バドラック(Badluck)とは、ゲーム『ヴァルキリープロファイル』に登場する架空の人物もとい人気キャラクターである。
概要
物語の終盤にて仲間にすることができる。性格、ファイター性能共に他のキャラクターとは一風変わった所がある。
人物
殺人、盗品の横流し、人身売買、誘拐の手助けなど数々の犯罪に手を染めており、仕事や仲間を放り出して逃走したりと他のキャラクターに比べて性格は一際悪い。また盗賊ギルドのメンバーをザコ呼ばわりしたりと、口も非常に悪い。
一匹狼を自称し盗賊ギルドにも入らず、仲介料を払わずに報酬を独り占めしていたが、そのことが原因で盗賊ギルドの雇った暗殺者に暗殺されてしまう。
本来、彼のような悪人はヴァルキリーに選ばれるはずもなく、当の本人からも冥界行きを宣告されていたが"願い事をかなえてくれる"サボテンの花のおかげか、奴隷商人から少女を助けたエピソードを思い出し見事エインフェリアとしてヴァルキリーと「共に生きる」こととなった。
性格は悪いものの「死にたくない」や「痛い」という発言など、死を目前とした人間のあまりにも自然な反応からある意味本作品の中でもっとも人間味に溢れたキャラクターともいえる。他にもヴァルキリーに見捨てられそうになり目に涙を浮かべたり、エインフェリアに選ばれた時に大喜びしている。また、自分が行ってきた数々の悪行をヴァルキリーに打ち明けるあたり彼は正直者なのかもしれない。
ちなみに女好き。
戦闘
ボウガンのような矢を発射する装置を駆使して戦う。非常に高い連射力を誇り、通常技においては全キャラクター中もっともHIT数が多い。が、彼の通常技は三方向に拡散したり、大きく波打つため、敵と密着した特殊な状況下でなければ全段HITすることはない。適当にばらまいてもそれなりの効果はある。
そのHIT数の多さから、決め技の威力を底上げしたり、魔晶石を出して経験値を大量に稼いだり、紫炎石を稼いだり、ガードを崩したりと高い性能と幅広い用途を持つ。
回避率もそれなりに高い。
決め技
本作品で最も残念な技である。「悪いがとっとと死んでくれやぁ!」などと発言し標的の周囲を疾走しながら撒いた爆発物と思しき物質に、「一撃必殺!スフィアデサイド!!!」という台詞とともにタバコで着火し大爆発を起こす。HIT数は1HITのみで、単発としてのダメージはそれなりに高いが、総合的な威力は全ての決め技の中でも最低クラス。演出も、同じ1HITの決め技であるドラゴンドレッドやエーテルストライクとどう比較してみても明らかにしょぼい。
決め技は愚か、下手をすれば単発の魔法にすら威力が劣り、その辺を徘徊する雑魚モンスターすら満足に浄化できないケースもある。さらにEN上昇値も30と少なく、最初に持ってきて他の決め技の威力を底上げすることもできず、かといって最後に持ってくるには火力不足、途中で繋ぐにはEN上昇値が少なすぎるなど決め技を連続で繋ぐ際の使い勝手が非常に悪い。その癖そのターンの紫炎石はしっかり掻っ攫っていく。
この一発芸の唯一の長所はチャージターンが2と使い勝手がいいことである。根拠の無い推測だが「どこが一撃必殺だ!」と突っ込みを入れたプレイヤーも多いのではないだろうか。
ちなみにファイタータイプのエインフェリアで「奥義」を使わないのはバドラックと洵だけである。
関連動画
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関連項目
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