適切な人的資源のマイナススタート、そして開始ほぼ1年以内にイタリアから戦争を吹っかけられるという劣悪すぎる条件にドMなプレイヤーは燃えるんです。
- イタリア:通称ヘタリア。このゲームでも御多聞にもれずダメ国家です。でも第二次世界大戦前に戦争吹っかける二カ国よりはまとも。イタリア兵の「あの」部分も再現済み。でも結構頑張っちゃうこともある一応列強国。ドゥーチェは皆のアイドル。
- インド:HoI2開始時ではイギリスの属国である、中東神秘の国。謎のAIと多すぎる人的資源により物凄い数の歩兵を量産する。このためベネズエラと並んでよく人的資源目当てで狙われやすいが、先にイギリスを潰すと首都がインドに移って大変な事になる事もある。
- エチオピア:アルバニアと同じく最難関トップ3の一国。開始直後からイタリアにより戦争状態なのでアルバニアより酷いかもしれない。閣僚と開発陣はさらに劣悪かもしれないが、人的資源がマイナスじゃないだけマシか。しかし大抵は時報扱いされる。
- 俺のバルボが死んじまった!!:イタリアプレイにおける有能閣僚であるバルボがイベントで「事故死」した時のプレイヤーの魂の叫び。発動条件が決まっていて、またランダム発動の確率イベントなので注意しておく事で回避は可能。
- Kaiserreich:海外ユーザー制作のMOD もしも第一次世界大戦でドイツが勝利したら…という発想の下、大幅な世界改変が行われている(例:ドイツによる世界支配が行われている、敗戦国英仏が社会主義(サンディカリズム)と化している、アメリカ・インド・中国・ロシア等世界各地で内戦イベントが勃発する、オーストリア帝国・オスマン帝国が存続している等) 非常に自由度が高く、プレイする度に世界の趨勢が大きく異なる。(独仏主要各国のドクトリンは、序盤のイベントによって決定される為、ドクトリンの相性によって勝敗が左右される) AARの使用MODとしても人気を博している。
- 黄河を越えられない病:日本が患う慢性的疾患。下手すると山西越えられない病・上陸出来ない病を同時発病する。日中戦争でボロ負けして満州すら危ういにも関わらず太平洋でアメさん相手に無双する皇軍もお馴染み。
- 国家神:対話型AARで国家元首と対話させるために登場した神的存在。アルバニアは鷲、ドイツは黒ビール、ソ連は熊と、いろいろと適当チョイス。
- コロンビアに太宰治:コロンビアの閣僚の画像をネットで探していた開発チームが、コロンビアの総合参謀総長候補カミロ・ダーサ・アルバレス氏の画像を検索中に名前の表記が近いことで引っかかった太宰治の画像を精査せずに使っているため。このことをネタにしたAARも存在する。
- 三国志:中国の軍閥の乱立振りがあたかも三国志の群雄割拠の様相であり、中国国民党も中国共産党も大中華統一病を発症して全土を征服せんと宣戦布告するため、また満州護持を国是とする日本も中国に介入するため、この時代のカオスな戦況をして三国志という。ちなみに軍閥の存在と、中国共産党領土が初期状態で弱小国家レベルであることが中国当局の逆鱗に触れ、HoI2は中国国内では販売が禁止されている。
- 弱小国:本作ではその国家の軍需的工業力を「IC」という単位で表すが、そのICが極端に低い、または軍の維持に不可欠な「人的資源」に乏しい国家のこと。これらは中核州の数で決まりやすいため、国土が狭い国であるほど弱小国であり、やがて大国の滋養としてひき潰される運命にあるため難易度が跳ね上がる。しかし、そうした国家を生き延びさせる試みをするAARもある。前述のアルバニア、エチオピアなどが有名。また初期状態で他国に服従している国もおおむね弱小国である。
- 勝利ポイント:英語版ではVictory Point、VPと略される事も。国として重要な機関置かれていたり、産業が発達しているとみなされている(たまにとんでもなく辺鄙な場所が指定されてる場合があるため)プロヴィンスで、このプロヴィンスだけを占領すれば国の併合が出来る。たいていの場合首都や大都市で、資源・産業・施設のハッテンが進んでるので、単純に占領してもウマーである。勝利ポイントがあるプロヴィンスには重要度に比例してポイントがついている。
- 蒋介石マジック:AI中国国民党限定で発動する中華魔術。各軍閥は滅亡の縁に立たされると、たとえ国民党が敵でも領土を蒋ちゃんに差し出す。
- ジョージ6世:下記のAARによってキャラの方向性が決まってしまったある意味不幸なイギリス国王。現実にはあんなキャラじゃないんだからねっ!!
- タワー:主に独ソが国境線に争うかのように立て続けるもの。簡易表示時の見た目から。下手すると一プロヴィンスに50個師団近く詰まっていることも。他にもドイツが大西洋の(肉)壁を築いたり、アメリカが太平洋大西洋問わず島嶼に100個師団積み上げて前線に援軍を送ってくれないこともしばしば。
- タンヌ・トゥヴァ:ゲーム中最もどうしようもない国家。直接危機が訪れることはないが、北はソ連、南はモンゴルに挟まれ共産主義陣営所属という観戦プレイ以外なにをしろと言うのか、という状況。しかも現代には存在しない(ソ連→ロシアの一部に)ためどういう国かも全くわからない不思議国家。
- チベット:ゲーム中最貧国の一つ。そもそも工業力の指標であるICを増やす為の工場を建築する技術自体がないという酷い状態からスタートする。外交的には割と安定している物の、特に何かが出来るわけでもない。筈だったが…。
- チベット主:上で紹介されている「Hearts of Iron2 チベットプレイ」のうp主の事。淡々とした語りと知的なプレイスタイルから「放送大学のようだ」と評される。動画中で数々のウルトラCをかまし、激貧のチベットに大躍進を為させた。ちなみにフランス在住らしい。
- 中核州:平たく言うと「自国領土」。自国領土とみなしているため占領してても「侵略者を倒せ!!」といった感じでパルチザンが湧かないし、各種生産性を最大限に発揮させることが出来るプロヴィンスのこと。逆を言えば、中核州ではないところは現状のアフガンやイラクみたいにゲリラ(=パルチザン)がしょっちゅう攻撃してきて、かつ地元民は反感による非協力的な態度が再現されているといえば分かりやすいだろうか?中核州になっているプロヴィンスが他国に奪われてると宣戦布告の大義名分があるとみなされる(政体や設定で必ずしも占領されてるだけでは宣戦布告できないが)。
- 独ソ同盟:MR協定イベントでソ連が僅か1%の確率で同盟提案を選び、更にドイツが5%の確率で受諾してしまった時にできる同盟。当然ドイツは無双するわシステム上共産主義の盟主がモンゴルになるわ、不思議大戦まっしぐらである。
- は~つ・おぶ・愛あん:hoi2を萌え化しよう!という発想の結果至った、いわゆる「キャラ物MOD」の最右翼にして最大の一。はじめは元首(国家)だけだったが、閣僚や将軍、研究機関にさえ二次元絵がつくようになり、対話型AARを越えて物語型AARという新たな方向性を開拓したといえる。今では古今の英雄を集めた(むろん二次元化もした)「英雄MOD」などにも発展している。詳しくはググって。
- バニラ:クリーンインストール直後の、MODを入れたり内部数値調整をしていない状態のこと。素の状態をプレーンなバニラアイスとして、MODをトッピングと考えると分かりやすい。
- 不思議大戦:偶然のいたずらか或いは故意にか、世界が史実と違った道を歩み初めた状態の事。例えばフランスに喧嘩を売ってベルリンを制圧されるドイツだとか、モスクワを制圧するイタリアだとか、ダンツィヒを素直に引き渡すポーランドだとか。
- ブルー・シャドウ:いわゆる黒子さん。新規国家、特に架空の米州・アフリカ国家は閣僚が設定されておらず、ブルー・シャドウさんなる黒子が閣僚を全て担当していることがある。Johan神も万能ではない。
- ボリスフラッシュ:うぉっ、まぶしっ!!
- ホルティ:本名ホルティ・ミクローシュ。ハンガリーの国家元首で旧オーストリア・ハンガリーの海軍提督。ハンガリーは王国(国王は「聖イシュトヴァーンの王冠」)なので、「海なき国の海軍提督が王なき王国の執政を務める」という非常にシュールな構図が見られる。あとルーマニアに無茶な領土要求する。
- マラカイボ:ベネズエラの中核州で世界有数の産油地帯。「ベネズエラ ~妄想の世紀~」でひたすらマラカイボ産の原油に固執するダメ大統領、エレアサル・コントレラスのドタバタAARにより石油がおいしいプロヴィンスという認識とともににネタで出てくる。
- Johan(ヨハン):開発元のParadox Interactiveの、hoiシリーズのチーフディレクター Johan Andersson 氏。ある意味ネ申。「Johanの罠」
- ルクセンブルク:難易度トップ3の最後の刺客。上記二国より開発陣も国力も官僚もマシかもしれない。ただし、ドイツの隣ということ、そして母国プロヴィンスが1つしかない(しかもドイツの本国プロヴィンス)という死亡フラグが丸見えな国家。それを逆手にとってチート国家化MODで遊ぶって言う手もあるよ。
- AAR: 所謂プレイ後記(After Action Report)で、どのようなイベントが発生し、どのようにプレイをしたかの感想文的なもの。しかし日本人の手にかかると対話型といったような登場する閣僚や将兵がプレイ内容の説明調のスキットを繰り広げたり、ニコニコ動画上においては紙芝居や実況プレイといった形が生まれたりとまだまだ演出方法は多彩で ある。主に閣僚が対話しつつゲームを進行させる「対話型AAR」とレポート調の書き方をする「記述型AAR」があるが、読みやすさは対話型の方が格段に上である、と思う。
なお、画像を併記するというAARの性質上、負荷がものすごくかかるため、AARを見たい時は自力でググってもらいたい。以下のAARが有名。 - 大英帝国騒乱記:HoI2AARでもっとも有名な作品。プレイヤーの逆チートで劣悪な環境(海外領土のほぼ全独立による国力の強制衰退)に追い込まれ た大英帝国が文字通り「世界の覇者」として返り咲かんとするAAR。戦争の過程を読ませる節回しとプレイヤーの技量のすばらしさで魅せる良作。だが、作中のジョージ6世がとんでもないハラグロ残虐冷血ドS紳士(褒め言葉)であったため、以降のAARにおいて「ジョージ6世=腹黒紳士」ネタがついて回ることになった。
- 大ルーマニア攻防記:ゲーム終了年までひたすらルーマニアの中核州を保持し続けるという目標を国王から押し付けられ、それに向かって奮闘する閣僚たちの笑いあり涙ありの対話型AAR。大英帝国騒乱記の作者が大英帝国騒乱記の前に出したクオリティの高いAARである。きっちりと完全守勢における プレイ指南としても非常に優れている。しかし、趣旨は同じだが別作者による全く毛色の違うAARもあり、こちらは核兵器で近づく敵を焼き尽くす前者のアンチテーゼなAAR。
- アイルランド交響曲 -An Irish Symphony-:アイルランドを立てたり座らせたりする楽しいAAR。筆者のアイルランド愛とエール臭が伺える、色々な意味で素晴らしいAAR。「(スタッフの笑い声)」。ぎゃぼー!
- ギリシア 真夏の夜の○夢:ギリシアッー!という誤表記と国王ゲオルギウス2世の濃い面構えに何を思ったのかTDNネタを合せて対話型AARという HoI2AAR最大の問題作。後にいくつもの大問題を引き起こしているが、このネタに走る姿勢がネタ分比率の高いAARのハッテンにつながり、キャラ物MOD専門のAARwikiとニコ動における萌えキャラ紙芝居AARの萌芽だったのかもしれない。問題となった初代と比較的マイルドなリメーク版がある。
- ベネズエラ ~妄想の世紀~:資金生産-5%という元首としてそれお前どうなんだ的特性を持つ大統領(プレジデンテ)のエレアサル・コントレラスがベネズエラとマラカイポ油田の素晴らしさ(石油生産102/day)を広めるべくハッスルするAAR。原油より黒くてドロドロしてる妄想AARだと評判。マラカイボ100%をどうぞ。
- 絶対防衛黙示録~和蘭ハ道路ニ非ズ~:いつもドイツの道路にされるオランダが、ヨーロッパに踏みとどまってドイツと戦う!というアツい話……なのだが、敵国同盟国問わず要人を「掛け合わせ」たがるヴィルヘルミナ女王の趣味嗜好が大惨事過ぎて全部持ってかれた感のあるAAR。HoI界におけるオランダ王家の方向性を決定づけてしまった名作である。
- 怒りシリーズ:AAR開始早々戦争を仕掛け、主要敵を打ち滅ぼす怒りのAAR 俺が本当の世界大戦を教えてやる という言葉の下、あっという間に大戦争が勃発する たまげたなぁ パロディ元としては「怒りのソヴィエトAAR」が始まり
関連項目
- パラドックスインタラクティブ (Paradox Interactive)
- Europa Universalis (EU2 / EU3 / EU4)
- Victoria
- Crusader Kings
- RTS
- かかってこい!相手になってやる!
- 二・二六事件(hoi2において、記念すべきイベントNo.1となっている)
外部リンク
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