バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2とは、アメリカのタイムトラベル映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編である。ユニバーサル映画配給、1989年公開、108分カラー。
概要、一緒に観てくれ
デロリアンタイムマシンを巡って高校生マーティの活躍を描いたシリーズ第二弾。
監督は前作と同じくロバート・ゼメキスがメガホンを執り、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、脚本にボブ・ゲイルを加えた前作とほぼ同じスタッフで撮影された。
元々前作は1本ものの映画として公開されたが、これがアメリカでテレビ用に編集されてラストのデロリアンがタイムスリップの閃光を発した直後に「To be Continued... →(未来へ続く、という意図)」というメッセージを加えたところ、これを真に受けて「続編を作るのか!?」という問い合わせが殺到。結果、制作されることとなった作品。
仮タイトルは「バック・トゥ・ザ・フューチャー パラドックス」で、元々2015年と1985年Aを巡るタイムパラドックスものとして計画されたが、さらにアイデアが膨らんだため、次回作では西部開拓時代を舞台とした完結編が作られることになり、結果、トリロジー(三部作)シリーズとなった。
本作に登場する未来は「2015年10月21日午後4時29分」で、現実世界ではこれを祝して同日の同時刻に世界中で様々なイベントが開かれた。日本ではデロリアンを実際に映画と同じようにゴミ燃料を用いて走らせるというものもあり、NHKなどでも特集された。ちなみに、マーティたちが帰還した時刻は同日の午後7時28分である。
あらすじ
前作の直後から始まる。
1955年から無事現代1985年へと帰還することに成功したマーティ。
意図せず歴史が変わったことで周囲の変貌に驚いている中、ガールフレンドのジェニファーが訪れ、ようやく新車で至福の時を・・・と思っていたその瞬間、デロリアンの閃光音と共にドクが現れ、一緒に未来へ来て欲しいと嘆願される。
仕方なく同行した二人は2015年の未来へ。
どうやら、マーティの息子が原因で家庭崩壊を起こし、それを防ぐというのが目的であるようだ。
マーティの活躍により、息子の危機は回避したものの、ある町人の会話で過去の世界でスポーツ賭博をして大もうけすることを考え、20世紀のあらゆるスポーツの勝敗が書かれた年鑑を購入するが、ドクに捨てられてしまう。
しかし、これを見ていた悪人のビフ・タネンはドクたちの隙を突いてタイムマシンを強奪。
その後、現代に帰還したマーティは驚愕の光景を目にすることとなる。
関連動画
現実の2015年10月21日にタイムスリップしたマーティとドク。Jimmy Kimmel Liveでの反応に注目。
関連項目からの手紙だ!
- 映画
- ユニバーサル・ピクチャーズ
- バック・トゥ・ザ・フューチャー
- ドナルド・トランプ(ビフのモデルとなった人物)
- シカゴ・カブス(映画の未来から1年遅れでワールドシリーズを制覇)
- 映画の一覧
- 2
- 0pt