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この惨劇に 喰われるな
バイオハザード RE:2とは、1998年カプコンよりプレイステーション用として発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム『バイオハザード2』のリメイク作品である。
2019年1月25日にPS4、Xbox One、PC(Steam)で発売。
概要
| バイオハザード RE:2 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| ジャンル | サバイバルホラー |
| 対応機種 | Play Station4 Xbox One Steam |
| 開発元 | カプコン |
| 発売元 | カプコン |
| 発売日 | 2019年1月25日 |
| 価格 | 8424円 |
| 対象年齢 | CERO:D(通常盤) CERO:Z(ZVersion) |
リメイク版バイオハザードと同様に、本作もシステム、物語の背景やキャラクター設定といった部分においても再構築がなされている。
特にシステム面では、バイオハザード4以降に採用されたビバインドビュー（TPSスタイル）を採用し、ゲームエンジンもREエンジンに置き換えられており、単なるリメイクではなく全く新しい作品として生まれ変わっている。
一方で「限られたアイテムによるサバイバル」は健在で、『4』以降のシューター作品とは明確に区別されている部分もある。
システム
初期のアイテムスロット数は『2』と同じ8スロット。武器は『7』と同じく4つまでショートカットに登録出来るが、本作ではスロットの場所とは連動していない。
アイテムスロットを拡張する追加ポーチも健在。追加ポーチ一つで2つのスロットが追加される。
また今までは無限武器だったナイフに耐久値が設定され、消耗品となった。その代わり、リメイク版『1』のダガーナイフと同じように、ゾンビに掴まれた際、任意でカウンターを決めることが出来る。ダガーナイフと同様にゾンビから回収することも出来るが、耐久値が大幅に減少する上、生死確認等にも役立つナイフを失うのは弾薬節約の面からもデメリットは大きい。
入手アイテムのうち、役目を終えた鍵などのアイテムは自動的には捨てられず、インベントリから任意で捨てる事になる。
HP表示も旧作と同じ心電図表示になった。オリジナル版と異なり体力低下しても足を引きずらないため、心電図の色が変化するダメージを受けると心電図が出現、体力低下を教える。
本作のレオンは新米警官ということもあってか、体術が使えない。そのためヘッドショット→回し蹴りで一掃するといったことは出来ず、加えてゾンビは体力がそこそこ多く、狭い通路も多いため複数を相手にするのが難しい。適切に回避し、倒すべき敵は倒す戦略が必要。また『4』以降のように死体がすぐに消えないため、生死の判断もしにくい。
エリア間移動がシームレスになったことでゾンビもエリア間を移動可能になり、別の部屋に逃げ込んでもドアを開けて侵入するようになっている。
マップ
基本的には旧作に準拠した作りだが、構造が変わっている部分も多い。
たとえば警察署の入り口であるメインホールは、オリジナル版では2階に上がるのに梯子を使うが、本作では階段が設置されていたり、オリジナル版にはなかったトイレや非常用シャッターなどが存在する。
またオリジナル版と構造自体は同じでも、オブジェクトはREエンジンで作成するにあたり細かく作られており、よりリアルになっている。電気の通っていない場所は暗く懐中電灯の明かりで照らして進んでいくため、画面端が死角になりやすくなっている。
その他
オリジナル版にも存在した「The 4th Surviver」「The 豆腐 Surviver」が実装。限られた装備のみでラクーンシティからの脱出を目指す。
「The 豆腐 Surviver」ではクリアするごとに種類が増え、豆腐（ナイフ）・ういろう（破片手榴弾）・こんにゃく（火炎放射器＆グレネードランチャー）・杏仁豆腐（M19・クイックドロウアーミー）・プリン（ミニガン・対戦車ロケット・スパークショット）の５種類が揃う。加減しろ莫迦！
グラフィック性能の向上によって豆腐を始めとした彼らの質感は大変リアル。またダメージを喰らうたびにドンドン崩れていくため、見た目でダメージが解りやすくなった。
2019年2月15日、無料DLC「The Ghost Survivers」が配信。
いわゆるIfストーリーで、作中に登場して死亡した人々を操り、それぞれの目的を果たすべく戦う事となる。
- Runaway
ラクーンシティ市長の娘、キャサリン・ウォーレンが主人公。騙されて連れ込まれた孤児院でアイアンズ署長の毒牙にかかる直前、返り討ちにする事に成功した彼女は、留置所に捕らえられた恋人のベン・ベルトリッチを助け、共に逃げようと試みる。
回復能力持ちのゾンビ「ペイルヘッド」が登場。強力な武器でなければ倒せない。 - No Time To Mourn
ケンド銃砲店主人、ロバート・ケンドが主人公。ゾンビ化した娘のエマを「寝かしつけた」後、後を追おうとした彼の元に、ヘリコプターで救助に来た友人からの電話が入る。「お前が到達するまで俺は動かないぞ！」という声に励まされ、彼は合流地点を目指す。
毒持ちのゾンビ「P-Zガスゾンビ」が登場。倒すと紫の毒霧をまき散らし、毒状態にしてくる。 - Forgotten Soldier
アンブレラ特殊部隊所属、コードネーム「GHOST」が主人公。Gの襲撃を生き延び、レオン編で失われたGウィルスを回収し、本部に持ち帰ろうとする彼の最後の戦いが始まる。
防弾プロテクターを装備した「A装備ゾンビ」が登場。装甲に覆われている部位への銃撃を無効化する。 - No Way Out
冒頭のガソリンスタンドでゾンビに殺された保安官、ダニエル・コルティーニが主人公。逃げ場のないガソリンスタンドに次々と侵入してくるゾンビを相手に、彼は孤独な闘いを挑む。
今までに登場した特殊ゾンビが次々と登場するため、難易度が高い。
2019年11月8日、『モンスターハンターワールド：アイスボーン』とのコラボが実現。
レオンやクレアの見た目になれるワンセット防具、受付嬢がタイラントになる衣装などが追加。マイハウスでは自宅をバイオハザードの世界に出てきそうな洋館にする事ができる家具やBGMが追加され、コラボクエスト「RE:戻り来た生物災害」が配信された。
クエストでは「死を纏うヴァルハザク」の瘴気に浸蝕されるとハンター達が新たな状態異常「ゾンビ状態」になるというトンデモ仕様に。限定で入手できるグリーンハーブで回復できるが、ゾンビ状態だと敵の攻撃にもひるまなくなり、自動的に体力が回復するというメリットはある。剛の者となるとゾンビ状態でクエストクリアするとか何とか……
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関連項目
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