バレット・ウォーレス(Barret Wallace)とは、「ファイナルファンタジーVII」の登場人物である。
概要
35歳(ファイナルファンタジーVII本編時点)・男性。
主人公パーティーメンバーの1人。
色黒の肌の巨漢。
右腕の手首から先を失っており、そこにガトリングガンなどのギミックアームを装着している。
直情的な性格で、クールな性格のクラウドとはソリが合わないシーンが多い。
序盤から中盤にかけては復讐にとらわれて視野が狭くなっている感が強いが、精神的な成長から徐々にそういった描写は和らいでいく。
反神羅組織「アバランチ」のリーダー。星の命たる『魔晄』エネルギーを搾取する神羅カンパニーに異を唱え、テロ活動に勤しむ。
しかしその本心は、故郷を滅ぼした神羅カンパニーへの復讐である。
マリンというまだ幼い娘がいて、彼女を溺愛し、常に彼女のことを第一に考えて行動している。
彼女は実の娘ではなく、故郷を滅ぼされた際に生死不明となった親友の娘を引き取ったもの。彼女自身はそのことを知らない。
ストーリー序盤のテロ活動の正当性を指摘されることがよくある。たとえ星の命のためだろうと、その行動に走るに足るだけの恨み憎しみがあろうと、神羅カンパニーやその関係者のみならず多くの一般人を巻き込んでいることがその理由である。
作中でも、パーティーメンバーの1人からその点を糾弾されるシーンがある。
ゴツい外見に似合わず、ちょっと詩的なセリフを発することが多い。
「オレたちの乗っちまった列車はよ! 途中下車はできねえぜ!」がその代表。このセリフは特に印象深かったようで、後に他のパーティーメンバーにも引用されている。
戦闘スタイルは前述のギミックアームによるもの。
装備武器の大半は後列からの攻撃によるダメージ減少がない銃器だが、近距離武器も一部存在する。
映像作品「アドベントチルドレン」でのロマンあふれるギミックアームの駆動は必見。
オリジナル版にボイスはないが、続編や派生作品などでは小林正寛が演じている。
「ファイナルファンタジーVII」ではティファ・エアリス・ユフィそしてバレットに、主人公のクラウドへの好感度が設定されている。この好感度は会話での選択肢等によって上下し、とあるイベント時において「その時最も好感度が高かったキャラクター」とデートができる。つまり上手く好感度を上げればバレットともデートができるのだが、バレットは好感度の初期値が最も低いために少々難易度が高い。
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