バンディット(Bandit)
とは、英語で山賊や盗賊を意味する語。
- スズキが製造しているオートバイの名称。当項目で記述する。
- スズキが製造しているミニバン「ソリオバンディット」。
- アメリカのヘルメットメーカー「シンプソン」が製造しているヘルメット「スーパーバンディット」シリーズ。
- 軍事用語で、明らかに敵機であると確認された航空機を指す語。
バンディットとは、スズキが製造しているネイキッドタイプのオートバイのシリーズ名である。バンディットとは、英語で山賊を意味する語である。排気量は250,400,600,650,750,1200,1250ccと多種多様である。型番が「GSF」のため、GSFシリーズとも呼ばれる。
250
バンディット250は1989年発売。エンジンはGSX-R250シリーズのものを一部手を加えたうえで搭載。
ハンドルはバーハンドル仕様とセパレートハンドル仕様の2つが選べた。
1995年には可変バルブタイミング機構が搭載された「V」仕様が発売された。
400
バンディット400は1989年発売。車体構造は250と共有しており、400cc版のみ最初から可変バルブタイミング機構を搭載、フロントブレーキがダブルディスク化されており、限定生産車(Vリミテッド、VZ)にはメーカー標準でロケットカウルが付いていた。
600・650
バンディット600は海外専売モデル。2004年には650ccに排気量が拡大された。
750
GSF750は1995年発売。スズキ伝統の直4油冷エンジンを搭載。教習車仕様も存在したがあまり売れなかったという。
1200・1250
GSF1200は1995年発売。海外ではバンディット1200の名称で発売。なお型番に「S」が付くとハーフカウル搭載モデルとなる。一部は白バイとしても採用された実績あり。2006年9月、排ガス規制の強化の煽りを受けて1200cc版は生産終了となる。
そして2007年、水冷1250ccとして復活。燃料供給装置が燃料噴射装置(インジェクション)に変更されたほかトランスミッションが5速から6速に変更。
2010年4月には「F」仕様が発売。海外で発売されているGSX1250FAと同一仕様であり、フルカウルスポーツツアラーとなっている。(日本では法規制で正規でハヤブサが売れないから苦肉の策として代用となるバンディット1250Fを売り始めた、という説があるとかないとか…)
関連動画
関連項目
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