ハートフルメモリーズ~Little Witch Parfait 2~とは、『リトル・ウィッチ パルフェ』シリーズの第四作目として2000年4月21日に工画堂スタジオから発売された魔法店経営シミュレーションゲームのことである。
概要
一作目から2年後の世界を描いた、記憶を失った男(デフォルト名は「浩治」)が主人公の魔法店経営シミュレーションゲームである。
同シリーズは百合要素の高い作品として作られてきたが、本作以降『ソルフェージュ』(本シリーズとは別世界観のゲーム)が発売されるまでは男性を主人公に据えた作品が続いた。
ヒロインはパルフェとルティルの2人で、他のキャラはサブキャラクターとして登場する。
プレイ期間は二作目であるリトル・ウィッチ レネットと同様6ヶ月間でヒロイン候補であるパルフェのお店である黒猫魔法店でとある理由のため50万ゴルダを稼ぐ事が目標となっている。
前述通りこの作品ではヒロイン以外のキャラがサブキャラクターとして続投しているため、
例えばココットは一脇役に留まり、レネットは魔法学院の教師となり同時に王子の護衛のためルティルの生まれ故郷であるフォルラータへ遠征しているためまったく出てこない。
フローレに関しては場合によって殺さないと迎えられないエンディングがあるため、フローレ好きの人にとってHurtfulな結末を見るはめになる。
また同様にパルフェもルート上のフラグによって死ぬ事になるので人によってはかなりショックを受ける可能性も含んでいる。
なお、本シリーズと同じ世界観で時系列上本作の後にあたる『エンジェリックコンサート』ではココットとおぼしき人物が生存(好きなものはパルフェお姉ちゃんと言う)、加えてルートによってはシナリオのつじつま上死んだはずのパルフェが生きている状態でルティルと主人公が結婚しており、さらに同世界観の後年を描いた『ミマナ イアルクロニクル』にてパルフェ、ルティル、レネットおよびフローレ(とおぼしきNPC)の子孫が登場している。
この矛盾に関してはKONAMI発売のパワプロクンポケットシリーズの「正史」の概念で語られた「主人公は実際にはゲーム中ではとりえない行動も「正史」ではとっていると考えています。」[1]と同じようなもの、つまり「本作の数あるルート・展開・設定から良いとこ取りをして次作に反映した」と考えた方がいいのかもしれない。
要は「こまけぇこたぁいいんだよ!!」
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
脚注
- 1
- 0pt