バクテリアンとは、
- 漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター。第21回天下一武道会にて、クリリンの1回戦の対戦相手となる。生まれてから一度も入浴したことがないため、非常に不潔で悪臭を漂わせる。恐ろしいことに本職はコックだが、腕前は悪くない模様。
- ビデオゲームシリーズ『グラディウス』に登場する敵キャラクター。下記で解説。
『グラディウス』シリーズのバクテリアンとは
シューティングゲーム「グラディウス」シリーズに登場する敵集団、およびそれを統率する存在。
無機物・有機物入り乱れた戦闘集団を引き連れ、幾度となくグラディウス軍を壊滅寸前まで追い詰めた後、その都度少数の超時空戦闘機による突撃をみすみす中枢部まで許し、無抵抗のまま再来を予告して爆発するのが仕事。
敵超時空戦闘機の攻撃を無効化する装甲を作る技術がありながら、弱点をモロに露出させ且つカバーをわざわざ破壊できる素材の装甲にしたり、敵戦闘機の弱体化に伴い攻撃の手を緩める等、敵が何もできない状態にならないよう周到な準備を怠らない。
主な活動履歴
1985 | グラディウス | 初出演作。当時としてはずば抜けてバリエーションに富んだステージ構成が評価される。 トリの大物アトラクションとしてビームバリアを用意するが、悉く床張り付きで対処され完全スルー。最後の潔い無抵抗振りが以後の規範となる。 |
1986 | 沙羅曼蛇 | 前作6面のテイストを発展させた生物的な構成と縦スクロール面で、新規ファンにアピール。人気タレントのゴーレムやガウもこのときデビューを果たす。 |
1987 | ライフフォース | |
グラディウス2 | グラディウス軍よりヴェノム氏がゲストとして参加。(後に正規メンバーとして移籍) 「はいここから折り返し」でジェイムスと多くのプレイヤーを唖然とさせる。 |
|
1988 | グラディウスII -GOFERの野望- |
後のシリーズでもたびたび踏襲される、多彩なステージ設計が人気を博す。 主役を張った中間管理職のゴーファー氏も人気。 |
1989 | グラディウスIII -伝説から神話へ- |
観客からの意見を取り入れ、バクテリアン氏本人も登場する力の入れよう。 ステージも一際ゴージャスだが、難易度も当たり判定もゴージャスにしたため客層が絞られた。 |
コズミックウォーズ | 別ジャンルへの進出に挑んだ意欲作。 初のプレイヤー(2P)抜擢に、会見では涙する一幕も。 |
|
1990 | グラディウスIII(SFC) | マイルドで一般受けする方向に調整を行ったステージ構成。 家庭用再演時のアレンジに定評のあった、当時のバクテリアン氏を象徴する好演。 |
1997 | ソーラーアサルト | 地球時間で約7年ぶりの活動再開。 3Dの舞台で弱点モロだし軍艦を表現する挑戦に注目。 |
グラディウス外伝 | 2面及び最終ボスにてカメオ出演。短い時間ながらも存在感をアピールし、旧来ファンに笑顔を与える。 | |
1999 | グラディウスIV -復活- |
3D表現と定評のあったIIのステージ構成をミックスした、温故知新の設計が特徴。 その時々のライブ感を重視したい、とアドリブプレイに重点を置いた時期。 |
2004 | グラディウスV | 『レイディアントシルバーガン』や弾幕系STGに感銘を受けたヴェノム博士がプロデュース。 ジャガイモ・カニ・お肉・ちくわといったグルメツアーや、バスクリンとのコラボ企画も好評。 |
2007 | オトメディウス | 新シリーズのテイストに合わせ、かわいいペンギン姿で愛嬌をふりまく。 但し人類を捕縛して改造実験している公式設定があるので、効果のほどは定かではない。 |
2008 | オトメディウスG(ゴージャス!) | |
グラディウスリバース | ヴェノム博士とジェイムスが久々の共演。 二人のアドリブによるメタ発言会話が話題となる。 |
|
2011 | オトメディウスX(エクセレント!) | 前作とは打って変わり、シナリオがややシリアス寄りになったことを受け、メカメカ振りと女の子を大幅増強。 でもパロディウス的なステージも忘れない遊び心ある侵略者。 |
グラディウス・ザ・スロット | 新たにパチスロのホールにも足を延ばすバクテリアン一同。グラディウス軍にイケメン美女が増えたが、バクテリアンの方は特になし。 まあオトメのほうがあったし。 |
その他出演多数。今後も、人類が(続編の)欲望をもち続ける限り何度でも甦ってくれるらしい。
またよろしくお願いします。
所属タレント
『グラディウス』シリーズ
- バクテリアン
- 軍隊に自分の名前をつけているバクテリアン軍のワンマン社長ボス。
- 意外とシャイなようで、「グラディウスIII」にしか直接は姿を現していない。最終局面までたどり着いたプレイヤーに、復刻ステージという粋なサービスをしてくれる。
- 彼曰く「我々は人々の欲望から生まれた」存在。具体的には皆様の応援によるものです。
- ゴーファー
- 「II」「ゴーファーの野望エピソードII」「IV」で登場した、バクテリアンの中間管理職。
- 野望に燃えた結果、以降のステージ設計にもリスペクトされるほどの多彩なギミックを発明、グラディウス軍側からも高い評価を受けついでに血管を切られる。「IV」ではにらめっこにも応じるニクい御方。実は二児のパパである事も判明。奥さんは一般人なのか不明だが、いまだ非公開
- ヴェノム博士
- グラディウスから移籍した、MSX版グラディウスシリーズのストーリー系列に登場する愛されキャラ。びっくりする事にこの記事よりも初版が古い単独記事がある。詳細はそっちに任せた。
- ビッグコア
- 「グラディウス」の殆どの面のボスで、バクテリアン軍の主力艦。
- 回を追うごとに扱いがモブキャラに近づきつつあるが、表に出ないボスの代わりにバクテリアンの代表としても活躍しており、主役機体・美少女化・痛ビッグコア化と新境地開拓に余念がない。実況おしゃべりパロディウス(SFC版)ではビッグコアの本気を見せつけパロディウス軍団の度肝を抜いてみせた。
- また、兄弟親戚が恐ろしく沢山いる。特に弟のMk.IIはFC版グラディウスII公演の際、うっかり間違えて江戸時代に行ってしまい天下の大泥棒イシカワ・ゴエモンに袋叩きにされてしまうハプニングに見舞われた。
- ダッカー
- 軽快に駆けまわる足つき砲台。
- かわいい動きと絶妙なウザさの弾発射スキルで、多くのプレイヤーから注目を浴びる存在。
- ボスに出世したヘビーダッカーは掟破りの画面奥からのスナイプをやってのけた。
- ジャンパー
- 飛びはねて弾をばらまくファンキーな砲台。
- ダッカー以上のかわいい動きとダッカー以上のウザい弾発射スキルで、やっぱり多くのプレイヤーから注目を浴びる存在。
- モアイ
- イースター島に親戚がいる、愛嬌ある顔型砲台。元々遺跡として佇んでいたところをバクテリアンがスカウトした。
- 口からドーナツイオンリングを吐くだけでもインパクトがすごいのに、回ったり目からレーザー出したり跳ねたりワープしたり高校生になったりと芸達者。一族の中には喧嘩の果てに家出して異形のエイリアンとの戦いに身を投じ、その功績からスピンオフ作品「モアイくん」の主役を果たした。
- レギュラーメンバー故、『グラディウスV』では久しぶりにオフをとった際に逆に話題となる。
- ゴーレム
- 『沙羅曼蛇』に登場したバクテリアン軍の生物兵器。脳みそに一つ目と触手が付いた形状で、執拗にプレイヤーを追い掛け回す。
- テトランの人気で存在が霞みがちだが、「脳開発研究所クルクルラボ」というコナミの脳トレ系ゲームでは先生役・「がんばれゴエモン3」の宝船役を務めていたり、「究極戦隊ダダンダーン」で格闘技戦デビューしたりと、バクテリアン軍の中でも案外やり手。
- テトラン
- 『沙羅曼蛇』から登場したバクテリアン軍所属のトップアイドル巡洋艦。
- ビッグコアに旋回する四本の触手をつけたような独特の形状と動きで、プレイヤーを和ませる。設定上は兵站輸送や僚艦の回収もこなす便利な奴。
- アスキーアートになるとお茶をふるまう、おもてなしの心を知る軍艦。
『オトメディウス』シリーズ
- ティタ・ニューム
- 不思議系バクテリアンアイドル。バクテリアン界では珍しいプレイヤー用のキャラクター。
- お菓子と生き物が大好きなトランジスタグラマーガール。グラディウス系勢力に移籍し、ライディングバイパー「ビッグコアエグザミナ」を駆るオトメとして活躍している。
- L.B.ゴーファー / R.B.ゴーファー
- ゴーファーの双子の娘。LBが左脳、RBが右脳、俺たちは、二人で一人のゴーファーだ!
- ステージボスとラスボスを同タイトルで兼任する珍しいキャリアを持つ。あとおデコが特徴。
- メタ・リューム
- 『オトメディウスG(ゴージャス!)』より登場した、バクテリアン軍人。専用の黒いビッグコアを駆る。
- Gの高次周では支援機を帯同させ濃密な弾幕を展開し、タイトル屈指の難関ボスとして君臨していたが、Xでは出オチイベントとしてあっさり消化されてしまった。
- 藤崎詩織
- 『オトメディウスX(エクセレント!)』より参戦した、私立きらめき高校に通うごく普通の完璧超人。
- 言わずと知れた初代『ときめきメモリアル』のラスボスだが、どういうコネかダークフォース軍に遊びに来る。
- 『グラディウス外伝』きっての超火力ボス・ヘブンズゲートを、大変見覚えのあるカラーリングに仕上げる。
- ダークフォース
- 『オトメディウスX(エクセレント!)』のラストボス。ロリ需要と年上需要を同時にカバーする強者。
- ゴーファー姉妹もそうだが、『オトメディウス』のラスボスは自身も乗り換えまでしてしぶとく戦う。
- 諦めの早い先達には似なかった模様。
- ペンギン
- 『パロディウス』シリーズから継続参戦した雑兵。歩兵に操縦にデートになんでもこい。
- 1作目、『G(ゴージャス!)』のユルい雰囲気を陰に日向に支えた。
- その功績が高く評価され、若干シリアス寄りになった『X(エクセレント!)』では軒並みリストラ。哀れ。
関連項目
- 13
- 0pt