ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | サバイバルホラー |
開発元 | CAPCOM Co., Ltd. |
販売元 | CAPCOM Co., Ltd. |
機種[1] | ゲームキューブ Wii Nintendo Switch PlayStation 2 PlayStation 3 PlayStation 4 Xbox 360 Xbox One PC(Windows) PC(STEAM) Meta Quest 2[2] |
発売日 | 2005年1月27日 |
価格 (税別) |
各機種のストアページ等を参照(関連リンクに記載) |
対象年齢 | CERO:D |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
バイオハザード4(biohazard 4)とは、カプコンが開発し2005年1月27日にゲームキューブ用ソフトとして発売したサバイバルホラーゲームである。海外版のタイトルは『Resident Evil 4』
後にPS2、PC(Windows)、Wiiに移植された。PS3、XBOX360の時はHD画質のリバイバルセレクションとして移植された。携帯電話用のモバイルエディションというものもある。
リメイク版として『バイオハザード RE:4』が、2023年3月24日より発売されている。対応機種は『PlayStation 5,PlayStation 4,Xbox Series X|S,Steam』。詳しくは当該記事を参照されたい。
概要
CEROレーティングD指定。当初は三上真司(ディレクター)がGC独占と謳っていたが、後に稲船敬二(PS2版エグゼクティブプロデューサー)の判断で移植が決定した。
従来のバイオハザードシリーズの世界観・時系列に沿いながらも、システムや操作性がフルモデルチェンジされており、恐怖感の演出も従来とは異なるものとなっている。
そのため、これまでとはまったく雰囲気が違う、革新的な作品となっておりバイオハザードに新たなファンを獲得することに成功している。しかし、革新的過ぎる故にこれまでのファンの中には本作品が受け入れられなかった人も少なからず存在する。ちなみに本作の要素・クリーチャーは続編のバイオハザード5に引き継がれている。
日本版の残酷描写は海外版より多少ソフトになっている。海外版では敵味方問わずグロテスクな死に方をするのは日常茶飯事。ちょっとした拍子で首がポロポロ取れてしまう。そのかわりアシュリーの胸が激しく揺れる。
ニコニコ動画でもかなりの人気を誇り、プレイ動画は2万件以上も投稿され、名物動画投稿者も多々存在する。
変更点
カメラ位置
以前はカメラ配置が固定だったが、今作ではキャラクターの背後を追従するビハインドカメラになった。それに伴い、以前はほとんど動かせなかった照準も自由に動かせるようになり、TPSの様なゲーム性となった。ただし、操作は以前と同じくいわゆるラジコン操作で、照準操作中の移動も出来ない。
戦闘
戦闘もかなり異なっている。従来のシリーズでは戦闘はできるだけ避けるのがセオリーだったが、本作では敵がゾンビではなく、人間並みの知能を持ち、走ったり普通に武器を投げてくる上、一斉に襲いかかったり背後を取ろうとしてくるため積極的に敵を倒すべき場面が増えている。もちろん、本作でも戦闘を避ける事ができなくはないが、敵が一斉に集団で襲い掛かってきたり、特定の敵を倒さないと先に進みにくいという状況がよく起こるため、逆に敵を撃退した方がリスクが少ない場面が多い。
しかも倒された敵がお金や弾薬などのアイテムを一定の確率で落とす様になっているため、敵を倒すメリットが増えている。ただし残弾数を意識せず、無駄撃ちを続けていると簡単に弾切れを起こす為、これまでのシリーズと同様にできるだけ無駄弾を使わずに立ち回ることが重要になっている。
自動照準も廃止されているため、武器を構えた後で自分で狙いをつけなければならなくなっている。そのぶん、敵の部位を狙って撃つこともできる。なおナイフ以外のすべての武器でレーザーポインタやスコープの照準で弾丸がどこに飛ぶかはわかるようになっている。
探索のスムーズ化
シリーズで恒例だった〝謎解き〟がかなり簡略化されており、キーアイテムやヒント・答え探しに広いマップを延々走り回るということがほとんど無くなっている。例えば、拾えるアイテムが目立つようになっていたり、アイテムや仕掛けおよび超えられる段差などの近くに行けば〝拾う、操作する〟などのコマンドが出てくるので「目的の物がどこにあるかわからない」「行ける場所がわからない」という事態が起こりにくくなっている。
また、鍵といったキーアイテムとそれ以外の弾薬や武器などは完全に別枠となったため、「アイテム枠がいっぱいでキーアイテムが拾えない」という事態も起こらなくなった。このような目的地とアイテムボックス間を往復する手間もなくなっている。しかし、アイテムがこれまでよりたくさん持ち運べる関係か、アイテムボックスは廃止されており、不要になったり持てなくなったアイテムはその場で捨てるか、売却する必要がある。
なお、ファイルもこれまでのシリーズと同様に存在しており、本作ではプレイ中には見えない相手の行動や登場人物などのバックストーリーや、攻略のヒントを知るための要素となっている。
セーブとコンティニュー
本作は開始からクリアまでの尺がかなり長いことと、1発でも喰らったら死亡が確定する即死要素が大幅に増えた関係か、セーブとコンティニューの仕様がこれまでと変更されている。
具体的には、セーブにはアイテム「インクリボン」がなくなりタイプライターがあれば無条件にセーブできるし、チャプター終了時もセーブ可能になっている。コンティニューも、セーブしたデータを読み込んでやり直しではなく、チェックポイントから再開するようになっている。チェックポイントは比較的細かく、死んでゲームオーバーになってもそこから近い地点から再開できるようになっている。
アイテムの売買・改造
本作では武器などのアイテムを敵が落としたり壊せる木箱等から入手できるお金で売買できるようになった。拾える武器も存在するが、基本的に新しい銃は購入するようになっている。また、純粋な換金アイテムである「宝」が追加されており、ものによっては単体で売るよりも組み合わせるとより高く売ることができる要素もある。
ただし任意の場所でできるわけではなく、各所に居る「武器商人」に話しかけることで武器やアイテムの売買、改造が可能となる。また、武器は売っていても弾薬は売っていないため、お金さえあればヒャッハーできるというわけでもない。
武器の多様化
これまでは、最初はハンドガンから始まり上位互換武器としてショットガン<グレネードランチャー<マグナムという風に後に出てくる武器ほど単純に強くなり最初の武器は使い途がなくなっていったが、本作からは武器に個性がつき、得手不得手がはっきりするようになった。また、強力な武器ほどかさばる傾向にある。敵によっては弱点になる武器や逆にダメージが通りづらい武器が設定されているため、武器によっては少ない弾で楽に倒せたり、逆に苦労して無駄弾を使う羽目になってしまうことになる。
- ハンドガン<ハンドガン、パニッシャー、レッド9、ブラックテイル、マチルダ>
一発はあまり強くないが、弾も拾いやすい上多少の連射も効き、部位を狙って撃ちやすいため転倒させて足止めしたり、顔面を撃って大きくのけぞらせることができるなど扱いやすく最後まで使えるオールラウンダー。カベや天井についた宝石などを撃ち落とすのにも使う。 - ショットガン<ポンプアクション、ライオット、セミオート>
威力は強めで、広範囲に弾丸が飛び散り、ハンドガンの次ぐらいに弾丸が拾いやすい。一気に多数の敵にダメージを与えられ、かつ近距離だとダウンさせられるため囲まれた状態から脱出するのにも使える接近戦用の武器。一方遠距離では威力が減衰するのもあり狙い撃ちや遠くの敵を撃つのには不向き。マグナムやマインスロアーといった強力な武器が手に入るまではメインウェポンとなる。 - ライフル<ボルトアクション、セミオート>
威力は強め。スコープで覗く関係で遠くの敵を狙撃しやすい。ヘッドショットを決めると雑魚敵を一撃で倒せる。寄生体も一撃で倒す事が可能。また、弾丸が5体まで貫通する特性もある。ただし、連射が効きづらいことと視野が狭くなるため狙撃以外は苦手。 - マシンガン<マシンピストル、シカゴタイプライター>
連射することで大ダメージを与えたり、集団に対して弾幕を張ることができる銃。足下を狙い敵を転ばせる事も可能。ただし手ぶれが激しく狙い撃ちはしにくい上、弾丸の消費が激しい。エルヒガンテと凍った右腕以外のボスに対しては威力が軽減されてしまうことが多いためボス戦には使いにくい。「いらない子」のレッテルを貼られる事が多いが、ザコ戦での扱いやすさから愛好者も多い。
シカゴタイプライターは特定条件を満たすことで出現する隠し武器。一発あたりの威力が10(無改造ハンドガンが1、無改造ショットガンが4であることを考えると非常に強力である)、連射可能、何より弾数が無限という反則レベルの性能を誇る。ちなみに「シカゴタイプライター」はトンプソン・サブマシンガンの別称。 - マグナム<マグナムリボルバー、キラー7、ハンドキャノン>
一発の威力が非常に強く、威力改造済みなら雑魚はほぼ一撃。ただしショットガン程ではないが撃った後の隙が大きく、連射ができないのが欠点。そしてなにより弾薬がレアなためボス戦専用になりがち。余談だが、マグナムリボルバー(キラー7じゃないやつ)のリロードはかっこいいので必見。 - マインスロアー
榴弾を撃ちだす特殊銃。ただし弾道は放物線ではなく直線状。威力は絶大で周りの敵を一瞬で吹き飛ばす事ができる。ただしマグナム同様隙が大きく、連射が効かない。その上弾は敵のランダムドロップからしか入手できないため、マグナム以上にレア。こちらに向かう敵に撃ち込むと爆発に巻き込まれて大ダメージとなるので倒れた敵や敵がいる壁に撃ち込むのが基本。リロード時間も非常に長いので注意。 - 手榴弾
通常手榴弾、焼夷手榴弾、閃光手榴弾の3種類がある。通常手榴弾は投げてから爆発まで若干の時間がかかるが、威力は抜群で唯一水中でも機能する。焼夷手榴弾はすぐ炎上し、近寄る敵も巻き込めるが威力は低め。炎に弱い敵には覿面に効果あり。閃光手榴弾は目くらましで敵の動きを止める事しかできないが厄介な寄生体ガナードを即死させる効果を持つなど、それぞれに特徴がある。上を向いて投げることで遠投も可能。共通の欠点は、どれも入手できる個数が少ないことと、弾薬と違って1個単位でケースに収納されるため、ケースを圧迫しやすいことである。 - ロケットランチャー
ボスを含むあらゆる敵を一撃で倒せる最強武器。中盤に一発、ラスボス戦途中にもう一発を入手できる他、普通に店で売られている。ただし一発限りの使い捨てであり、非常にでかいためアタッシュケースを圧迫する。そのため「いつか出てくる強敵のためにとっておく」という考えだと長期にわたってケースを圧迫するハメになる。特にもったいない病の人はその傾向が強いため、拾っても即売り払ってしまい、どうしても倒せない敵が出てきてから購入を検討するのが賢いかもしれない。
特定条件をみたすことで「無限ロケットランチャー」という、名前通り弾数無限のロケットランチャーが購入できるようになる。たしかに強力なのだが、至近距離に撃ち込むとレオンやアシュリーに被害が及ぶため、弾が無限になっても使い勝手はそれほどでもない。 - ナイフ
バイオシリーズ定番の武器。本作ではアイテムに含まれず、ボタン一つで構えることができる。慣れないうちは木箱を壊すのに使われるのみだが、実は威力が無改造ハンドガン並にあり、しかも消費するアイテムが無く、倒れた敵の追い討ちに使える。また慣れが必要だが、接近戦用の武器として普通に使える。また、敵によってはナイフが銃器より有効なため、シリーズとしては珍しく、主武装になりうる。 - 体術
蹴りとベリィ・トゥ・ベリィ(フロントスープレックス)の2種類がある。敵が大きくのけぞったときなどの条件付きでしか発動させられないが、コマンドはボタン一つで簡単に発動できる。弾薬を消費しない上、威力もそこそこあり、発動中は完全無敵と、非常に使い勝手がいい。
蹴りはナイフ程度の威力だが、複数の敵を巻き込むことができる。ベリィ・トゥ・ベリィは50%の確率で即死効果ありだが、敵を巻き込めないのが欠点。少々慣れが必要だが狙って出すのも難しくないため、弾薬の節約も兼ねて積極的に使える。発動条件の関係で、大体ハンドガンやナイフとセットとなっていることがほとんど。なお発動させた位置によっては稀に蹴りが空振りすることがある。
登場キャラクター
- レオン・S・ケネディ
今作の主人公であり、バイオハザード2の主人公でもある。
バイオ2のラクーンシティ壊滅事件の後、警察を退職(勤務期間僅か1日)。アメリカ政府直属のエージェントに転職し、2の頃の頼りない新米警官の面影はない。(ポリゴンモデル的な意味でも)
が、やはり女運は相当に悪い。なけるぜ・・・。
ナイフの扱いに長けており、シリーズとしては珍しくナイフを使ったアクションをあちこちで見ることができる。バイオ2のナイフはあんなに弱かったのにとか言ってはいけない。
誘拐された↓の救助が今回の任務。 - アシュリー・グラハム
アメリカ合衆国大統領の娘。
ルイス曰く「大統領の娘にしちゃおっぱいがでかい」。
ストーリー中盤のアシュリーを操作する場面では、視点が従来のバイオのようになる(Normal・Professionalの場合)ため注意が必要。
レオンの任務が彼女の救出なので、彼女が死亡してもゲームオーバー。敵の攻撃も当然食らうが、レオンが攻撃すると即死する。初期威力のマシンピストル1発どころか、ナイフがかすっただけでも死亡する。平成のスペランカーである。
ある意味最強の敵護衛任務の難しさを実感できるキャラでもある。前記の通り死んでしまうことはもちろん、敵に連れ去られてもゲームオーバーになる。攻略のヒントをくれたり、仕掛けを解除する上で役に立つことはあるが、どちらかというとレオン(=プレイヤー)の足を引っ張る場面の方が多い。こいつのせいでストレスマッハになるのはバイオ4プレイヤーが必ず通る道である。が、可愛いので全て許される。
しかし、PS2版から追加された「スペシャルコスチューム2」を選択すると衣装が全身鎧になるため完全無敵になる。連れ去ろうとしても鎧が重過ぎてガナードがコケてしまう。手榴弾やマインスロアー、ロケットランチャーを撃ち込んでも爆風で少し吹っ飛ぶだけでアシュリーは無傷。なんと車に轢かれても死なない。ただし、露出度は皆無であり足音がガチャガチャうるさい。さらに鎧状態のアシュリーをレオンが受け止めると腰を押さえるモーションが入る。芸が細かい。
「受け止める」と表示が出る場面で上を覗きこむとスカートを抑えながら「何処見てんのよっ!」「エッチ!」と言われて怒られてしまう。バイオシリーズお約束の小ネタ要素の1つである。 - ルイス・セラ
ラテン系の自称「ハンサムなプー」。レオンと同じく元警官。今回の事件のキーパーソンの1人。
彼との共闘時に何度も誤射すると逆上され、撃ち殺されてゲームオーバーになる。(当然であるが) - エイダ・ウォン
バイオ2プレイ済みならお馴染みのあのエイダである。
今回はかなり際どいスリット入りのチャイナドレスで登場。実にすばr・・・けしからん。バイオ2同様、最後にアレを…。
裏シナリオの主人公でもある。バイオ1同様、体力に差別化が図られており、エイダは移動速度が速いが敵から受けるダメージがレオンよりもかなり多い。 - ジャック・クラウザー
赤いベレー帽を被った屈強な軍人。過去の任務でのレオンのパートナー。
GO TO DMC!GO TO DMC!の人ではない。念のため。
ダークサイド・クロニクルズでは彼の過去が描かれた。 - オズムンド・サドラー
アシュリーを誘拐した教団、ロス・イルミナドスの教祖にして今作の悪の元凶。自称「カリスマ」。通称「イカ」。 - ビトレス・メンデス
村長。chapter2のボス。素晴らしい巨体と怪力を持つ。多くの人にとって序盤のトラウマ(であろう)。 - ラモン・サラザール
当地の名家、サラザール家の当主。chapter4のボス。老人のような顔と子供のような体だが、実は二十歳。 - マイク
要塞戦における攻撃ヘリのパイロットであり、その腕前は伊達ではない。が、死亡フラグの立てっぷりも伊達ではない。
そして難易度Professional(最高難易度)におけるやる気の無さも伊達ではない働きたくないでござる! - イングリッド・ハニガン
アメリカ政府機関所属の眼鏡っ娘。レオンに逐一無線連絡を行い、指示を行う。が、中盤に電波ジャックされてからは空気に。 - アルバート・ウェスカー
おなじみ、バイオシリーズの黒幕ウェスカーさん。
今作では裏シナリオに登場。部下であるクラウザーやエイダを現場に派遣し、プラーガのサンプル奪取に燃える。相変わらずオールバックとグラサンが似合うダンディメン。 - 武器商人
随所に登場する神出鬼没な中年男。武器の売買や改造、お宝の買い取りなどを行いレオンを助けるいい人。実はガナードなのだが、レオンやエイダに対して敵意は全く無い。道ばたや建物の中はもちろん。洞窟の中、時には串刺しになった人の横にいたりなど、何処にでも現れる。「ウェルカム!」
敵キャラではないが、ハンドガンやマシンピストル1発で死んでしまう。ダイナマイト男の爆風でも死んでしまう。死んでしまうとその場所の武器商人とは売買ができなくなる。 - 同行警官
レオンを現場の村へ送るために同行した地元スペインの警官2人組。マイク同様、死亡フラグの立てっぷりがとんでもない。
難敵・クリーチャー
ガナード
いわゆる「雑魚」。ウィルスによって誕生したゾンビではなく、寄生虫「プラーガ」に寄生された人達。痛覚は残っているので怯むときは怯むが、ゾンビ同様、銃で少し撃たれた程度ではビクともしない。しかしゾンビと違って知性はあり、武器を使って攻撃したり、背後を取ろうとするなど積極的にプレイヤーを襲う。
スペイン語で「家畜」という意味。
これまでのゾンビとはほとんど違ってしまっているが、それでもバイオハザードの名前の通り彼らもまた「バイオテロに巻き込まれた無関係の人々」ということは不変である。彼らがガナードになる前の生活や、そこからどうやってガナードになったかは、本編内では語られないがゲームをクリアしてスタッフロールを見ればおおよそわかるようになっている。
チェーンソー男・チェーンソー姉妹
バイオ4プレイヤー全員のトラウマ。高い体力に加え、ハンドガン数発程度では怯まずに向かってくる。絶叫しながらチェーンソーを振り回し、攻撃を喰らうと一撃死となる。まだ装備が整わない序盤から登場するので恐怖のどん底に陥ったプレイヤーも多いだろう。倒すと高額のお宝や金塊(お金)を落とす。
デルラゴ
chapter1のボス。村の湖に生息する超巨大オオサンショウウオ。戦闘はボートに引っ張られながらモリを投げて攻撃する事しかできないため、慣れない内は非常に戸惑う。
エルヒガンテ
巨人。chapter2とchapter4に登場。レオンを掴んで握りつぶしたり、タックルをしたり、蹴り飛ばしたりと攻撃が多彩。一定のダメージを与えると背中から寄生体が出現する。銃で直接攻撃するか、よじ登ってナイフで切りつければ大ダメージとなる。
ビトレス・メンデス
通称「村長」。chapter2のボス。屈強な大男であり、多くのプレイヤーのトラウマ。しかしとある手榴弾には激弱。第1形態の時は安置も存在するため、倒し方さえわかっていればそれほど苦戦はしない。
ガラドール
巨大な鉤爪を装備した盲目の大男。絶叫しながら爪を振り回し、音がするほうに向かって突進してくる。背中の寄生体が弱点。
ヴェルデューゴ
通称「サラザールの右腕」。耐久力はバイオ4最強。液体窒素ボンベで凍らせたところをうまく攻撃しないと倒せない。しかし凍った時にロケランを撃ち込めば一発。
サラザール
chaptet4のボス。本体が殻に包まれており、まず正面の触手にある目玉を撃たなければならない。目玉を撃つと触手がひるんで殻が開き、本体にダメージが通るようになる。ただし一定時間が過ぎると再び殻に包まれてしまう。
U-3
通称「雄三」。前半戦はユニットでの逃亡戦で倒すのは不可能。後半戦は直接対決となる。前半戦は攻撃をかわしながらユニットの脱出スイッチを押さないといけないため、かなりの難所である。
クラウザー
レオンの旧友。まず6連続2択アクションがあり、その後に直接対決となる。ナイフ、マシンガン、手榴弾、火薬入りのアーチェリー、左腕の寄生体となんでもござれの攻撃でレオンを虐めてくる。ただ○○○には異常に弱い。
ガトリング軍曹
chapter5から登場。ガトリングガンを小脇に抱えた大男。絶叫しながらガトリングガンを乱射する。射線上に仲間の戦闘員がいてもお構いなし。しかもガトリング攻撃に巻き込まれた戦闘員からは寄生体が出る事もあり厄介。近づきすぎるとガトリングガンそのものでぶん殴られてしまう。
リヘナラドール・アイアンメイデン
バイオ4のアイドル、通称「リヘナラたん」。プレイヤーがゲームに慣れた終盤に登場する、これまでのセオリー(ヘッドショット、足を撃って転倒など)が通用しない難敵で、専用BGMは多くのバイオ4プレイヤーのトラウマ。ショットガンやライフルを何発も撃ち込んでも死なず、フゴフゴ言いながらゆっくりと近づきレオンに噛みつく様は忘れかけていた初期バイオの恐怖をプレイヤーに蘇らせた。サーモスコープ付きライフルで寄生体を狙い撃てばスマートに倒せるが、それを入手するまではショットガンやマグナムなどでゴリ押ししないと倒せない。足を破壊してうつ伏せになった所をナイフで6,70回ほど切っても倒せるが、初心者には自殺行為である。
アイアンメイデンは近づくと体中から針を出して攻撃する、リヘナラドールの強化クリーチャー。が、リヘナラドールの時点で十分怖いので微妙に影が薄い。
サドラー
ラスボス…のはずなんだが対処法さえ知っていれば全く怖くない。しばらくいじめているとあの方がいつもの武器を放り投げてくれる。バイオシリーズのラスボスとしては珍しく、時間制限がない。
ジェットスキー
真のラスボス。ここで何十回と死んだバイオ4プレイヤーも多いと思われる。明らかに何回も死んで障害物を記憶することが前提の作りになっており、完全なる初見殺し。カプコンの鬼畜っぷりが垣間見られる。
ハードによる違い
どのハードも基本的には内容は同じだが、ハード性能の違いによる微妙な差異がある。
ゲームキューブ版
最初にリリースされたハード。何気にPS2版より綺麗で、しかもムービーシーンもプリレンダではないため、バイオシリーズ定番のコスチュームチェンジした衣装のムービーが流れる。また、残虐規制も緩い。しかし、おまけ要素に後出のものにしか無いものもいくらか存在する。
しかし、ソフトの入手は既に新品では出回ってないため簡単ではなく、かつPS2版以降に存在するおまけエピソードが無いためよほどゲームキューブ版にこだわりがなければ素直に後出のハードのものを買った方がよい。
PS2版
最初に移植されたハード。ハード性能がゲームキューブより劣るため、ハード性能に依存する部分、特にグラフィック面がデチューンされている。主に背景の樹の葉っぱや植え込みといった部分が中心で、ムービーシーンもPS2版のみプリレンダのため、スペシャルコスチュームが一切反映されない。また同時に出現する敵の数も他ハードだと11体だが、PS2版は9体までになっている。ただし、敵の積極性が上がっている。プロやマーセではすぐに後ろに回りこんでくる。故にマーセで高得点をたたき出すのがかなり難しい。
しかし、全体的な品質は当時の水準は十分に満たしているため、デチューンされたとはいえプレイ感覚は他ハードとほとんど変わらない程度に収まっている。また、PS2版ではおまけ要素が追加されており、隠し武器、追加コスチューム、および追加エピソードが存在する。
ソフトの入手がしやすく、WiiやPS3/Xbox360を持っておらず、PS2しか持っていない人にはこちらがオススメ。
Windows版
PS2版に準拠するが、MODが使用可能なため人気は高い。
値段が高い上に、現在では入手困難。海外版である「resident evil4」をうまく探したほうが安価で入手できる。
現在は1080p/60fps、マウス操作に対応したUltimate HD EditionがSteamにて販売されている。特にこだわりがなければこちらをオススメする。
Wii版
実質的な完全版。高いハード性能とPS2版のおまけ要素を組み合わせた、まさにいいとこ取りのバージョン。Wiiリモコンで操作可能だが、クラシックコントローラも使用可能。公式には記載されていないが、ゲームキューブコントローラでもプレイ可能である。クラシックコントローラとゲームキューブコントローラを使用する場合でもはじめは、Wiiリモコンにヌンチャク接続した状態で起動しないと始められない。(メニュー画面から差し替える必要がある)
隠し武器の性能が微妙に変化している。照準がこれまでのレーザーではなく、ターゲット方式に変更されている上、手ブレ補正があり操作性が非常によい。ナイフの下段攻撃も速い。さらに2択アクションがボタンを押すか、リモコンを振るかであり、サーチナイフであればアシュリーを攻撃しても死亡しないなど操作性の良さから難易度が低くなっている。リフト面など大幅に難易度が低下する場所も多々存在する。(リモコン以外だと従来のレーザー方式である)
現在は廉価版も出ているため、こちらも入手しやすい。
リバイバルセレクション
PS3/Xbox360で発売されたHDリマスター版。
720p出力に対応。実績・トロフィー・タイムアタック対応。
ただし、「the another order」などのプリレンダムービーはSD画質。
また、音源がPCM 2chに劣化しているので注意。
ヘッドショットの規制はあるが、基本的にWii版ベースで作られている。
PS3版は廉価版、セット版などが出ているため比較的入手しやすい。XBOX360版は通常版のみだが入手はしやすい。
Steam版
PC向けのHDリマスター版。
1080p・60fps出力、HDテクスチャに対応。Steam実績・トレーディングカード対応。ただし、「the another order」などのプリレンダムービーはSD画質。
この版独自の魅力として挙げるべき点は、
オプションでFPSとテクスチャが選択可能であること。
懐かしのオリジナルテクスチャで遊べるのは勿論、30FPSと60FPSでは細かな仕様に違いがある[3]ため、Wii・PS3世代までの旧世代機でやり込んだ人も全く同じ感覚で遊ぶことができるのは嬉しいポイント。
60fpsモードは発売当初安定性が低く細かいバグも多かったが、現在はアップデートによりほぼ改善されたと言ってよい。
PS4/XboxOne版
Steam版をCS向けに移植したもの。
一部モーションの倍速化が目立たなくなったが、細かいバグは残っている。
1080p・60fps出力、HDテクスチャ、。実績・トロフィー・タイムアタック対応。
オプションにモーションブラー効果、新しい操作タイプが追加。
また、PS4版のQTEコマンド「L1+R1」が「L2+R2」に変更されている。
PS4版はダウンロード・パッケージ販売、XboxOne版はダウンロード販売のみとなっている。
Nintendo Switch版
TVモード時の基本仕様はPS4版とほぼ同様。TVモード以外では解像度は720p、音声出力はステレオとなる。
最大の魅力は何といっても外出中でも楽しめること。
ただしパッケージ版の場合、入手できるのが「トリプルパック」[4]のみとなる選択肢の狭さが難点。
ダウンロード版なら単品購入が可能であるが、どちらを選ぶにせよ
使用中のmicroSDカードの容量が心もとない場合にはそちらの購入も視野に入れる必要がある。
難易度
ノーマル
国際基準難易度。しかし16段階の難易度が内部的に設定されており、ダメージの有無、死亡の有無などにより常時難易度が変更される。
簡単に言えば、死なずにスムーズに進めば難易度がどんどん上がってプロフェッショナルと変わらない難易度となり、攻略に手こずればアマチュアと変わらない難易度へとなっていくため、アクションが苦手な人でも攻略できるようになっている。
イージー
ノーマルよりも敵の出現数が少なく、一部ルートがカットされている。ショットガンを最初から所持している。アシュリー単独行動時の視点変更なし。アクションゲームが苦手という人におすすめ。ただし一部ルートがカットされているため、お宝のコンプリートは不可。
アマチュア
イージーよりもさらに低い「劇ヌル難易度」。アクションゲームが超苦手な人向け。受けるダメージが少なく、敵の体力も非常に低く、ヘッドショットも決まりやすい。弾薬の入手量と装弾数が通常の倍になっている。イージー同様、一部ルートがカットされているためお宝のコンプリートは不可。
何気にこの難易度もPS2版から追加された要素だったりする。
Wii版では即死攻撃を除くダメージが1/5となっており、さらに簡単になった。
プロフェッショナル
最高難易度。難易度ノーマルをクリアすると出現する隠し難易度。
与えられるダメージの低下、敵の体力の増加、敵の攻撃力が1.5倍、敵のスピードが非常に速い上にすぐ後ろに回り込む、2択アクションの反応時間が極端に短い、連打アクションで連打スピードが少しでも遅いと死ぬ、死んでもランクが一切下がらない(最高ランク15で固定)、寄生体の出現率増加、救急スプレーの販売回数に制限がある、守備力を上げるアーマー使用不可、リヘナラドールの寄生体数増加、要塞戦でマイクが殆ど働かないといった鬼畜仕様。こちらの攻撃力が低く敵の体力が高いため、弾丸を無意識のうちに多く使う事もある。弾丸の配分には注意しないといけない。
水の間や鉄球部屋など、敵の数が大幅に増大されているエリアもある。初期ライフのままだと雑魚敵の攻撃で2~3発、ボス敵は即死攻撃でなくとも即死するぐらい攻撃力が高くなっている。後半戦の戦闘員のスタンロッド攻撃や鉄球攻撃は体力が最大値でも2発で死ぬ可能性がある。リヘナラドールの噛みつき攻撃は体力が最大値でも振りほどくアクションが遅れれば即死する事も。黄色ハーブの積極的使用とこまめな体力回復、武器の改造は威力の強化を最優先に行うのが望ましい。
テクニック・小技
ドアはめ
chapter1の村中央や渓谷で使える技。木製のドアはハンドガンなどで穴を開ける事で攻撃を通す事ができる。この仕様を利用し、木製のドアにハンドガンで小穴を開け、ドアの近くで下段ナイフ攻撃をする事でドアに近寄った村人がどんどんナイフ攻撃を喰らう。アイテムもドア越しに取る事ができる。ただしchapter2以降は寄生体が出現するため使用は厳禁。
ハシゴはめ
ドアはめと違い、全面で役立つテクニック。ハシゴを登るとガナードはハシゴを必ず登ってくるという仕様を利用し、登ってくるガナードに対して下段ナイフ攻撃などでたたき落とす。ハシゴから落下した際もダメージが発生し、尚且つ後述するように落下のダメージでは寄生体が現れないため、非常に役立つ。ドアはめと違い、アイテムを取れないのが難点。
登ってくるガナードにマインスロアーを撃ち込めば下にいるガナードも爆発に巻き込む事ができる。ただしハシゴに近寄りすぎると飛び道具を喰らう可能性があるので要注意。
卵無限獲得
序盤の村中央と農場を往復する事で卵を大量に獲得する事ができる。この先の回復不足が怖い人には使える技。ただし忍耐を要する。
フェイント
ガナードに正面から接近するとガナードは攻撃アクションを起こす。この仕様を利用し、接近してすぐ真後ろに後退する事で攻撃が空振りになり大きな隙ができる。この間に一気に攻撃して倒すという全面で役立つテクニック。
ただしボウガンを持った敵には通用しないので注意。スキはリーチが長いため、かなり後ろに下がる必要がある。鎌、オノ、包丁、フレイル、スタンロッドを持ったガナードには非常に有効。
犬の消滅
chapter3の庭園迷路は後々アシュリーと共に訪れると難敵の犬が消滅している。しかしアイテムはそのまま残っているので、月のかけらを獲得したら早々に脱出し、アシュリーと再度訪れれば難なくアイテムを全て獲得できる。
ガトリングはめ
chapter5の冒頭。埠頭に登場するガトリング軍曹の攻略法。
ガトリング軍曹が現れたらスタート地点へ向かって戻りつつ、ガトリング軍曹をおびき寄せる。ガトリング攻撃に細心の注意を払い、スタート地点の段差を登り引きつける。ガトリング軍曹は段差を登る事ができず、段差の手前でガトリングも撃たずに右往左往するので、上からナイフや銃で楽に倒す事が可能。
装弾数改造による弾薬補充
武器商人に装弾数改造を頼むと弾薬が全回復する。この仕様を利用し、マグナムやマインスロアーといった貴重な弾薬を実質タダ(装弾改造費のみ)で貰う事が可能。弾薬切れ回避のためにも必須のテクニック。
全押し
ムービーではない2択アクションや回避アクションは回避ボタンに当たるものを全て押せば回避可能(PS2だとL1、R1、○、□を全押し)。サラザールの右腕戦やU-3ユニット戦、クラウザー戦で非常に有効。
無敵時間
体術中はもちろん、柵や窓枠を飛び越えたり、ハシゴを立てかけたり登る時は無敵時間が発生する。うまく活用すればダメージを回避できる。
肘鉄
武器を持っていないガナードに背後をとられると後ろから羽交い締めにされる。しかしこの状態ではダメージはうけない。素早くレバガチャを行えば肘鉄を食らわせる事ができる。わざと羽交い締めにされて武器を使わずに倒すという手が使える[5]。
マインスロアー活用法
アイテムを取ると敵がわんさか出てくる地帯が存在するが、敵が出てくるところにマインスロアーを撃ち込んですぐにアイテムを取ると、敵が出てくると同時に爆発に巻き込むことができる。なおマインスロアーは10発以上弾丸を所持しているとドロップアイテムとして出てこないので常に9発以下にしておくと貴重な弾丸を多数得られる。
カラス退治
いろいろな場所で見かけるカラスだが、バイオ3までのようなウイルスによって凶暴化したカラスではなく、ごくごく普通のカラスであり、こちらを攻撃する事はない。倒すと小銭(400ペセタ前後)やアイテムを落とす。chapter1-3でカラスが大量に密集したエリアがあるが、閃光手榴弾を投げれば一斉に倒す事が可能。しかも閃光手榴弾を1個落とすため、実質タダで数千ペセタを獲得できる。
寄生体の関係性
chapter2以降登場するガナードは寄生体が発生するが、ガナードには「寄生体が発生しない個体」「高確率で寄生体が発生する個体」「必ず寄生体が発生する個体」(下記の手段で止めを刺さない場合)の3種類が存在する。
落下ダメージ[6]や体術で倒すか、マインスロアーや手榴弾で爆発させるか、焼夷手榴弾で燃やして倒せば寄生体を出さずにそのまま消滅する。赤服の邪教徒は殆どの場合、寄生体が発生する。鉄仮面をつけた邪教徒からは寄生体は出ない(海外版は出る)。このように寄生体が出るガナードを覚えて対応する事で楽になる。
ガナードのセリフ
ガナードはスペイン語で会話をする。英語と違って日本では馴染みがなく、字幕もつかないので、プレイヤーがゲーム内で彼らの台詞を理解する手段はない。
プレイヤーの背後を取ったとき
村人「デトラス デティ インペシル(お前の後ろだ、バカめ!)」
邪教徒「ハハハハハ(笑う)」
戦闘員は「テ コヒ(もらった!)」
これらの声が聞こえたらすぐにその場を離れる必要がある。
敵に存在を気づかれたとき
男性村人「ウン フォラ ステーロ(よそ者だ!)」「ボス ボイア ロンペルア ペダゾース(八つ裂きにしてやる!)」「アガレロ(捕まえろ!)」「アイ エスタ(見つけたぞ!)」
女性村人「アイ エスタ(見つけたぞ!)」「コヘッドロ(捕まえろ!)」
邪教徒「アイ エスタ(見つけたぞ)」「マタロ(殺せ!)」
戦闘員「ムェレェテ(死ね!)」「コヘッドロ(捕まえろ!)」
まわりの村人や邪教徒が一斉に襲いかかる合図なので注意。
倒れた村人が起き上がるとき
「バスタ ジャイホデ プータ(やりやがったなテメー)」
こちらがダメージを負っているとき
「ミラロ エスタ エリード(奴は傷を負っているぞ!)」
ガナードのセリフや唸り声はアクションを起こすメッセージでもあるので耳を凝らすとよい。
難関ステージ
バイオハザード4にはユーザーのトラウマとなりうる、超難関ステージが数カ所存在する。
村中央
村の中心部で大量の村人と戦う。まだ装備が整っていないため、初見では思わぬ苦戦を強いられるステージ。規定数の村人を倒すか、制限時間が経過すると強制終了となる。一直線にゴールとなる扉へ向かったり、ショットガンがある2階建ての家に入るとチェーンソー男が現れるので要注意。
渓谷
chapter1中盤。連れ去られた先の渓谷で大量の村人と戦う。
ルートが多彩でいやらしい場所に村人が配置されている上、倒しても次々と村人が現れるため気が抜けない。ハシゴはめが役立つステージ。
籠城戦
chapter2最大の難関。ルイスと共に2階建ての家で次々と窓から侵入する村人と戦う。
40人の村人を倒すか、約5分耐えれば終了となる。ルイスはレッド9で援護射撃をしてくれるが、その攻撃で寄生体が出る事もある。前述の通り、ルイスを数回撃つと逆上されて撃ち殺されてしまうので注意。
水の間
chapter3最大の難所にしてバイオハザード4でも最高難易度を誇ると言われる鬼畜ステージ。
前半戦は、狭く、逃げ場や隠れる場所がない格子状の通路で大量の邪教徒と戦いつつ、2か所あるスイッチを踏み、クランクを回して通路を作る。アシュリーを連れている上隠す場所が無いので、アシュリーをかばいながら大量の邪教徒を捌いていく必要がある。
後半戦はアシュリーが2か所あるクランクを回す間、アシュリーに近寄ってくる邪教徒をライフルで狙い撃ちしなければならない。当然レオンにも邪教徒が寄ってくるため、悠長にスコープを覗いているヒマもない。
鉄球部屋
chapter5の難所。真ん中に溶鉱炉があり、最奥に鉄球の操作盤がある場所での戦い。アシュリーに鉄球の操作盤を操作させ(レオンが操作する事も可能)、壁を壊して通路を作らなければならない。しかし次から次へとガナードが現れるので注意。真ん中にある溶鉱炉に落とせば一撃死となるので有効に活用したい。
要塞戦
chapter5終盤の難所。アメリカからはるばるやってきたヘリ操縦士のマイクとの共闘。入り組んだ要塞で大量のガナードと戦闘となる。ノーマル以下の難易度ではマイクがどんどん敵や要塞を破壊してくれるが、プロフェッショナルの場合はマイクが全く働かない(あるいは仕事が遅い)ので自分で全ての要塞を潰す必要がある。
Ada The Spy
おまけモードの一つ。こちらはGC版から存在するおまけモードで、エイダを操作して「サンプル」を回収するのが目的。ただし本編とのつながりは無く、単純なミニゲームという感じが強い。セーブポイントもなくクリア時間も1時間もあれば十分な程度である。ちなみにこのときのエイダのコスチュームは本編でもスペシャルコスチューム1で反映される。
なお、PS2版までは何故かナイフが使えなかったため木箱などからアイテムを拾うにしても弾薬を消費しなければならないため、敵を倒しすぎないようにしなければならず、かなり苦しい。しかし、Wii版以降ではナイフが使えるため本編などと同じ感覚でプレイすることが可能となり、特にラスボスの難易度も大幅に下がっている。
the anoter order
PS2版より導入されたおまけモード。いわゆる「裏編」である。主人公はエイダで全5チャプターによって構成されている。
ウェスカーの命令により、寄生体サンプルの回収へ出向いたエイダの物語である。レオン編と同時の時間軸であり、最初の村中央でなぜ教会の鐘は鳴ったのか?クラウザー戦でなぜエイダは突如現れたのか?といった本編で明かされなかった謎がこのシナリオで解明する。
難易度はノーマルのみ。しかし武器の改造が一切出来ない事、エイダはレオンに比べて体力が低く、敵から受けるダメージが大きい事、全体的に敵の配置がかなり多い事などから難易度はかなり高い。火薬ボウガンといったエイダ編にしか登場しない武器もある。ただしボウガン本体もボウガンの矢も異常にアタッシュケースのスペースを取る。
THE MARCENARIES
本編をクリアすると遊べるミニゲーム。5人のキャラクターから1人を選び、4つのステージから1つを選んでスタート。制限時間2分の間にどれだけガナードを倒し、得点を稼げるかを競うモードである。
各キャラクターで性能が大きく異なる上、各ステージにはボスが存在する。敵を倒し、10秒以内に次の敵を倒すとコンボが発生。コンボが伸びれば伸びるほど大量のボーナス点が獲得できる(ただしタイミングによってはわざとコンボを切った方が点数が伸びる事もある)。途中で死亡してしまうといくらハイスコアをたたき出しても無効。いかに道中に存在する30秒1000点ボーナスアイテムや30秒、60秒、90秒のタイム加算アイテムを効率よく取り、コンボをつなげ、ボスを迅速に倒すかが問われる。
難易度は非常に高く、初見なら1万点行けば上出来。6万点行けば一人前。10万点を超えればうまい方と言われる。猛者になると20万点オーバー、100コンボオーバーという者もいる。鈴木史朗氏も20万点近いスコアをたたき出せる腕を持つ。
PS2版はハードの性能上、出現敵数が少なく、敵の速度が速い上、落ちているアイテム数も少ないためハイスコアの天井が低くなっている。wii、GC版の6万点とPS2版の6万点では後者のほうが難易度が高い。
キャラクター
レオン
本作の主人公。デフォルトで使えるキャラクター。ブラックテイルとライオットガンを所持。ライオットガンは近距離であれば敵をダウンさせられるが、あまりにも威力が低いため、普通のガナードも一撃で倒せない事が多い。ガナードを一撃必殺できる手段を持たず、手榴弾の数も非常に少ない最弱キャラ。主人公なのに。
エイダ
5人で最も移動速度が速く、パニッシャー、マシンピストル、セミオートライフルを所持し、焼夷手榴弾をたくさん手に入れる事ができる。使いこなせればかなりの強さを発揮するが、体力は5人中最低。ゴリ押しや特攻をして瀕死の状況を作ると移動速度も落ちてしまうため自殺行為である。武器の種類が多いため、アタッシュケースが満杯になりやすいのも欠点。セミオートライフルの装弾数も非常に少ない。
クラウザー
武器は高威力だが連射性能の悪いアーチェリーのみ。一見すると最弱と思うが、体力は5人中最大値で移動速度も速め。体術の威力も最高。閃光手榴弾が大量に手に入るので体術とボウガンを使い分ける立ち回りが必要となる。
左手が赤く光ると特殊能力「変身」を使用できる。ボスも一撃で葬り去るため、ボス戦では尋常でない強さを発揮する。ただし1回使うと約45秒経過しないと再度使えないので注意。
ハンク
バイオ2のおまけシナリオの主人公。武器はストック付きで一切手ブレがないマシンピストルのみ。手榴弾が大量に手に入る。敵を倒した時に落とす弾薬がマシンピストルの弾のみなので、弾薬不足に陥りにくい。頭を打ってよろけさせると一撃死の「処刑」(ネックツイスト)を繰り出せる。チェーンソー姉妹もこれで一撃死となるため、村ステージでは最強キャラ。
しかしマシンピストルの装弾はたったの100発なので弾切れには要注意。閃光手榴弾が殆ど手に入らないため、寄生体には最も苦戦する。チェーンソー姉妹以外のボスにはレオンと並び苦しい戦いを強いられる。マシンピストルによる撃ち込みと高威力で集団を一掃できる手榴弾の使い分けが攻略の鍵となる。
ウェスカー
クリティカル率5/12のハンドガン&なぜか付いてたサイレンサーに、セミオートライフル、高威力のマグナムキラー7を有する。武器の威力は絶大。体術も非常に強く、ダントツの最強キャラである。
ただし武器が多いため、アタッシュケースが満杯になりやすい。さらに一撃死の武器が多く敵をすぐに倒せてしまうのが仇となり、計算せずに敵を殲滅するとコンボが途切れやすいのが欠点。チェーンソー姉妹にはライフルとマグナムに強い耐性があるため、村ステージはやや不得手。
ステージ
村
序盤の難所「村中央」のステージ。平地が多く、スタート地点から一周すれば全てのタイムを獲得できる。村人は足は遅いが体力が非常に高く、焼夷手榴弾では一撃死にならない事が多いので注意。
ボスはチェーンソー姉妹。全部で6体登場する。ハンクの「処刑」やクラウザーの「変身」で一撃死可能。レオンはライオットでダウンさせ、ブラックテイルを連射すればすんなり倒せる。ライフルやマグナムに耐性があるため、エイダとウェスカーはやや苦戦する。チェーンソー攻撃は当然一撃死となってしまうため、生存が意外に難しいステージである。
古城
古城の入り口を改変したステージ。唯一スタートが固定であり、ルートもほぼ一本道で邪教徒が大量に登場するため、最高得点をたたき出せるステージである。
ボスはガラドール。全て出現条件がハッキリしており、出さずにクリアする事も可能。ライフルがあるエイダやウェスカーはすぐ倒せるが、レオンやハンクにとっては大苦戦必至のボスである。
砦
要塞戦の地形を改変したステージ。高低差が非常に大きく、マップが大きく入り組んでいる。しかもタイムが全て30秒。戦闘員は村人や邪教徒と比べて足が非常に速いが体力は低い。ハンドガンでハシゴからたたき落とすだけでも死亡する。敵がしばらく出てこない時間帯が存在する上、滑車による大移動もあり、コンボをつなげるのが非常に難しいステージ。
ボスはガトリング軍曹。エイダはライフル4.5発。ウェスカーはマグナム2発で葬れるが、レオンやハンクにとっては撃沈必至の恐怖の存在。倒すと1万点と破格の得点である。PS2版ではガトリング軍曹の出現タイミングが非常に遅いのでスコアを伸ばすのが厳しいステージである。
港
オリジナルの孤島の港ステージ。高低差が非常に大きく、ハシゴの昇降で大きく時間をロスする事が多く、コンボをつなげるのが砦ステージなみに厳しい。ここの戦闘員も足が速いが体力は低い。
ボスは最強最悪の巨大チェーンソー男。鎖で固定した二機の巨大チェーンソーを一心不乱に振り回し、襲いかかってくる。跳躍力が非常に高く、どんなハシゴも一跳びで越える。手榴弾でも怯まない事が多く、トラウマ必至の敵。エイダはライフルの集中砲火。ウェスカーもマグナムの集中砲火がベスト。レオンやハンクは (ry
空耳
バイオハザード4は空耳ネタが多い事で有名。敵が話す言葉はスペイン語であるが、空耳ネタに本来の訳などで突っ込むときは空気を読んでコメントする方がよい。日本語で見ればどれも爆笑モノの空耳だが、実際の訳はかなり怖い。(例:「おっぱいのペラペラソース」=「八つ裂きにしてやる」、「萌えれ~萌えれ~」=「死ね死ね死ね・・・」)
「おっぱいのペラペラソース」「あるあるねーよ!」「上がれよ」「お遍路」「お風呂」「腹減ったネスカフェ」「ウンコだ捨てろ!」「手コキ」「屁コキ」「おい、汚いのしてます」「名探偵」「変態プレイ」「モチっとした餃子」「あ、中野バーガー」「遠山さん」「どういうこと」「ゲームボーイ買ったんだ」「ゲイボーイ山田」「ヘボ山田」「あ、漏れる」「え、そうなんですか」「バイオ4出てます」「あーーん」「リストラしていい暮らし」「パスタ、インドで買った」「平野、絶対ニート」(村人・男)
「皿の上だと気持ちいい」「リストラしていい暮らし」「トヘロス」「いったいなぜなんだ」「変なスーパー」(村人・女)
「今月号」「ペチン!」「あー、おっくせんまん」「萌えれ~、萌えれ~」「森ねずみ」「どうですか、ネスカフェでも一緒に」「どうですか、ネスカフェデラックスだけでも」「ダイソーなんで安くなった」(邪教徒、戦闘員)
「PSPもね」「そうなん?」「うるせーな」「シーブリーズ」「驚異の2ヶ月」(レオン)
「サンドイッチ、チーズを愛してる」「デリバリーって素晴らしい」(サラザール)
「オカマに手を出す」「おっぱい寄せる」「マジでバイバイジェネレーション」「ソーリー、徳さん」「あー、よっこらしょ」(同行警官)
ついでの知識
- 開発初期には神谷英樹がディレクターを担当して製作されていたが、これは後に路線変更され、デビルメイクライとなった。ラスボスのジェットスキーなどにその片鱗が見られる。
- また壁から幽霊のようなものが出現するオカルト要素満載のバージョンも作られていた。
- プレイヤーの腕前によってリアルタイムで難易度が変動するノーマルモードや、常に難易度のランクが最高で固定されているプロフェッショナル(ハードモード)といった仕様は、のちに三上真司がクローバースタジオで開発した、GOD HANDにも受け継がれている。ちなみにこのゲーム、PS2史上最凶クラスの難易度を誇るマゾゲーとされている。
- 実写版バイオ4シリーズなるものが存在する。
- 加山雄三、鈴木史朗の両名も大絶賛。特に鈴木史朗はTHE MERCENARIESモードで10万点以上のスコアを出す程の腕前である(初見なら数千点が関の山。6万点出せれば一人前)。
- 本作では「最初から最後までナイフ以外の武器を絶対に使わない」という意味でのナイフクリアは不可能である。銃器でないと先へ進む仕掛けを解除できない場所があること、ナイフでは絶対に倒せない(ナイフが届かないのと、強制的に武装が変更される)敵がいるためである。そのため動画で「ナイフ縛り」とした場合はそのような場面では銃器を解禁していることが多く、さらに体術は有りとしている動画も多い。このようなことからナイフ縛りの定義で議論や揚げ足を取ると、まず荒れる元になるため「ナイフ縛り」の定義については必ず主コメや空気を読んでからコメントしよう。
関連動画
実況動画
プレイ動画
その他
関連商品
※ダウンロード購入可能なエディションは「関連リンク」に
公式ストアのリンクを記載
ソフト本体
「biohazard 4」(原作)
「BIOHAZARD RE:4」(リメイク版)
その他
関連コミュニティ
関連リンク
関連項目
脚注
- *GC版はWii、PS2版は初期型PS3、PS4版はPS5、XboxOne版はXboxSeriesX|Sのそれぞれで、上位互換機能によりプレイが可能
- *旧称「Oculus Quest 2」。なおVR版のため操作感や雰囲気等はその他の機種とは大きく異なっている点に注意
- *各種弾薬の倒した敵からのドロップ率に無視できないレベルの明らかな差異がある、焼夷手榴弾の総ダメージ量や判定持続時間が若干異なるため、一部の敵の対処難度や倒すのに必要な数量が変わってくる、一部のテクニックや小ワザが60FPSでは使えなくなっている等の相違点がある。
- *バイオハザード5及びバイオハザード6のダウンロード版プロダクトコードが同梱されたもの。当然ながら価格も3作分なので割高になる。
- *ただし肘鉄は体術扱いではなく、寄生体発生の可能性は生じる。
- *ダメージ量は高さに比例するが、腰の高さほどの柵の乗り越え阻止等、小さな高低差でも発生する。
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- バイオハザード
- ロックマンエグゼ
- ファイナルファイト
- 戦国BASARA
- ロックマンX
- DEMENTO
- ゴーストトリック
- ウォーザード
- マキシモ
- 魔界英雄記マキシモ マシンモンスターの野望
- ドラゴンズドグマ2
▶もっと見る
- 25
- 0pt