バニーラとは、
- ビックリマン2000に登場するキャラクター。
- 遊戯王OCGのカード。
概要
1.の概要
サマーゾーンでガイドをしており、アイスクリーム作りの名人。
バニラアイスを飛ばすスイートバニラ攻撃や、ソーダアイスを飛ばすアイスバー攻撃を用いて夏鬼ゴーリラと戦闘を行うが、足を凍らされて身動きが取れなくなり、捕獲されてしまう。このときは「キングコング」のパロディも行われた。
最終的に、夏鬼ゴーリラを操っていた抹茶金トキが倒されたことによって無事解放され、改心した夏鬼ゴーリラと共にアイスクリーム屋を始めた。
2.の概要
2011年7月16日発売、「PHOTON SHOCKWAVE」で登場した通常モンスター。
通常モンスター
※PHOTON SHOCKWAVE収録、「バニーラ」(PHSW-JP001)による
星1/地属性/獣族/ATK 150/DEF 2050
甘いものがとっても大好きな甘党うさぎ。
世界一甘いと言われる甘糖人参を探し求め、今日も明日もニンジンをかじりたい。
同パックの「ラビードラゴン」と共に、久々に新規登場した通常モンスター。一般パックで通常モンスターが収録されたのは「ABSOLUTE POWERFORCE」(2009年11月14日発売)の「アンサイクラー」以来。
同パックで登場した「トライワイトゾーン」などとの相性がいい。ほかにも低レベル・通常モンスターであることを生かした「高等儀式術」からの大量墓地送りなど、様々な戦術が考えられる。
だが、同じレベル1で守備力が50高い「大木炭18」が存在する。獣族である点を生かしてサポートカードによる差別化を図りたいところ。だが、そんなことを抜きにしてもかわいさアドバンテージがあるので心配はいらない。
同パックではレベル1のモンスターを素材とする「ベビー・トラゴン」と「No.83 ギャラクシー・クィーン」が登場しているため、同じパックで素材をそろえられるようにという製作者側の配慮として登場したのかもしれない。実際、「トライワイトゾーン」を併用すれば即座に素材をそろえられる。
後々に「シャイニート・マジシャン」や「ゴーストリック・デュラハン」などといった汎用性の高いランク1エクシーズが登場したので、それらのエクシーズ素材にしてもいい。惜しむらくはどれも兎と関連性がないところか。
攻撃力150、守備力2050と、一風変わったステータスを持つ。
攻守の数値が150であるモンスターは「バニーラ」が初。また、守備力2050も初(攻撃力2050は既に「ローガーディアン」が存在する)。攻守共に初というある意味すごいモンスターだが、そのせいで攻撃力2100の「サイバー・ドラゴン」の攻撃に耐えられなくなっているため、もしかしたら2100のほうが良かったかもしれない。
イラストは丸々と太った2頭身くらいのうさぎ。口からよだれをたらしている。
背景にはたくさんのニンジンが描かれている。これがテキストにある甘糖人参なのか、それともかじりたいニンジンなのか。ふさふさの毛や丸っこい姿などかわいらしいイラストのモンスター。
カード名の「バニーラ」は、バニーガールなどのバニー(bunny,子ウサギ)と、バニラアイスなどのバニラ(vanilla)をかけたものだろう。また、TCGにおいて効果の無いカード(遊戯王OCGでは通常モンスター)のことを俗にバニラと呼ぶことがあり、そちらともかけていると思われる。
完全に余談だが、上記「ビックリマン」で登場したバニーラを演じた齊藤真紀さんは、後にアニメDMで真崎杏子を演じられた方でもある。OCG側としては意識したのではなく単なる偶然であろうが、なんとなく運命を感じないでもない。
PHSWでは、このカード以外にも「ラビードラゴン」、「レスキューラビット」など、うさぎをモチーフとしたモンスターが数多く登場している。また、「トライワイトゾーン」、「サンダーエンド・ドラゴン」(素材がレベル8通常モンスター)など、通常モンスターに関するカードも数多く登場している。
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関連項目
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