バックレーとは、ゲーム『ポケモンコロシアム』の登場人物である。
概要
オーレ地方の水都・フェナスシティの市長。スーツ姿でいつもニコニコしている。背は低く、丸々とした体型をしている。悪の組織・シャドーと戦いを繰り広げる主人公たちにエールを送るものの、特に具体的になにかしてくれるわけではない。そのため、作中の固有グラフィック持ちの中でもかなり影の薄い方である。あくまで表の顔は。
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
しかし、その正体はシャドーの大ボス・ワルダックだった。名前の由来はおそらく「悪巧み」から。正体を明かすなり、ニコニコ顔から一転、真っ黒なつり目に豹変。髪の毛は逆立ち、スーツもはちきれそうになっている。
これまで作中ではジャキラが大ボスであるかのように描写されていたため、正体を明かしたときには多くのプレイヤーが驚いたのではなかろうか。ラスボスである伏線も、冒頭でジャキラが市長邸宅から出てくる、シャドー幹部・ミラーボが邸宅を占拠したときに運良く不在だった、邸宅前にいるおばあさんの「市長がすごい顔をしながら出ていった」という旨の発言くらいしかない。
ワルダックの特筆点といえば、その強さにある。もともとシリーズの中では屈指の難易度の高さを誇る本作だが、ワルダック戦も例外ではない。手持ちがLv.60代の高種族ポケモンまみれ、剛柔併せ持ったダブルバトル戦法など、数々の初見プレイヤーを苦しめてきた（後述）。また、ジャキラをラスボスと勘違いしたプレイヤーが、彼のダーク・メタグロスにマスターボールを使ってしまい、ワルダックのダーク・バンギラスで涙目になる展開も。
主人公の勝利後、予め用意していたヘリコプターで逃走も図るも、ホウオウによってあえなく撃墜され、そのまま逮捕される。
次作『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』では、バックレーの次の市長となったダグデから彼の話が聞ける。前作ラストの作中時間から5年経ったが、未だ服役中とのこと。
所持ポケモン
| ポケモン | レベル | 技 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| ハッサム | Lv.60 | メタルクロー | ぎんいろのかぜ | つるぎのまい | バトンタッチ |
| ボーマンダ | Lv.60 | すてみタックル | ドラゴンクロー | つばめがえし | りゅうのまい |
| カイリキー | Lv.61 | クロスチョップ | いわなだれ | じしん | ビルドアップ |
| ヤドキング | Lv.61 | みずのはどう | サイコキネシス | シャドーボール | スキルスワップ |
| ケッキング | Lv.60 | ブレイククロー | つばめがえし | じしん | ビルドアップ |
| ダーク・バンギラス | Lv.55 | ダークラッシュ | かみなり | いわなだれ | ふぶき |
| ボスゴドラ ※バンギラススナッチ後に使用 |
Lv.62 | メタルクロー | じしん | ほえる | すてみタックル |
高レベルかつ高種族値のポケモンを揃えてきているので、単純に個々が攻撃してくるだけでも厄介。主人公の初期手持ちポケモンであるエーフィとブラッキーに対して、ハッサムという天敵を所持しているのも嫌らしい。特定のタイプに弱いパーティー構成でもなく、作中システム的に味方のレベルも上げづらいため、1～2匹だけレベル高くて他は弱いという一点突破的なパーティー（いわゆる旅パ）で挑むと、大抵は返り討ちにあう。
軸となる戦法としては、ボーマンダ+「じしん」で相手だけにダメージを与える、ヤドキングがケッキングに「スキルスワップ」→ケッキングの弱点である特性「なまけ」を解消、「つるぎのまい」+「ぎんいろのかぜ」でハッサムのステータス上昇→「バトンタッチ」でバフ引継の3つがあげられる。ただし「じしん」については、ボーマンダが場に出ていなくとも平気で使ってくる。
攻略としては、相手の攻撃の軸となるポケモンを集中攻撃して倒すくらいか。幸い、「まもる」「みきり」といった攻撃をかわす技をどのポケモンも覚えていない。優先して片付けるべきは、特性「なまけ」のないケッキング、「りゅうのまい」を積んだボーマンダ、ハッサムからステータス上昇を受け継いだポケモン（大抵はダーク・バンギラス）など。ダーク・バンギラスをマスターボール以外でスナッチするのであれば、「じしん」を使うケッキングとカイリキーは早めに倒したほうがよい。
関連動画
初登場（下記動画7:37ごろ）。ニコニコして穏やかな市長を装っている。
ラスボスとして登場（下記動画20:42ごろ）。髪の毛は逆立ち、スーツは張り裂けそうになっている。
関連商品
関連項目
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