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この記事は第380回の今週のオススメ記事に選ばれました! よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
バイクとは、
- バイク(bike) → バイサイクル(bicycle)の略称。本来は「二輪車」全般を指す英単語だが、日本国内におけるバイクとは、「自動二輪車」の意として使用される事が多い。本記事も主に「自動二輪車」について記載する。
- バイク(baik) → インドネシア語で「良い」の意味。英語の「good」、「well」に当たる。基本「ク」は発音しない。
我が国では主にスズキ、カワサキ、ホンダ、ヤマハの4社が生産を行っている。
自動二輪車はオートバイとも呼ばれるが、これは「autobike」からきていると言われる。ただし、基本的には英語では自動二輪車は「motorcycle」や「motorbike」と呼ばれる。
概要(というか、有名コピペ)
彼のことは嫌いじゃない.ただ,苦手なだけ
彼は1つ先輩なのに,1つ年下.
この国の大部分は学歴で給料が決まる
彼はとても風景に馴染む車でやってくる.彼は風景を乱すことを好まなかった
彼には自然と不自然の違いを敏感に感じ取るセンスがある.
普段,必要以上な話をしてはくれない.いつも何かを考えている人だった
ある土曜日,私たちは休日出勤も終わり,彼とその先輩と3人で話しながら駐車場に向かっていた
「先輩,約束してた通りバイクで送りますよ」
駐車場に止めてある黄色い大きなバイクの前で私たちは立ち止まる
彼がこんなに派手なバイクに乗るとは想像もしていなかった
「後輩を送っていけよ.俺はいいからさ.な?」
そういって私はバイクの前に軽く押され,彼からヘルメットを手渡される
「じゃあ責任をもって君をお送りさせていただくよ」
そう言って彼はバイクにまたがり,私はその後ろに"ちょこん"と乗り込む
かっこいいバイクですねと彼に聞こえるように叫ぶと,彼はとても嬉しそうな目で振り向いてくれた
「しっかりつかまっててね!」
彼の背中に手をまわす.彼の背中はとても暖かく,とても頼もしいように感じた
彼のバイクは軽快に走り出す.バイパスを抜け,30分程で私の家に着く
道に詳しいのはいかにも彼らしかった.
「どんな感じだった?」
私たちは家の前で少し話しこむ.会社での彼の姿では,異例のことだ
「飛行機が離陸する時のような感じでした」
彼はとても嬉しそうに微笑む.本当にバイクが好きなんだろう.
彼のバイクを眺めながら,私たちは話し続ける.バイクには"suzuki"という文字が見える
「これ何ccなんですか?」
私の知っている数少ないバイクの知識と言えばヨンヒャクとナナハンだけだ
「650だよ.本当はイギリス向けのものなんだ」
「また後ろに乗せてください.」
社交辞令ではなく,本心でそう思った.そして,私以外の人に乗って欲しくないと思った
そして彼と黄色い"suzuki"の"650"の"イギリス向け"のバイクは帰っていった
それからしばらくたち,彼のバイクの後ろに乗る人はいなくなった
そして今,彼の"suzuki"の"650”の隣に私の"suzuki"の"250"が止めてある
私たちの"とてもハンドルの重い"風景に馴染む小さな車もその隣に.
414 名前:('A`) 投稿日:04/04/07 14:17
バイク(フルフェイスメット装着)で本屋の駐輪場へ
オレ『この辺に停めるか。あ、女子高生がいる』近くにいた女子高生2人組『あのバイクかっこよくない!?きっと乗ってる人もイケメンだよ!』
オレ『なんか期待されてる…。メット脱ぎずれぇ…』
オレ『仕方ない。脱ぐか。』
スポッ(メット脱いだ)
女子高生『あー』
オレ『あー』
ある蒸し暑い夜の事だった、愛車のハーレーでひとっ走りして来た俺は
家に帰ると、疲れからか熟睡してしまった。
夜10時を回った頃、ドアを叩く音が…
「誰?」面倒くさそうにドアを開けると金髪の美女が立っていた。
スラッとしたナイスバディの外人さんだ。
「いつも、私の事可愛がってくれてありがとう…今日はお礼がしたくて…」
何の覚えもない俺は多少のきな臭さも感じたが彼女の色香に負けて彼女を招き入れた
「早くしよ!時間が余りないから・・・」
彼女はそう言って、俺の上に圧し掛かってきた。
後は夢のようだった…彼女の上げる喘ぎ声は蕩ける様に官能的で、まるで
愛車のサンダーヘッダーが奏でる爆音の様だった。
彼女は俺の上に跨り激しく腰を振る。
俺は絶頂に達しようとしていた…すると、十二時の時報が鳴り響く。グキッ!嫌な音と共に下半身に激痛が走る。
俺は訳が判らずにすっぽんぽんになった腹の上を見て見た。
そこには先程の美女は見当たらず、愛車のハーレー(乾燥重量290kg)が
横たわっていた。
ドン・ドン・ドン!誰かがドアを激しく叩いている。
俺は動くことも出来ない。
陰茎の痛みで声も出せない。
「大家だけど!○○さんが部屋にバイク入れてエンジン吹かしてるって苦情出てるんだけど!
ちょっと入るよ!」
がちゃりと鍵を開ける音が俺の鼓膜に絶望的に響いた。
100 名前: 774RR 投稿日:2007/04/20(金) 20:26:26 ID:Ixk99F1f
ZRX400、エンジン半分死んでて吹かしてないとストールする状況で信号待ち。
隣に並んだ隼さんの怒りを買ったみたいでシグナルを仕掛けられた。
大きな道路の真ん中の車線だったのでエンストするわけにも行かず、
相手の コールに答えるみたいに吹かし続けなければいけなかった。
信号が青になった途端、隼さんは怒りすぎてクラッチミスをしエンストしてた。
俺は死んでるエンジン特有の下痢みたいな音を出しながら、
7000回転時速20kmと言う驚異的な速さで隼さんを置き去りにした。
ホンダ
のバイクを
ヤマハに持ち込む:まぁ、ホンダも直せなくはないけどね
スズキに持ち込む:ツマラン、どこかに細工してやろうか・・
カワサキに持ち込む:出てけゴルァァァァァァァァァァァ!!
ヤマハのバイクを
ホンダに持ち込む:おぅ、ヤマハさんのバイクか
スズキに持ち込む:打倒ホンダの僚友だ、バッチリ直してやるぜ
カワサキに持ち込む:けっ、優等生バイクか
スズキのバイクを
ホンダに持ち込む:けっこう癖のある作りしてんだよね
ヤマハに持ち込む:スズキさんか・・部品取り寄せとか大丈夫かな
カワサキに持ち込む:スズキか、最近小奇麗にまとまっちまいやがって・・
カワサキのバイクを
ホンダに持ち込む:カワサキか・・
ヤマハに持ち込む:カワサキか・・
スズキに持ち込む:カワサキか・・
カワサキに持ち込む:カワサキか・・
審:はーい 注目! 今日は新しいお友達を紹介しまーす。 じゃ お名前は?
泥:・・・泥帝です。 ・・・お友達になってください。
皆:ザワザワ・・・
XR:こんにちは。泥帝ちゃんて、倒立だけどちょっと細いし・・・
RMX:なんだよ!おれなんて正立だぜ? てめえの倒立よりくぁwせdrftgyh!
審:はいはい、やめなさい! 君たちはほんとに。 じゃ、泥帝ちゃん、特技は?
泥:うーんと、えーと、高回転かな・・・
KLX:ほほーん、闘う? まあ、わたしについてこれるのは。 デートラ君だけね。
RMX:はぁん? おなじなだけだろーが! ふざけたくぁwせdrftgyふ!
泥:あ、ちがうの、そんな意味じゃなくて・・・
XR:ちょっとRMXくん、前にでないでよ。くさいのよ。 ところで、泥帝ちゃんは、航続距離どれぐらい?
泥:うーんと、あんまり気にしたことない・・・
RMX:たりめぇだよなぁ、おれたちゃそんなの関係ねー!
泥:あの、RMX君、お友達になってくれるの・・?
CRM:いやいや、誤解されるようなこと言っちゃ困るなぁ、同じ機構とは思われたくないね・・ぶつぶつ
DR:泥帝ちゃん、・・・いいにくいんだけど、あんまりオイル飛ばさないでくれるかい。
泥:あ、ごめんなさい! 妹はあんまり飛ばさないんだけど、あたしは・・・
RMX:ぐはは、それ言われて下がるわけにはいかねぇあqwせdrftgyふ!
KDX:迷惑はよくないと思います!
KLX:そーいや、ちょっと、あんたの妹なかなかのトラクションね。あんたはどうなの?
泥:妹は、その、あんまり高回転じゃなくて、その、あの・・・
DR:あんまりいじめるなよー けっこうかわいいじゃん、泥帝!
XR:みんなでお絵かきでもしようよー
CRM:えぇー お山がいいなー
審:はいはい、そろそろ、今日はお外であそびましょうねー こらー! みんなでいくのよー!
RMX:うおー! あqwせdrftgyふj!
必要な運転免許
大型AT車両の扱いについて
大型二輪のAT限定免許の総排気量制限が650cc→無制限に変更される。そのため、従来運転不可能だったホンダ・NC750シリーズDCTやVFR1200DCT、アフリカツインDCT、ヤマハ・FJR1300AS、ジレラ・マーナ、アプリリア・SRV850等の公道上での運転が可能になる。
内燃機関車両・ハイブリッド車両の場合
従来と変わらない。
- 原動機付自転車(排気量が50cc未満)
- ミニカー(三輪or四輪で、排気量が50cc未満)
- 小型自動二輪車(50ccを超え125cc以下) いわゆる「原付二種」
- 普通自動二輪車(125ccを超え400cc以下)
- 大型自動二輪車(400ccを超えるもの)
電動モーター車両の場合
2019年12月1日改正基準による区分、また2024年春改正見込みの区分。
- 特定小型原動機付自転車(モーター定格出力が0.6kW以下かつ最高速度20km以下)
- 原動機付自転車(モーター定格出力が0.6kW以下)
- ミニカー(三輪or四輪で、モーター定格出力が0.6kW以下)
- 小型自動二輪車(モーター定格出力が0.6kWを超え1kW以下)
- 普通自動二輪車(モーター定格出力が1kWを超え20kW以下)
- 大型自動二輪車(モーター定格出力が20kWを超える)
車両の種類 | |||||||
特定小型原付 | 原付 | ミニカー | 小型二輪 | 普通二輪 | 大型二輪 | ||
免 許 の 種 類 |
未取得(満16歳以上) | ◯ | × | × | × | × | × |
原付 | ◯ | ◯ | × | × | × | × | |
普通自動車 中型自動車 大型自動車 大型特殊自動車 |
◯ | ◯ | ◯ | × | × | × | |
普通二輪(小型限定) | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × | |
普通二輪 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | |
大型二輪 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
受験資格年齢・試験カリキュラム
年齢 | 技能試験の有無 | |
原付 | 16歳以上 | 無 |
小型限定 | 有 | |
普通 | ||
大型 | 18歳以上 |
通行可能な道路・定員・法定最高速度・車検の有無
内燃機関車両の場合
原付 (~50cc) |
ミニカー | 小型 (51~125cc) |
普通 (126cc~250cc) |
普通 (251cc~400cc) |
大型 (401cc~) |
|
高速道路・自動車専用道路の通行 | × | × | × | ◯ | ◯ | ◯ |
二人乗り | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
車検 | 無 | 無 | 無 | 無 | 有 | 有 |
法定最高速度 | 30km/h | 60km/h | 60km/h | 一般道60km/h 高速道100km/h |
電動モーター車両の場合
特定小型原付 (0.6kW以下) |
原付 (0.6kW以下) |
ミニカー | 小型 (0.6kWを超え1kW以下) |
普通 (1kWを超え20kW以下) |
大型 (20kWを超える) |
|
高速道路・自動車専用道路の通行 | × | × | × | × | ◯ | ◯ |
二人乗り | × | × | × | ◯ | ◯ | ◯ |
車検 | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 |
法定最高速度 | 20km/h | 30km/h | 60km/h | 60km/h | 一般道60km/h 高速道100km/h |
※高速道路・自動車専用道路の二人乗りは、運転者が20歳以上かつ、大型自動二輪or普通自動二輪車免許を取得してから3年以上経過している人のみ可能。
※一般道での二人乗りは運転者が初めて二輪免許取得(どのクラスでも良い)してから1年以上経過している人のみ可能。
※首都高の都心部分は無条件で二人乗り禁止なので注意。ただしサイドカー付きを除く。禁止エリアはコチラ(警視庁HPに飛びます)
税金
バイクの税金は「軽自動車税」となり、毎年4月1日時点で保有している者に対して課税され、5月中に登録所在地の市町村に納付しなければならない。普通の自動車税と異なり、1年単位での課税なので途中で廃車しナンバープレート返納を行っても税金の月割計算は行われない。
車種 | 課税額 |
特定小型原付 | 2000円 |
原付(50cc未満) | 2000円 |
原付二種乙(90cc以下) | 2000円 |
原付二種甲(125cc以下) | 2400円 |
ミニカー | 3700円 |
普通二輪(126cc~250cc) | 3600円 |
普通二輪(126cc~250cc)の トライク(三輪)の場合 |
3600円 |
普通二輪・大型二輪(251cc~) | 6000円 |
なお、軽自動車税は法律により市町村の裁量で最大で通常の150%まで値上げが可能となっている(例:北海道夕張市などは実際に通常の150%を課している)。
普通二輪・大型二輪には重量税も課税され、126cc~250ccクラスの場合は新規登録時(中古車等で納入済み書類がある場合は課税されない)、251cc以上クラスの場合は車検ごとに課税となる。
車種 | 課税額 |
126cc~250cc トライク含む |
4900円 |
251cc~ | 3800円 |
ニコニコ大百科内に単独記事のある車種
バイクの車種名一覧 ←こちらを参照されたし。
バイクのジャンル
- スーパースポーツ
車体が暴れるほどのパワーを発揮するエンジンを持ち、舗装路での運動性能に優れる。空気抵抗を抑えるために小型で軽量な車体が採用され、全体がカウルで覆われている。そこから「フルカウル車」、スーパースポーツを略して「SS」とも呼ばれることもある。
メーカーの技術力を誇示するフラッグシップ的モデルとなりやすく、motoGPやSBK(スーパーバイク世界選手権)などのレースで得られたデータが真っ先にフィードバックされているものが多い。
ライダーは基本的に前傾姿勢での運転を余儀なくされるため、長距離走行時の疲労が溜まりやすいという欠点を持つ。
主な代表車種はホンダ・CBR1000RR、ヤマハ・YZF-R1、スズキ・GSX-R1000、カワサキ・ニンジャZX-10R、BMW・S1000RR、ドゥカティ・スーパーバイクシリーズ(999・1098・1198)、アプリリア・RSV4など。
スーパースポーツと呼ばれるのは主に1000ccクラスで、600ccクラスでは「ミドルスポーツ」(例:ホンダ・CBR600RR、ヤマハ・YZF-R6、スズキ・GSX-R600、カワサキ・ニンジャZX-6R、トライアンフ・デイトナ675など)、
それ以下だと単に「スポーツ」(例:カワサキ・ニンジャ250R、ホンダ・CBR250R、メガリ・250R、ヒョースン・GT250Rなど)と呼ばれることもある。呼び方大杉。 - ネイキッド
上記のスーパースポーツ(フルカウル車)に対して、カウルをほとんど持たずエンジン等のメカ部分がむき出しになっているもの。
ヘッドライト周りにのみ装着されるハーフカウルを備えたもの(例:ホンダ・CB400スーパーボルドール、ヤマハ・FZ1フェザー、スズキ・バンディット1250S、カワサキ・ZRXなど)もこちらに分類される事が多い。
丸型または四角型のライト・並列4気筒エンジン・左右に1本ずつのリアサスペンションを装着した車種は日本において根強い人気を誇り、「バイク」という単語からこのジャンルのバイクを思い浮かべる人も多い。
教習所で用いられるMT教習車はほとんどがこのカテゴリである。ゆる「族車」と呼ばれる改造車のベースとしても人気。
主な代表車種はホンダ・CBスーパーフォア(400,1300等)、ヤマハ・XJRシリーズ、スズキ・イナズマ、スズキ・バンディット、カワサキ・ゼファーシリーズ、ドゥカティ・モンスターシリーズなど。
- ストリートファイター
1990年代、イギリスのバイク雑誌「ストリートファイター」がフルカウル車からカウルを剥ぎ取り、オフロードバイクのヘッドライトを移植し、街乗り向けにバーハンドルを装着したカスタムを新ジャンルとして提唱した、というのが始まりと言われている。
シティユース寄りに調整されたスーパースポーツのエンジンを専用設計のフレームに搭載したネイキッドもこれに含まれる事が多いが、中には「カウルが無いだけのスーパースポーツ」と言うべき過激な車種も存在する。
当ジャンルをネイキッドとして扱うかはメディアや個人によって諸説あるものの、ここでは便宜上ネイキッドの派生形として紹介する。SS譲りのエンジンに変わった形のヘッドライトとモノサスがトレードマークと言えるか。
現行車種はホンダ・CB1000、ヤマハ・FZ1、スズキ・GSR750、カワサキ・Z1000、アプリリア・トゥオーノ、トライアンフ・ストリートトリプル、ドゥカティ・ストリートファイター、KTM・デュークシリーズなど。
- ストリートファイター
- ツアラー
長距離走行に向いたマシン。スタイルは千差万別だが、スーパースポーツに似ているものやハーフカウルの付いたネイキッドに似たものが多い。主に前傾姿勢での運転をしなくてもいいようにアップハンドルが採用され、シートも長距離走行に適した素材・形状でつくられている。シールド(風防)も比較的大型のものを備える。荷物を積むためのリアボックスやパニアケース等も比較的取り付けやすい。
エンジンは低中速域での扱いやすさを重視したものが多く本格的なスポーツ走行はネイキッドやスーパースポーツと比べると不向きである。BMWが得意とするジャンルでもある。
有名なものはホンダ・ゴールドウイング、ヤマハ・FAZERシリーズ、カワサキ・ZZRシリーズ、BMW・K1600GTLなど。- アルプスローダー
ヨーロッパに多く存在する石畳などの荒い路面に対応するため、主にストローク量の多いサスペンションを備えたツアラーの派生型。その成り立ちからヨーロッパに置いて主流ジャンルのひとつとなっている。高速道路での快適な走行性能を維持しつつも、ちょっとしたオフロードを走れる程度に作られている。
国境越えクラスのツーリングを視野に入れているため車体は頑丈かつ大柄。車種によってオフロードバイクの意匠が色濃く出ていたりモタードっぽかったりと個性派揃いなジャンル。
代表車種はホンダ・トランザルプ、ヤマハ・TDM900、スズキ・V-Strom、カワサキ・ヴェルシス、ドゥカティ・ムルティストラーダなど。 - アドベンチャー
近年増加傾向にある、大陸横断から地球制覇までもを視野に入れたツアラー。標準装備の大径のホイールに車種によってはオフロード用タイヤを履き、長いストローク量のサスペンション、長時間のツーリングをサポートする数々の電子制御システムを装備。砂漠すら走破するまさに何処でもアリの旅バイクとなっている。
アルプスローダーとの区別は曖昧だが、大体はメーカーが「これはアドベンチャーだ」と言い張っているのでそれはアドベンチャーである。
BMW・R1200GSが火付け役となり、後発としてホンダ・クロスツアラー、ヤマハ・XT1200Zスーパーテネレ、トライアンフ・タイガーエクスプローラー、KTM・990アドベンチャーなどが発表されている。
- アルプスローダー
- メガスポーツ
ツアラーのような大柄な車体に、スーパースポーツの要素を取り込んだマシン。徹底的な空気抵抗削減と圧倒的パワーで、90年代~2000年代初頭にかけて各メーカーより最高速度重視のフラッグシップマシンとして販売されていた。直線番長のように思われるがスポーツ性能も高く、峠などのタイトなコーナーも難なくこなす。
ホンダ・CBR1000F、スズキ・GSX-R1100、ヤマハ・FZR1000、カワサキ・ZZR1100の四機種に始まり、ホンダ・CBR1100XXスーパーブラックバード、カワサキ・ZZR1200(ZX-12R)、スズキGSX1300Rハヤブサの三機種が「メガスポーツ」というジャンルを築き上げた。ちなみに、各メーカーであまりにも盛り上がりすぎたためバイクにも300km/hリミッターの速度規制が出来てしまったのは有名な話。
国内メーカーの現行機種ではスズキ・ハヤブサ1300(GSX1300Rハヤブサから改名)、カワサキ・ZZR1400。現在この2機種で2輪市販車最速の称号を争っている状況である。 - クルーザー
「アメリカン」とも呼ばれる。長いホイールベースと低いシート高が特徴。ライダーは足を前に投げ出すような格好となり、ツアラーなどと同じく長距離走行に向いている。
エンジンは馬力よりもトルクとフィーリング重視の設計にされていることが多く、高速道路などの直線道路をゆったりとクルージングするのに向いている。旋回性能が低く車両重量も重いため、駐車場での取り回しがしづらいという欠点を持つ。
ハーレーダビッドソンのバイクは殆どがこのタイプである。エンジンは殆どが空冷V型2気筒を採用している。
主な代表車種はホンダ・シャドウ、ヤマハ・ドラッグスター、スズキ・イントルーダー、カワサキ・バルカンなど。
専用設計エンジン搭載の2輪車としては世界最大排気量(2300cc)を誇るトライアンフ・ロケットⅢもこのジャンル。中にはシボレー4輪用の6000cc超のエンジンを搭載したものまで存在する、正にアメリカンドリームなジャンルと言える。- ドラッガー
クルーザーの派生型で、ドラッグレーサー風味のスタイリングを持つバイク。前傾姿勢での運転をしやすいよう曲がりの少ないバーハンドルが採用され、ギア比の変更(クロスミッションの採用やローギアード化)、車高のローダウン化、クルーザーに比べ後方に移動されたステップを持つ。
搭載するエンジンは水冷化されたV型2気筒や直列4気筒、V型4気筒などさまざま。中にはネイキッドとアメリカンの折衷のような車種もあるが、ロー&ロングの車体に先述のようなハンドルバーが付いていればこのジャンルに分類される事が多い。
主な代表車種はホンダ・X4、ヤマハ・VMAX、スズキ・ブルバードM109R、カワサキ・エリミネーター、ハーレーダビッドソン・VRSCなど。
- ドラッガー
- ストリート
ネイキッドから更に余分なものを取り除いたかのような小型で軽量な車体に、太いブロックタイヤを装備。絶対的な性能は高くないが、軽さゆえに取り回しがしやすくちょっとしたオフロードなら走ることも可能。
価格が比較的安価で、主に若者に人気がありファッション感覚で乗られることが多く、特徴的なデザインを持つ車種が多い。
現行のラインナップの中では250ccを超える排気量のものは存在せず、全ての車種が単気筒エンジンを搭載している。
主な代表車種はホンダ・FTR223、ヤマハ・TWシリーズ、スズキ・グラストラッカー、カワサキ・250TRなど。 - オールドルック
別名:レトロ。クラシックとも呼ばれる旧車風のスタイルを持つ。とは言っても中身は新しいものが採用されている。クルーザーと共におしゃれなイメージを持たれる事の多いジャンルでもある。
50ccの原付クラスから大排気量でスポーツ走行を意識したものまで様々な車種が存在し、これらを好んでカスタムする人も多い。
主な代表車種はホンダ・CB400SS、ヤマハ・SR400、スズキ・ST250、カワサキ・Wシリーズ、トライアンフ・ボンネビル、ドゥカティ・GT1000など。 - オフロード
アスファルト舗装のされていない悪路を走破するために作られたバイク。硬派なモデルでは「モトクロッサー」とも呼ばれる。サスペンションのストロークを確保するために必然的に車高は高めに設計されている。
不整地における転倒からの引き起こしやジャンプ、ウィリー(フロントアップ)を行うために車重がかなり抑えられており、その軽量性は街中でも威力を発揮する。ホイールは殆どが耐衝撃性に優れているスポークホイールを採用している。
仮面ライダーが乗るバイクのベース車両としてもしばしば用いられている。
主な代表車種はホンダ・XRシリーズ、ヤマハ・セロー、スズキ・ジェベル、カワサキ・KLX250など。 - ビジネス
新聞配達や郵便配達、出前などで使用される。比較的高耐久で、低燃費な車種が多い。ホイールサイズが大きいので悪路の走行もそれなりに向いている。
自動遠心クラッチを搭載し、クラッチ操作不要なマニュアル車(セミオートマチック車)が殆どであったが、今ではVベルト無段変速機(CVT)を搭載したフルオートマチックの車種も存在する。
主な代表車種は、ホンダ・スーパーカブ、ヤマハ・メイト、スズキ・バーディーなど。なお、カワサキにはこの車種は日本では存在しないが、タイなどの東南アジア向けには生産を行っている。 - スクーター
椅子に座るような姿勢で乗車するバイク。現行のスクーターでは殆どがシート下に収納スペースを持つのが特徴。ホイールは小さいので悪路の走行には向かない。
基本的に、Vベルト無段変速機(CVT)により変速操作は不要だが、一昔前のベスパなどでは、一般的なマニュアル操作のバイクと同じく、左手でクラッチ・右手で前ブレーキ・フロアペダルで後ブレーキを操作し、左グリップをひねることで変速操作を行っていた。
最近では、"ビッグスクーター"と呼ばれるジャンルのスクーターも流行している。目安としては排気量が125ccオーバーで、ホイールベースが長い(約1.5m以上)車種が相当する。そのため、たとえ125ccオーバーでもスズキ・ヴェクスター150やホンダ・フリーウェイ250、アプリリア・スポーツシティ250などはビッグスクーターには入らないとされている。
AT車が大半を占めるスクーターは変速操作が不要なので、ツアラーやクルーザー以上に簡単で快適な走行が可能となっている。車体は前後に長く、車体重量も重めだが、クルーザーほど取り回しは困難ではない。
また、ヨーロッパ、特にイタリアでは「ラージホイールスクーター」というものも主流である。一般的なスクーターのホイールサイズは主に125cc以下で10インチ~12インチ、それ以上のクラスで12~15インチとなっているが、ラージホイールスクーターは16インチ以上のものを指す。
イタリアでは未だに石畳の道路が多く、スクーターの弱点であった悪路での走行のしにくさを克服するために考案された。アプリリアのスカラベオシリーズがその始まりとされており、シリーズ累計25万台以上を売り上げる大ヒットとなった。それに追随して、マラグーティ・パスワード250やキムコ・ルッカー125、ホンダ・SH150などが登場し、イタリアではラージホイールスクーターの市場競争が確立している。 - 4ストミニ
小排気量の4ストロークエンジンを搭載した小型車(スクーター除く)のことで、特にホンダ・モンキー/ゴリラ/エイプ、XR50&100、カワサキ・KSR110辺りを指す。
このジャンルはカスタム文化が非常に盛んで、改造パーツも豊富に存在する。ヘビーなカスタムマニアはモンキーのカスタムに数百万円以上を費やす魔改造を行うこともあるのだとか。 - モペッド
自転車に無理やりエンジンを載せた形式。文字通りの「原動機付自転車」である。エンジンの始動にはペダルをこぐことで行う。イタリアやフランスなどでは、現地の免許制度上無免許で運転が可能なほどおおらかである。そのため、一般的な自転車や電動アシスト自転車と同様に使われている。
日本では第二次世界大戦以降は無免許で運転できたが、今ではヘルメットをかぶったり、ナンバーを取得したり、現状では原付と同様の扱いになりナンバー取得や運転に原付免許が必要であったりするため、イタリアやフランスほど普及はしていない。しかし2024年に車両区分に特定小型原付が追加され、モーター駆動の電動式モペッドも特定小型原付として扱われる見込みであり、16歳以上であれば免許不要、ヘルメットも原付以上のバイクとは異なり努力義務にとどまる事から、電動キックボードと共に普及が見込まれている。
日本では、フキ・プランニングというメーカーのみが製造している。
主な代表車種はプジョー・ヴォーグ、トモス・クラシック、ザックス・オプティマなど。
もちろん、中には上記のジャンルに含まれないような真の個性派も存在する。バイクに乗ってみたいと思ったなら、まずは自分の気に入ったジャンルを決めてみるのも良いかもしれない。
主なメーカー・ブランド
※メーカー・ブランド名をクリックすると公式サイトもしくは輸入総代理店にリンクします。
(リンクマークがあるもののみ。★があるものは日本語サイトがありません。)
日本
本田技研工業 →大百科内単独記事
ヤマハ発動機 →大百科内単独記事
スズキ →大百科内単独記事
川崎重工業 →大百科内単独記事
フキ・プランニング(日本唯一のモペッドメーカー)
CKデザイン(「仔猿」という、公道走行可能な日本最小の原付を製造している。)
アメリカ
ハーレーダビッドソン →大百科内単独記事
ビューエル(1998年からは、ハーレーダビッドソン内のブランドとなった。2009年10月事業撤退。) →大百科内単独記事
ボスホス
カノン(公式サイトなし)
タイタン(公式サイトなし)
インディアン(1959年に廃業したが2006年に復活、2008年に新型「チーフ」を発売。)
ベクトリックス(電動オートバイを製造)
イギリス
ドイツ
BMWモトラッド →大百科内単独記事
MZモトラッド(2008年事業撤退。公式サイトなし。)
ザックス
イタリア
ピアジオ
ジレラ(1969年以降はピアジオの傘下) →大百科内単独記事
アプリリア(2004年8月以降はピアジオの傘下) →大百科内単独記事
ドゥカティ →大百科内単独記事
モト・グッツィ
MVアグスタ
カジバ
マラグーティ
イタルジェット ★
ベネリ ★
アディバ(屋根付きビッグスクーター「AD」シリーズを製造している。かつてはベネリで製造されていたが独立した。)
ビモータ
ヴァイルス★
フランス
スペイン
オーストリア
オランダ
スウェーデン
台湾
韓国
ヒョースン(レッドバロンが、日本における唯一の代理店である。)
デーリム ★
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