基本データ | |
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正式名称 | バングラデシュ人民共和国 People's Republic of Bangladesh |
国旗 | |
国歌 | 我が黄金のベンガルよ |
国花 | シャープラ (ネッタイスイレン) |
国鳥 | シキチョウ |
公用語 | ベンガル語 |
首都 | ダッカ(Dhaka) |
面積 | 14万4000km²(世界第91位) |
人口 | 約1億6469万人(世界第8位) |
通貨 | タカ(BDT) |
バングラデシュとは、我が国に似た国旗でお馴染みの、南アジアに存在する共和国。
概要
1971年にパキスタンから独立した国で、国名はベンガル語で「ベンガル人の国」という意味。現地の発音に近づけるならバングラデシュかバングラデッシュが近い。なお、バングラディシュとかバングラディッシュと呼ぶ日本人もいるが、この発音だと現地人に通じないので注意。漢字表記は中国語と同じ孟加拉と書き、漢字1字表記では孟と表記する。とはいえ、現在ではほぼ使用されることはなく、大半がバングラデシュかバングラのどちらかが用いられる。
18世紀末にイギリスの植民地にされていた頃は「黄金のベンガル」と呼ばれていたが、なんやかんやあって1971年に独立以降、アジア屈指の貧乏国家に成り下がってしまった。それでも、労働力の多さと賃金の低さに着目した多国籍国家が次の進出国として狙いを定めているという噂がある。
内政において、軍は強い発言権を持ち、PKO活動に積極的。さらには民主政権がやばくなるとクーデターを起こしてはまともになるまで取り仕切るという歴史が…。バングラの軍人は色々と大変なのだ。
歴史背景からか、パキスタンとは険悪な関係を築いており、インドも(独立を助けてもらった恩があるものの)やはりパキスタン絡みの事情で関係は冷めてきている。一方で日本とは重要な発展途上国という観点からバングラにとっての主要援助国の一つとなっている。その影響か、今の国旗を作る際に日の丸を参考にしたという。主な貿易相手はその日本ではなく中国とアメリカ。
名産・名物など
国民の6割が農家というアグリカントリー。主な農産品はコメとジュートで、コメは世界第4位の生産量を誇る。他にも、インドのアッサム州の隣にあるシレットでは紅茶の栽培が盛ん。このジュートはバングラデシュの主要産業である繊維工業にとっては欠かせない農産物で、近年では化学繊維に押されているものの、まだまだ需要は見込めるとされている。
鉱物には恵まれていないが、天然ガスは取れ、その埋蔵量はアジアだとマレーシアやインドネシアに次ぐ量とされている28.8兆立方フィートと判明済み。
そして、あまり好ましくない名物なのだが…難民を多く流出させている国でもある(招き入れている国でもあるのだが)。これはWikipediaなどで政治背景、宗教事情を調べればなんとなくそうだろうなと思えるだろう。
著名なバングラデシュ人
- ムハマド・ユヌス(経済学者・グラミン銀行創設者/ノーベル平和賞受賞者でもある)
- アマルティア・セン(経済学者/ノーベル経済学賞受賞者)(インド人だが、出生地は現在のバングラデシュにあたる。ただし出生当時はバングラデシュ建国前)
- アビジット・ロイ(Mukto-Mona開設者)
- ショイヨド・ワリウッラー(作家)
関連動画
関連項目
- 国の一覧
- 南アジア
- 日本(国旗参照元・援助してもらってる国の一つ)
- イギリス / インド / パキスタン
- イスラム教
- ローラ(モデル) - 父親がバングラデシュ人で、自身もバングラデシュで過ごしていた時期もある。
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