バックアップとは、backupのカタカナ発音である。
概要
バックアップ(backup)は、後援・応援・予備などを意味する英単語であり、そのカタカナ発音である。ここでは、主に予備について扱う。
パソコンにおけるバックアップとは、データやシステムのコピーをあらかじめ作成し、たとえ問題が起きても元に戻せるように備えておくこと。対義語として、リカバリやリストアがある。バックアップ環境(コピー先)としては、外付けHDDやUSBメモリ、SDカードなどが挙げられる。
実況者や生主の中には、パソコンのバックアップを取っていなかったために、過去のデータ(動画など)を紛失してしまった者が少なからずいる。このことからも面倒ではあるが、バックアップがいかに重要か考えさせられる。
ゲームソフトにおけるバックアップとは、専用のハードウェアやソフトウェアを駆使してゲームソフトの内容をパソコンに取り込むことやその内容を新たに別のメディア(外付けハードディスク・CD-R・マジコン等)に書き込むことである。一般的にパソコンとの親和性から円形ディスク形状のものが取り込みやすい。コピーを作って自分で楽しむだけであれば著作権法上問題ないとされる 。しかしながら、絶対的に問題ないかというと判例や他の法律との兼ね合いもあり微妙 (グレーゾーン) と言える。また、ゲームソフトの分解や改造が必要な場合もあり、バックアップ作業中に壊してしまう可能性もある。これらの理由により、ゲームソフトのバックアップは、自己責任で行う必要がある。特にコピープロテクトのかかったゲームソフトに至っては、自分で楽しむだけであってもバックアップは、違法 である。また、自分で楽しむという範疇を明らかに超えている譲渡 (あげること) や売買は、完全に違法であるためコピープロテクトの有無に関係なく決してやってはいけない。
上述の方法で取り込んだPC用でないゲームソフトのバックアップは、マジコン等に取り込んで実機で遊ぶか、エミュレータを使用してPC上で遊ぶ。ニコニコ生放送でエミュレータを使ったゲーム実況をする場合は、そのゲームソフトの実物を持っていないとBAN対象である。 ただし、WiiのVCなどダウンロード販売のソフトはそもそも「実物が存在しない」ので、実物を持っていなくても問題ない場合もある。
関連項目
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