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本記事および掲示板には作品内容についてのネタバレが含まれています。 ここから下は気を付けてお読みください。 |
バリアン七皇とは、アニメ「遊戯王ZEXALII」に登場する紅き世界の戦士達である。
俺達メンバーの(概要)姿だ!
遊戯王ZEXALIIにて(本格)登場したバリアン世界の7人。
当初、リーダーであるナッシュとその片割れのメラグが失踪、ベクターが人間世界に潜入で、ドルベがリーダー代理(本編序盤では未登場)を務めていた。
その後ギラグ、アリトの脱落から入れ替わるように94話にて現れたベクターを皮切りに復活したドン・サウザンドの力によりギラグとアリトが目覚め、そして120話から122話にかけてついにナッシュ、メラグの帰還により全てのメンバーが集合。第124話で遊馬達の前に彼ら7人が姿を現した。
バリアン七皇は全員の前世が伝説として歴史に残った人間であり、彼らの死後バリアンとして転生したことが判明している。
また、バリアンとしての彼らの名前は前世と同じ物である。
全員がアストラルの記憶のピースとはまた別のナンバーズであるオーバーハンドレッドナンバーズ(3桁)を所持しており、ミザエルがバリアン世界の生物(タキオンドラゴン)をナンバーズとしてカードに収める描写があった。
これらは本来アストラル世界に行くべき7つの魂をバリアン世界の戦士・バリアン七皇にするべく、自らを復活させる為にドン・サウザンドが仕組んだ偽りの記憶を植え付ける呪いのカードであった。
また、アストラルの記憶のピースであるはずの100以下の数字のナンバーズの中にもバリアン七皇の前世の記憶が封じられたナンバーズが存在している。
※それぞれの詳しい記憶は該当する記憶のナンバーズの記事参照。
ちなみに、バリアン七皇の名前はそれぞれ、北斗七星の名前から由来している。
(ドルベ:ドゥーベ(α星)、メラグ:メラク(β星)、ミザエル:ミザール(ζ星)、アリト:アリオト(ε星)、ベクター:フェクダ(γ星)、ギラグ:メグレズ(δ星)、ナッシュ:ベネトナシュ(η星))
我らバリアンの七つ星!
真の銀河眼(ギャラクシー・アイズ)使い!ミザエル!
オーバーハンドレッドナンバーズである「No.107 銀河眼の時空竜」を持ち、同じ『銀河眼』の名を冠するカードを持つカイトと衝突する。
かつては人間として、龍と共に住まう地を守護する戦士だったが、侵略を企てる敵国の策略で扇動された仲間達に討たれるという非業の最期を遂げたのちバリアンとして転生したとされる。
彼の伝説にまつわるNo.は「No.46 神影龍ドラッグルーオン」。
全てのものは我が手の中!ギラグ!
大柄な体格と豪快な性格が示すようにドルベ曰く「バリアンの勇敢なる戦士」とのことだが、当の本人は遊馬たちの学校で様々に学園生活を満喫するなど、人間界の文化にすっかり染まってしまっていた場面もあった。
前世は戦国時代に数多くの領民や武士達に慕われる名君であったが、彼の方針をよく思わない家臣達からの裏切りによりこの世を去ることになり、死後バリアンの戦士として転生した。
彼の所持するオーバーハンドレッドNo.は「No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド」。
彼の伝説にまつわるNo.は「No.64 古狸三太夫」。
唸る拳が神をも砕く!アリト!
カラーが赤色なのでパッと見リーダーにも見えるが、熱血漢という以外は赤色らしいイメージは特に無い。かつてはライバルと共に互いを高めあった荒ぶる肉体と魂の持ち主で、バリアンとして転生後も人間界では修行や筋トレを欠かさないなど、熱い思いを湛え続けているさまが見える。
洗脳と呪縛の二重苦から解放されてからは熱い闘士を取り戻し、遊馬達と共にバリアン世界へ同行する。
彼の所持するオーバーハンドレッドNo.は「No.105 BK 流星のセスタス」。
彼の伝説にまつわるNo.は「No.54 反骨の闘士ライオンハート」。
ジャジャ~ン!俺☆ベクター!
かつてバリアン世界への門を開いたDr.フェイカーと契約を結び、彼にアストラル世界を滅ぼすべくナンバーズの回収を命じたZEXAL1期(WDC編)での黒幕。かつてはとある国の王子で、殺戮と破壊を愛好する危険な性格から他国を攻め滅ぼしたり自己満足のために自国の国民すらも平然と処刑するなど残虐極まりない暴君であった。
ZEXAL2期からは2クールも掛けた仕込みの末に一時は遊馬&アストラルを精神的に追い詰めるもゼアルIIに覚醒した彼らの前に敗北、瀕死の重傷を負ったがドン・サウザンドにより力を授かり復活した。
彼の所持するオーバーハンドレッドNo.は「No.104 仮面魔踏士シャイニング」。
彼の伝説にまつわるNo.は「No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター」。
灼熱の太陽すら瞬間凍結、氷の剣!メラグ!
しかしカラーはピンクではない上にホワイトの座も持ってかれている。
ドルベ達に曰く「忽然と姿を消した」らしく、当初は名前のみの登場だった。実は本編時点で既にベクターによって秘密裏に抹殺されている事が途中で明かされた。その後ドルベの力添えでナッシュ共々バリアン世界へと帰還した。
彼女の所持するオーバーハンドレッドNo.は「No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ」。
彼女の伝説にまつわるNo.は「No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ」。
バリアンの白き盾、ドルベ!
もとは空を駆ける白馬と共に戦うペガサスナイトだったが、仲間の刃に斬られ愛馬共々非業の死を遂げた。
(時系列から考えると伝説の中のドルべは親友のナッシュの死後に仲間に裏切られたことになり、他のメンバーに負けず劣らずの悲運っぷりである)
そして復活後は上記の口上を発するが、この「盾」という言葉には「ナッシュの傍らで戦う」意志が込められているのだろうか。「白き盾」の前に「面」はつけてはいけない。
彼の所持するオーバーハンドレッドNo.は「No.102 光天使グローリアス・ヘイロー」。
彼の伝説にまつわるNoは「No.44 白天馬スカイ・ペガサス」。
そして俺がバリアンの七皇を統べる者!ナッシュ!
かつてはメラグと共にバリアン七皇のリーダーを務めており、ドルベの回想から玉座はナッシュの定位置だったと思われる。
そして人間だった頃は辺境の海の王国を治める王・ナッシュだったが、ベクターの軍勢による侵攻を受け深手を負い、戦死した兵たちの魂が集まったことでバリアン世界は広がり、さらには彼自身もベクター共々バリアン世界にて転生する事になる。
その正体は上記の通り遊馬の親友の一人である神代凌牙の前世であり、自身がバリアンである事を知ってからは転生後もバリアルフォーゼができるようになった。
彼の所持しているオーバーハンドレッドNo.は基地にもなる「No.101 S・H・Ark Knight」。
彼の伝説にまつわるNo.は「No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ」。
ドン・サウザンド
バリアン世界に封印されていたバリアン戦隊の司令官神。
かつて数千年前にアストラルとの戦いに敗れ、バリアン世界の悪意の海の底へ封印されていた。
復讐に燃えるベクターによって復活を果たし、ベクターやMr.ハートランドほか七皇達にさまざまな力添えをする。しかし彼の真意は、自らが復活した際に七皇の力を存在ごと取り込んで「糧」とするためであった。
その甲斐あって最終的にはナッシュ以外の七皇を6人全員取り込み、かつてアストラルと戦った太古の時代以上の力を手にし、最後はアストラル世界を滅ぼしバリアン世界と同化し始めた人間世界の神となるべく、バリアン七皇リーダーのナッシュと共同戦線を取った遊馬たちと激突、「CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス」「CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア」を召喚するもナッシュと遊馬に敗れた。
だが散り際、バリアン七皇の最後の1人・ナッシュに自らの持つバリアンの力を全て託し、バリアン世界とアストラル世界の真の決着を迫らせた。
CX 冀望皇バリアン
バリアン世界との戦いの最終局面にて、バリアン七皇リーダー・ナッシュが、ドン・サウザンドと彼に取り込まれた七皇6人の力を受け継いだ事で登場した、バリアン七皇の力を結集した切り札。
七皇がそれぞれ持っている、オーバーハンドレッド・カオスナンバーズの力を全て体現できる。
所持能力以上にその容姿の巨大さやカオスナンバーズ達を融合させたような風貌から、かつて登場した「機皇神マシニクル∞3」や「異次元ジェット・アイアン号」等とはイメージ的にどこか似ている。そのためか、「バリアン戦隊の乗る合体ロボットか?」とも一部では言われ始めているらしい。
「最初から、おれを使えよ・・・」
ニコニコ動画において
上記の通りに一同に揃った第124話において遊馬達の前に颯爽と登場からの一斉変身(バリアルフォーゼ)→名乗り口上、そして逆境の中で(ベクター以外の)全員の力を合わせた必殺技(バリアンズ・カオス・ドロー)のお披露目などとあたかもニチアサのヒーロー番組を思い起こさせるシーン等から視聴者の間では早くも「七皇戦隊バリアンジャー」「混沌戦隊バリアンセブン」「Yes!バリキュア7!」・・・etc
と呼ばれる始末である。
関連動画
関連静画
関連項目
- バリアン世界
- ナッシュ / ドルベ / メラグ / ベクター / アリト / ギラグ / ミザエル
- ドン・サウザンド
- RUM-バリアンズ・フォース
- 遊☆戯☆王ゼアル
- CX 冀望皇バリアン
- 遊戯王関連項目の一覧
- ニチアサキッズタイム
- オノレンジャー / 暴走戦隊ゾクレンジャー/ダークプリキュア
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