バハトとは、特撮ドラマ『仮面ライダーセイバー』に登場する人物である。
演:谷口賢志
概要
『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』で初登場した不死身の剣士。右の頬には不死鳥の羽が硬化した傷跡が残っており、その影響か右目だけ灰色がかったオッドアイとなっている。聖剣「無銘剣虚無」と破滅の本を手に戦う。
非常に危険な存在であるため封印されていたのだが、何らかの理由により復活。聖剣の力によって破滅の本を開き、現実世界とワンダーワールドを滅ぼそうとする。その理由については、「人がいるから、世界があるから、力があるから争いは起こる」と語っており、彼を止めるべく立ち向かう飛羽真に対しても、争いをなくしてみせると言いながら今こうして自分と争っている皮肉な現実を突きつけている。要は「争いがなくならないならいっそ世界を滅ぼしてしまえばいい」という過激な思想の持ち主なのである。
劇場短編ということもあり、エモーショナルドラゴンに変身したセイバーによってあっという間に封印されてしまうのだが、彼は不死身であるが故に完全に倒すことはできず、彼が封印された本はサウザンベースで禁書として保管されていた。
その後、『仮面ライダーセイバー』第34章で、マスターロゴスの手によって再び封印から解き放たれ、本編にも登場することとなった。今回は完全体として復活し、頬にあった傷はなくなっている。また、共に剣士として戦っていたユーリによって、彼の過去が明かされた。1000年前、信頼していた仲間が欲(力)に魅入られてしまい、彼の愛する家族を殺してしまった。絶望したバハトは、剣士たちと世界を無に帰し、争いをなくそうとするも、ユーリによって本の中へ封印された。
バハトを演じる谷口賢志は、『仮面ライダーアマゾンズ』の鷹山仁(仮面ライダーアマゾンアルファ)以来となる仮面ライダーシリーズ出演となった。
仮面ライダーファルシオン
エターナルフェニックス
「だが、もはや止められん」
抜刀
「フッフッフッフッフ……変身」
仮面ライダーファルシオン エターナルフェニックス |
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基本情報 | |
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身長 | 218.2cm |
体重 | 108.7kg |
パンチ力 | 60.2t |
キック力 | 94.2t |
ジャンプ力 | 97.4m(ひと跳び) |
走力 | 1.6秒(100m) |
必殺技 | |
仮面ライダーテンプレート |
バハトが覇剣ブレードライバーにエターナルフェニックスワンダーライドブックを装填し、無銘剣虚無を引き抜くことで変身する仮面ライダー。オレンジと黒からなる見た目が特徴で、不死鳥がモチーフとなっている。他のライダーの変身時は戦闘音やBGMが流れる中、バハトは変身時にほぼ無音となる「無音変身」が特徴。劇場版では完全な無音の中でバハトの笑い声が響く印象的なシーンが描かれた。テレビ本編は規制の都合によって完全な無音にすることはできなかったが、代わりに口に指を当て、「しー」というジェスチャーを行って変身した。
必殺技は「不死鳥無双斬り」「不死鳥無双撃」。
元ネタは、主にヨーロッパで用いられた刀剣の一種・ファルシオンから。
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関連項目
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