バブル経済とは、投機によって資産価格が高騰し実態に伴っていない経済のことをいう。
語源は1720年頃のイギリスに起きた「サウスシーバブル:South Sea Bubble:南海泡沫事件」にちなむ。
これにより、イギリスは株価の急上昇と急降下を経験する。
日本で「バブル」と言えば1980年代後半に起きた異常な経済状態を指す事が多い。「バブル期」という言葉は、主にこの経済状態が続いた期間の事をさす。
日本での「バブル」
今考えるととんでもない時代。こんな感じだったらしい。
- 日本の地価合わすとアメリカ全土が3個買える。
- 今日100万円使っても、明日100万円入ってくる。
- なんていうか毎日がお祭り騒ぎ。
- 日経平均株価が3万円台。
- 就職活動が楽しくて仕方ない。
- クラブ・ディスコに通いまくり。
- お金を貯めるなんてバカのすること。
- 公務員なんて誰がなるの?
- アッシー君、メッシー君、ミツグ君。
- 車は何台買ってもいいものだ。
- 歩いていける距離でもタクシー使いまくり。
- 入社してもらうため、会社の方から頭を下げてくる
経済から見るバブル
日本国におけるバブル経済は現在ではプラザ合意の成立した1985年に起因しおおよそ1991年に終焉したとされる。
厳密なバブル崩壊の日時というものは存在せず、東京でのバブル崩壊が1991年、地方都市での崩壊が1992年といったように時間差で崩壊したとされている。
不幸にして日本国においては少子高齢化に本格的に突入したのが1990年初頭であり、バブル崩壊に伴う諸問題と少子高齢化問題が同時進行したため問題が複雑化した。
日本国のバブルの起因についてはプラザ合意後の円高で苦境に陥った産業界救済の名目で、政府が行った戦後最大といわれた超低金利政策、リゾート法などに代表される規制緩和であるというのが通説である。
なお、バブル期は高度成長後であり経済は低成長である。
地価の異常な値上がりに対して実成長が低いためバブルと呼ばれる。
バブル経済崩壊の原因となったのは大蔵省(現在の財務省、金融庁)の行った総量規制であるといわれる。
海外のバブル
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