バイエルン(独:Bayern、英:Bavaria、羅:Bavaria、伊:Baviera、西:Baviera、仏:Bavière)とは、
- バイエルン ドイツ南部の地域。ケルト人もしくはゲルマン人とされるボイイ族が語源。
- バイエルン人、バイエルン族 バイエルンに住んでいたケルト人あるいはゲルマン人の一派。現在、バイエルンやオーストリアに住む人々の先祖に当たるとされる。
- バイエルン部族公領(独:Herzogtum Baiern) フランク王国に組み込まれたバイエルン人の居住地域。現在のバイエルン州南部に相当する。フランケン、ロートリンゲン、シュヴァーベン、ザクセンと並ぶ五大部族公領の一つ。
- バイエルン大公 バイエルン部族公領の君主号
- バイエルン公国 バイエルン部族公領の近世における名称
- バイエルン公 バイエルン公領の君主号で原語での大公との区別はないが、慣例として日本語訳ではヴィッテルスバッハ家の統治において公と呼ぶ。
- バイエルン・クライス 帝国クライスの一つ。現在のバイエルンを主とするが、ザルツブルクなど他地域も含む。
- バイエルン選帝侯 バイエルン公が三十年戦争の後に、選帝侯としての地位を確保したためこう呼ばれる。1740年には神聖ローマ皇帝位についた。
- バイエルン選帝侯領 バイエルン選帝侯の統治する領地。後に、プファルツ選帝侯領も取り込んだ。
- バイエルン王国(独:Königreich Bayern, 1806~1918) ナポレオンによって神聖ローマ帝国が崩壊し、バイエルン選帝侯領が王国に格上げになったもの。ドイツ帝国崩壊に伴い滅亡。
- バイエルン州 バイエルン王国を母体としてできたドイツの州。ほぼバイエルン王国の領域を受け継ぐ。ドイツ最大の州。
- 戦艦バイエルン ドイツ帝国の戦艦。ドイツ帝国初の超弩級戦艦。
おかしのバヴァロアはフランス語におけるバイエルンの形容詞形bavaroisが語源。
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