概要
主に衣服の胸あたりに付け、自分の所属する団体や職務、功績、地位などを表すのに用いられるもの。別表記で「バッヂ」がある。「バッチ」と表記してしまうとまったく意味が違う言葉になってしまうので注意。
材料は多岐にわたり、土台は金属系(金、銀、プラチナ、真鍮など)やプラスチックなどを用いることが多い。職務的な地位や階級が高いことを表すほど、高価な素材が使われる傾向にある。
もちろん、階級や職務を表すだけでなく、単にオシャレとして身に着けられることもある。
ニコニコのバッジ
ニコニコでは動画や生放送などの投稿や視聴実績に応じてバッジが獲得できる機能が実装され、期間限定のクエストも開催されていた(2024年に新規発行終了)。 →バッジ(niconico)
身分証明としてのバッジ
前述のとおり、自分の所属や職務を表す際に用いられる。日本では公務員系の職業(政治家、弁護士、警察、消防、自衛隊など)が身分証明として身に着けている。国家資格が必要な職業(行政書士、公認会計士、社会保険労務士、税理士など)においてもバッジが用意されているが、職業によって着用が義務化されているかどうかはまちまちである。
なお、資格が必要な職務を表すバッジは、資格を持たない人が身に着けると法律により罰せられることがある。
収集目的としてのバッジ
特徴的な形のものが数多くあることから、収集目的としてバッジを集める人も多い。
特にアイドルやアニメキャラが印刷されたバッジは、自分の「推し」アイドルやキャラのバッジを収集し、自分の所持品に大量のバッジを付けてアピールために集められることがある。これらのバッジは中身がわからない状態で販売されることが多く、自分の推しキャラのバッジを手に入れるために大量に購入したり、他のバッジと推しのバッジを交換してもらうことがよくある。
またゲームやアプリ、サービスにおいて「自分の活動実績や進行具合を示す証」として用意されていることがある。これは一定の条件を満たすと勲章として付与されるものが多い。niconicoにおいても、2018年7月24日からバッジ機能が実装され、条件を満たすことでゲットできるような仕組みになっている。詳しくは⇒バッジ(niconico)
バッジの種類
ピンバッジ
土台に対して垂直に針が付けられているバッジ。また、単に襟章のことを指すこともある。
布などに対して突き刺すように取り付けるタイプで、金属製のものが多く重厚感がある。制服を着るような職種や団体(軍隊や学生)がつけることが多く、階級や職種・役職を表すため、様々なデザインが施されている。
その他、イベントなどの物販でキャラクターなどがデザインされたピンバッジが販売されることもある。
缶バッジ
比較的安価に作れるバッジ。金属製だが中身は空洞。大きさや形は多種多様で、制作メーカーによって作れるものが異なっている。
量産化しやすいことや印刷面が大きくデザインの幅が広がることから、イベントの物販グッズや特典として制作・販売されるほか、同人グッズとしても制作・頒布されることがある。
関連動画
関連項目
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