バトルメック(クランメック)単語

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バトルメッククランメック
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概要

正直言って多すぎるので、著名なものを抜
なおクランメックは中心領域がつけた名称と、クランでの呼称に違いがある。

オムニメック

レンスキー将軍の元で脱出した氏族によって作り出されたメックの新しい規格で、
氏族侵攻によって中心領域で初めて確認された。
従来のメックに搭載されていた武装を規格化されたポッドに収めることで換装を容易にしたもので、
故障や戦場の変化に柔軟に対応することが可になっている。
従来のメックでも武装や装甲の配分をカスタマイズしてバリエーションをもたせたバリアントモデルは存在したが、
この武装ポッド方式によって代えの武装ポッドさえ用意しておけば、前線ですぐさま仕様変更が可となり、
メック1機で事実上複数のバリアントモデルを兼ね備える事が可になった。
また故障や破損した場合でも換装によって即座に戦線へ復帰できる。

欠点として同仕様のメックと較して1.25倍のコストとなるほか、
兵器を腕部に積んだ場合には手や腕の駆動装置を外す(パンチなどの格闘機が不利になる)必要がある。

氏族侵攻においてオムニメックは氏族だけが持つ技術であったが、侵攻終結後は中心領域にも技術がもたらされ、
中心領域製のオムニメックも誕生した。

以下にその代表的なオムニメックを紹介する。

ダッシャー(クラン名:ファイアモス)(20トン
ゴーストベアー氏族が開発した小の高速偵察メック。
それまでのメックではローカストなどの130km/hが最大速度だったが、本機はそれを余裕でぶっちぎる162km/h、MASCシステムを使用すれば216km/hも到達する脅威の機体。
ジャンプジェットこそ持たないもののこの快速に追いつけるメックはほぼ存在しない上、2門の射程延長中口径レーザーSRM6、SRM4を装備し十分な火力を誇る嫌なやつ。
ただし見た目は絶対に気にしてはいけない(外部リンク)。exit
ウラークラン名:キットフォックス)(30トン
クランの小偵察メック。
クラン製の武装は多くが軽量化されているため、インナースフィアのメックと較して軽量級でも火力が高い。
ウラーは純正モデルAC5SSRM4、射程延長大口レーザー小口パルスレーザーを備えており、快速嫌がらせ任務に最適なメックである。
最も装甲は薄いため、登場する大抵のゲームにおいて「敵としてはうざいけど自分で使いたくもない」という嫌なポジションに収まっている機体。
クーガークラン名:クーガー)(35トン
ジェイドファルコン氏族製の軽量高速な偵察メック。
軽量級の常として装甲は心もとないが、両腕に装備した2門の大口パルスレーザーと、胴体両側面のLRM10という高い火力を持っている侮れないメック。
97km/hの快速を誇り、ジャンプジェットもあって偵察任務や後方支援など軽量ながら非常に優秀なを持っている。
左右対称デザイン戦闘機の機首のような胴部デザインがスマートでかっこいい
シャドウキャットクラン名:シャドウキャット)(45トン
クランの誇る中量級メック。
最大速度97km/h、MASC使用時最大130km/hという快速ジャンプジェットを持ち、それでいてガウスライフルとER中口径レーザーを装備し高い火力を持っているインチキメック。
救いは中量級らしさの残る較的薄い装甲か。
ブラックホーククラン名:ノヴァ)(50トン
3050年の氏族侵攻において最初期から投入され、中心領域軍を恐怖混乱に陥れた中メック。
最大の特徴は両腕に装備された各6門、合計12門の射程延長中口径レーザーで、当時の中心領域の同クラスメックでは太刀打ち出来ないものであった。論大量の放熱器でも処理できない膨大な熱も発生するのだが。
ジャンプジェットバランスの良い装甲と速を備えた脅威的なメックであったが、実は氏族侵攻の時点ではすでに旧式化を理由に製造が打ち切られていた。
氏族側の技術が如何に進んでいたかを示すものである。
バルチャー(クラン名:マッドドッグ)(60トン
ひとことで言うとクランカタパルト。胴体両側面に装備した2つのLRM20による長距離攻撃を最大の特徴とする。
更に両腕に射程延長中・大口レーザーを1門ずつ備え、左右対称美しい外見と共に非常にバランスのとれた機体。ただしLRM20と弾薬満載の左右胴にサンドイッチされた操縦席はちょっと寒気がする。
なにげにPCゲームメックウォーリア及びメックコマンダシリーズ皆勤賞という人気者である。
ソアー(クラン名:サマナー)(70トン
クランの技術レベルを見せつける、高い完成度を誇る重量級メック。
LB-X10オートキャノン、LRM15、ERPPCを装備し、86km/hの快速ジャンプジェット、そして適切な装甲と排熱性により、マッドキャットと並ぶ傑作機。
欠点はその性の代償として21,320,834コムスタービルという非常識な値段であり、どのぐらい非常識かというとバトルマスター2機とライフルマン1機を買ってもまだお釣りが来るほどである。
オムニメック自体どれも高額なのだが、サマナーとマッドキャットは同クラスにおいても性も値段も頭ひとつ抜けて高い。
本機単独でバトルマスター2機とライフルマン1機の部隊と同じだけの働きが出来るかどうかは操縦者の腕にかかっている。
バキャット(クラン名:ノバキャット)(70トン
ツカイードの戦いにおいて氏族側は、中心領域軍により補給線をずたずたに破壊され敗北を喫した。その戦訓から一部の氏族では、補給を受けずとも長期間にわたって戦闘が可なメックが開発されるようになった。
バキャット氏族が自らの名を冠して送り出したこのメックは武装にPPC2門、大口レーザー3門を装備。弾がなければ兵器を撃てばいいじゃないといわんばかりの装備だが、当然大量の放熱器を装備しているにもかかわらず放熱が追いつかず、一斉射撃には危険が伴う。
マッドキャットクラン名:ティンバーウルフ)(75トン
コンピュータゲーム版においてメックの徴とも言うべき存在。武装、装甲、速度が全て高いレベルバランスよくまとめられた傑作であり、氏族内部でもこれをめて何度も判が行われたほど。
そのスペックをたたき出すために使われる核融合エンジンはシャレにならない大出の375XLであり、(100トンメックのアトラスでも300XL)したがって極めて高価で数も少ない。
マン・オー・ウォー(クラン名:ガーゴイル)(80トン
ウルフ氏族で開発された強襲級メック。設計はマッドキャットより古いものの、堅実な作りでバージョンアップを重ねながら製造が続けられた。なお、設計こそ古いがエンジンはマッドキャットより更に高い400XLという大出なので、値段はサマナーに輪をかけて高価なものとなっている。
マサカリ(クラン名:ウォーホーク)(85トン
スモークジャガー氏族製の代表的な強襲級メック。
名前の通り初遭遇はドラコであるが、どっかのスキー場のリフト乗り場みたいなヘンチクな外見と裏に、両腕に装備された合計4門の射程延長PPCの凄まじい火力ドラコ連合恐怖徴となった。
最も最大の特徴である武装以外は特に見るべきところのないな強襲メックであり、オムニメックの最大の特徴である武装変更の容易さは、大量の放熱器によってスペースが阻され、武装の選択肢を減らしている。
しかし、それでも優れた射程と大火力のERPPCを効果的に運用することさえ出来れば恐るべきメックなのである。
マッドキャット2(クラン名:マッドキャット2)(90トン
マッドキャットの優れた性銀河中に知れ渡り、これをめぐって高額な取引が行われるようになると、ここに一変わった氏族がをつけた。脳筋の氏族にしてはしく、経済を重視するダイヤモンドシャーク氏族である。
彼らはなんとウルフ氏族の作ったティンバーウルフをパクってスケールアップし、武装を強化し、ジャンプジェットまでつけてそっくりな見たながらより強なメックを作り上げ、しかもそこらじゅうに売り歩いたのである。厚顔なことにウルフ氏族にすらセールスに行き、当然追い返された。
中心領域ではよく売れ、その高性さが知れ渡ると氏族たちも手に入れるようになった。正式名称に中心領域でつけられた呼称のマッドキャットを用いているのは、元からそっちへ売り込むためだったといわれる。
ダイシ(クラン名:ダイアーウルフ)(100トン
このメックと初遭遇したドラコ連合軍により、「大いなる死をもたらすもの」という意味で「ダイシ(大死)」と名付けられたメック。日本人から見ると首をかしげるが、日系のドラコが名付けたんだからしょうがない。クランに戻った”ブラック・ウィドウ”ことナターシャ・ケレンスキー用した事でも有名である。
アトラスすら上回る圧倒的な火力と装甲は、まさに大いなる死をもたらすものの名にふさわしく、正面切って戦えばいかなるメックもくずに変えてしまう。特にナターシャが使用した”ウィドウメカー”は文字通り無敵の強さを発揮し、中心領域は元より氏族同士の戦いでも敵対者を恐怖のどん底に叩き落した。その反面、機動性は低い。
しかし、最大の弱点は上半身旋回度80°(横を向けない)旋回速度も全メック中最低という点であり、機動で後ろにへばりつかれるとなす術がない。弱点がないと可げがない、という某氏のが聞こえてくるようだ。

IICメック

オムニメックと異なり、中心領域製メックをカスタマイズしてクランで運用されているメック。
元々氏族が離脱した際に使用されていたメックは、当然のことながら当時の中心領域での装備と変わらなかった。
その後オムニメックの技術確立と普及によって従来のメックはクランにおいては一線を退くことになるのだが、一部の機体はこれらを従来の武装変更などのバリアントモデルから大きく逸脱したレベル修されることになった。
こうして生まれたIICメックはモデル名こそ同じであるものの、従来機と装備や外見を大きく変え、シャシーサイズまで異なる全な新機となった。

以下に一部紹介する。

ローカスIIC(25トン
あの最弱メックローカストの。シャシーエンドースチールに、装甲はフェロ・ファイバーに変更された結果、旧より5トンサイズアップ
最大の変更点はあまりにも貧弱だった火力の増強で、8門の射程延長小口レーザーと、中口径パルスレーザーが装備されている。
元のローカストと較すれば格段の進歩なのだが、上のダッシャーやウラーあたりと較して考えるとやっぱり二線級という悲しい機体。
アーバンメックIIC(30トン
すべき歩く炊飯器アーバンメックのエンジンの換装により時速30kmしか出なかった速が54kmにまで強化されたものの焼け石にである。
最も名前の通り地戦を考慮したものである以上妥当な修なのだが。
他に武装が変更され、AC10倍速モードを積んだウルトラAC10に、小口レーザーは射程延長に変更され、地で出会い頭に叩きこむ火力アップした。メックコマンダー2に出てくるアーバンメックはこっちである。
シャドウホークIIC(45トン
らの凡人ヒーローシャドウホーク。元の55トンシャシーから10トン減ったものの速アップし、ジャンプジェットも健在。
そして武装はと言うと4器のSSRM2(!!)、2門の中口径パルスレーザー、射程延長中・小口レーザー各一門。
修しても期待を裏切らないこの凡人ぶり。どうしてくれようか。
あまりにも決定を欠いた基本武装のため、あちこちの氏族がこぞって修し、ヤケクソ気味のバリアントは8種類も存在する。
ハンバックIIC(50トン
機は50トンシャシー一撃必殺AC20を搭載したロマン溢れる中量級。シャシーサイズの変更もなく修された本機は速がやや落ちたものの、ジャンプジェットも健在。
そして本機の最大の特徴だったAC20は倍速モードを搭載したウルトラAC20に、しかも2門も装備した必殺マシンと化してしまった。出会い頭で全身に最大80点のダメージ叩きこまれて生きていられる機体は少ない。
かしこ火力と引き換えに装甲は薄く、極めて博打的な性格を持っている。
このため名誉を重んじる氏族たちの間では汚名返上のため、また負傷や高齢を理由に一線を退いた戦士たちが一発逆転の機会を得るために選択するという危険な機体でもある。
ライフルマンIIC(65トン
みんなのアイドルライフルマン。元の60トンシャシーから5トンアップした65トンシャシーとなり、速は落ちたもののジャンプジェットを装備して汎用性が向上。
なんといっても最大の修点はその武装で、両腕に2門ずつ合計4門の大口パルスレーザーを装備し、おまけ程度に胴体に射程延長小口レーザーを1つ装備している。
武装も強化され、大量に追加されたダブルヒートシンクで放熱問題も一応善され、優秀な重量級対メックとして生まれ変わった本機だが、なぜか一の寂しさを感じずにいられない。
オリオンIIC(75トン
レンスキー将軍機であったオリオンは氏族でも人気が高く、当然ながらIICに装された。基本的な兵装は変わっていないが、NARCビーコンが付いた事でミサイルの命中率が格段に強化され、長距離ミサイルも15連から20連にサイズアップしている。なお、氏族の中では最新のオムニメックよりも、本機を与えられる方が名誉とされている。
フェニックスホークIIC(80トン
LAMという特性と某アニメロボットそっくりの外見で二重の意味で黒歴史となってしまったフェニックスホークを原を留めないレベル修したメック。どのぐらい原をとどめてないかというと元のシャシーは40トンなのに2倍になってることである。想像して欲しい、あなたの好きなアイドルの体重が二倍になった姿を。
一気に強襲サイズになってしまったが相変わらず86km/hという快速で走りまわり、ジャンプジェットまで付いている何か間違った機体。武装はウルトラAC10を2門とマシンガン2丁で、やっぱり強襲としてはどこかおかしい。

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バトルメック(クランメック)

4 ななしのよっしん
2012/01/30(月) 03:37:11 ID: Gb/O1B1HOH
IICモデルって、要するに氏族の技術で旧式機をアップグレードしたものって捉え方でいいのかな
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5 ななしのよっしん
2012/02/04(土) 02:35:15 ID: 4EXVeEQR/n
記事を追加しました。
IICモデルについても記載しました。
摘があればお願いします。
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6 ななしのよっしん
2012/02/05(日) 10:56:00 ID: k71J4Jhkhs
キットフォックスウラー)は30t。

他の有名どころのオムニメックだと
最高地上速度200km/hオーバーの20tファイアモス(ダッシャー)、
ティンバーウルフと並んで氏族メックの顔役デザインともいえる70tサマナー(ソアーもしくはトール
なんてのがいる。

>>4
だいたいそんな感じ。
氏族は中心領域規格のレベル1武装(レーザーPPC・ミサイルオートキャノン)をもはや作ってないので
SLDF時代の倉庫から引っり出した数年前のシャーシに現行の氏族武装を取り付けてIICできあがり、
みたいな例もある。
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
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7 ななしのよっしん
2012/02/22(水) 21:56:38 ID: C7TleaxPQT
追加です。
C系はウォーハンマーCとかマローダーCがいたと思います。
あとマッドキャット2はオムニメックじゃなかったような…
それと細かいですがウラーACはLBXACです。
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8 ななしのよっしん
2012/05/09(水) 02:35:02 ID: k71J4Jhkhs
オリオンIICにはNarcミサイルビーコンは搭載されてなかったはずだが
ひょっとして自由世界同盟がグレイデスメモリーコアの技術でアップグレードした
ONI-1Mと混同してないだろうか。
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9 ななしのよっしん
2012/05/09(水) 02:44:27 ID: k71J4Jhkhs
おっと番間違えた。ON1-Mだな。
オリオンIICは「Orion IIC」自体がメックの名称であり番。

オムニメックの番(各種ポッド仕様)がABCD~と英字で表現されるのに対して
IICメックは別の仕様カスタマイズされた場合234~と数字が増えていく命名法則がある
(1は基本モデルという扱いなので表記されない)。
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10 ななしのよっしん
2013/05/13(月) 20:03:18 ID: VNlzUSd6rH
Cメックの中でもミステリアスなのは、ジェンナーCだと思う。
間連盟崩壊、第一エクソダス後の王製メックなのに、なぜC仕様が存在しているのだろうか?
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11 ななしのよっしん
2014/02/11(火) 20:12:18 ID: NoIxeTuqJW
>>10
設定ではなく裏事情の話だと、パソコンゲームメックウォリアー(初代)で使える8機種の中にジェンナーがいて、ビクター音楽産業が「バトルテック失われた聖杯」のタイトル日本語化してX68000PC98移植した時に描いた(富士見書房版とは別の)新規イラストIICの絵として使ったからだと思います。

英語BattletechWIKIを見ても、他の初代メックウォリアーに出ててIICのある機種のIICの絵は「失われた聖杯」版のでテカテカしたイラストでした。
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12 ななしのよっしん
2014/05/12(月) 04:23:05 ID: SwOe3MjBPP
あれ、ソアってインナースフィアでの名称でサモナーがクランでの正式名称じゃなかったっけ?
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13 ななしのよっしん
2018/04/06(金) 06:38:33 ID: f0bQxQaVH+
>>12
確かに。サマナーが氏族名ですね。
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