“バンドやろうぜ!”とは、DELiGHTWORKS開発のスマートフォン向けリズムゲームである。
略称は「バンやろ」または 「バンやろ!」。配信開始は2016年10月13日より。
概要
“「青春」×「バンド」”がテーマであり、楽曲も殆どバンド調で堅められているのが特徴。
アニプレックスとソニー・ミュージックエンタテインメントの共同企画として立ち上がった経緯を持ち、
ストーリーも主に若手バンドマンの視点を通し、音楽業界の一抹を覗かせるものとなっている。
ゲームは最大4枚のカードでデッキを編成し、他プレイヤーのプレイデータと競う方式。
入力ミスによりライフが尽きるとライブ失敗。完走し、成功ないし勝利するとクリアとなる。
なお、ライブモードの勝敗記録がゲームの進行に関わることはない。(シナリオ上のライブは例外。)
リアルイベントとして、作中の演者達がバンドを組み、実際のライブが行われたこともある。
なかでもOSIRISは全6会場・7公演の全国ツアーを経験しており、評判も上々だったとか。
2018年7月31日にて更新終了。現在は課金要素を廃止、完全無料解放されていた。
システム
ストーリー
物語の舞台は各所で“デュエルギグ”が活発に行われている現代の音楽業界。
デュエルギグとは「一つのステージで二つのバンドが演奏力を競う」ライブの一形態であり、
アーティスト同士の実力を測るバロメーターとして重宝されており、オーディエンスからの人気も高い。
(当然ながら1ステージ1アーティスト形式の一般的なライブも存在する。)
主人公達もデュエルギグを得て動き始め、ある者は頂点を目指すため、ある者は己の意志を伝えるため、
ある者は会場の全てを笑顔にするため、ある者は自分らしく堂々と生きるため、その身を音楽に挺していく。
しかし作中の世界でも音楽やアーティストに対する価値観は現実世界と大して変わらず、
音楽を生業にすることに否定的な意見を述べる者も少なくなければ、実現出来る人物も限られる。
そもそも音楽に対する関心のない者もおり、たとえ音楽業界全体が一企業に支配されかけても
音楽に無関心な者からすればTVや街角で流れる曲が変わる程度の出来事にしかならない。
故に音楽は絶対的な存在ではない世界観であり、音楽家も超人的な扱いを受けるとも限らない。
各シナリオはライブモードにてライブの成功報酬である“スピリッツ”を入手し、
「バンドランク / キャラランク / カードランク」を所定値に満たすことで解放される。
(この仕様上、各メインシナリオの進行はそれぞれのバンドのカードを集めることが大前提となる。)
以下は各シナリオの解説を記載。
- メインシナリオ(バンドランク):四組の若手バンドの活動を記したシナリオ。いわゆる第一部。
全編に渡ってフルボイスが用意されている唯一のシナリオでもある。全62話×4。
加算対象はライブに参加したカードのキャラクターの所属バンド。 - キャラシナリオ(キャラランク):各メインキャラクターが主役のサブシナリオ。全10話×12。
「音楽魂(スピリッツ)の向上」を名目に、各々の個性を掘り下げる内容。シリアスなどない。
加算対象はライブに参加したカードのキャラクター。 - カードシナリオ(カードランク):各シナリオの幕間を描いたサブシナリオ。最低1話、最大4話。
重要な設定に関わる内容もあれば、ほぼギャグで終わる話もあったりと、種類は様々。
加算対象はライブに参加したカード。なお、カードランクは同一のカード同士で共有される。 - イベントシナリオ:スピリッツシステムと独立した形態で配信されるシナリオ。計37回。
全般的に大胆な展開が目立つが、回によっては後の第1.5部~第2部の前奏となるものも。 - エピソード オブ アヴァロン:第1.5部~第2部。激化するクリムゾン抗争を描くイベントシナリオ。
作品の中で特にシリアス色が深く、音楽生命を賭けたバンドマン達の戦いが繰り広げられる。計8回。
余談だが、全体を通してギャグとシリアスの展開に極端な温度差が生じている作品でもある。
この傾向はイベントシナリオが強く、ふざけすぎてユーザーからクソシナリオ呼ばわりされた話も。
その原因の大半がよりによって第一候補のブレイストによる所行だったりするのは内緒。
カード
詳しいことは説明書やwikiを参照されたし。
- 属性:特定要素の基準となる項目。種類は「GROOVE / BEAT / MELODY」の三種。
とりあえずカードと楽曲の属性は一致させた方がいいよ、分散させるメリットは薄いから。 - 演奏力:獲得スコアの基準値となる項目。こちらも「GROOVE / BEAT / MELODY」の三種類存在。
カードが持つ属性以外の演奏力は低く、SSRでもSRに負ける可能性がある。過信は禁物。 - メインスキル:特定条件(主に演奏成功回数)を満たすと確率で発動する特殊効果。
各カードの演奏力はメインスキルの効果ごとに水準が異なる。[1] - リーダー:「リーダースキル」が発動する先頭のカード。負けると脱ぎます。[2]
- 強化 / 合成:カードのレベルを上げる唯一の手段。ライブではカードのレベルは上がらないので要注意。
- ブレイク:特定の素材を消費してレベル上限を引き上げるアレ。もっと星をよこせや。
- 限界突破:同じカードを合成すると能力値にボーナスが掛かるアレ。最大4回。
- 強化カード:獲得経験値が多い、ほぼ合成素材専用のカード。全12種。
入手先はショップのアイテム交換、または特別楽曲のドロップ報酬。集めよう。 - サイン:SR以上のレアリティで起きることがある要素。これこそレア物。
- EXR:専用ボイスと特別楽曲がセットなバンやろ最上級レア。全15種。
属性一致が前提になるものの、総合火力の高さは正にエキサイティング。負けると焦げます。
なお、各キャラクターのステータスは一定ではなく、カードの種類によって異なる。
そのカードのステータスもキャラクターごとに露骨な調整がされている訳でもないので、
メインバンドに限れば弱すぎるキャラは存在しない。レアカードの数の格差はどうしようもないが。
それだけにサブキャラSSR枠を逃したリュウセイとナインシックスが不憫でならないというか。
登場人物(主要キャラ)
BLAST(ブレイスト)
緋ノ山第一高校に通う高校生によって結成されたバンド。
正規ボーカルが決まらない状態が続いていた中、一時的なメンバーとして大和が加入する。アグレッシブで熱い曲調が特徴。
四組の中で最もロックンロールの色が濃いグループ。奇行的な意味でも。
物語の中枢に関わることが多く、事実上作品全体の主人公として扱われているバンドでもある。
- 《東雲 大和(CV:生田鷹司)》
- 「天下一」に対して並ならぬ情熱を燃やす高校二年生。ボケもフリも常に直球、時々死球。
- 元々は野球部のエースピッチャーだったが、交通事故の怪我を元に引退。
埋め合わせで野球部の応援団をしていた所を宗介がスカウト。臨時メンバーを通して正規ボーカルとなる。 - 向上意欲は非常に高く、一度決めた目標ならばどんな荒行も前向きに打ち込む性格だが、
その加減知らずの情熱は当時のチームメイトから理解されず、煙がられていたという。 - 一時期ゾンビになってました。
- 《巻 宗介(CV:増田俊樹)》
- 音楽界の頂点に対して只ならぬ執念を燃やす狂犬ギタリスト。時々アホ犬。
- 高校二年生。頭一つ抜けたギターセンスを持ち、生活の殆どを音楽に捧げるストイックな性格だが、
他のメンバーにも妥協は許さず、これまで16人のボーカルを脱退させてきた原因を作っている。
大和も例外ではなかったが、練習場所を求めて奔走している彼の姿を見て態度を改める。
なお、彼のわだかまりが解けたのは二章。めっちゃ早い。 - 一時期ゾンビになってました。
- 《佐伯 翼(CV:山下大輝)》
-
ブレイストの
腹黒策士参謀役を担うベーシスト。高校二年生。 - 結成当初に声をかけられた一人。手先が器用で頭も良く人当たりも悪くない性格であり、
クセ者揃いで音楽以外に疎い面々にとっては欠かせない存在。ツッコミ役的な意味でも。
そんな彼がブレイストにこだわるのは、器用貧乏から抜け出せない己を変える為でもある。 - 趣味はガールハント。女子からの人気もあるようだが、何故かモテない。
- 《白雪 徹平(CV:石谷春貴)》
-
大和らとは一つ下の高校一年生。某名物Pのような強面が特徴的なドラマー。
顔で不審者扱いされがちなのも一緒。こちらは鬼とか顔面凶器とか散々な呼ばれようだが。 - 幼少期に夜逃げした両親から置き去りにされた過去を持ち、バイトの掛け持ちで生計を立てている男。
その人相でバンドに恵まれなかったこともあり、ブレイストへの想いは厚く、家族のようだと慕う。 - しかし日常では言動が予測不能な大和や宗介、悪ノリが絶えない翼のツッコミに追われる毎日。
(ちなみに基本的には敬語だが、ツッコミを入れる時はタメ口になる関係。顔も度々ネタにされる。)
それでも決して折れることはなく、たとえ不条理に振り回されようと誰よりもタフに生きる。 - 一時期ゾンビになってました。
- 《北沢 優奈(CV:藤田茜)》
- しっかり者な大和の幼なじみ的な登場をしつつも作中随一のボケを繰り出すブレイストのマネージャー。
洞察力や行動力は優れている筈なのだが、いかんせん発想の源が狂っている。 - 《そうすけん(CV:???)》
- モザイク代わりのマスコット。もうちょっとマシな出番はなかったのか。
OSIRIS(オシリス)
クールで叙情的な楽曲が特徴のバンド。
その音楽性と世界観の完成度の高さから一時メジャーデビューの噂も囁かれていた。
曲調に往年のV系の色を浅はかとなく感じさせるバンド。ただ、メイクはなく、衣装も割と一般的。
四組の中だと最年長でクールな見た目だが、実際に話すと三枚目な一面を覗かせることも。
ライブ前では高良京による即興の語り口上が恒例となっている。
「オレの気持ちは、心は、歌の中にある 渦巻く極彩色の魂を鳴り響かせよう……!」
- 《高良 京(CV:小林正典)》
- 「日常生活に支障をきたすレベルの無口」を絵に表したかのようなボーカル。20歳。
- 無意識のうちに詩情的で些か複雑な表現(通称:ポエム)を口にしてしまいやすい人物。
その理解され辛い言葉選びは彼を寡黙にさせた原因だが、歌詞としてオシリスを彩る個性でもある。
己の気持ちを表す為に歌うが故に意識も高く、意図をせずしてオシリス全体の舵を握ることも。 - メシェド神に一目惚れしてマスコットにしないかと提案したことがある。
- 《レイ・セファード(CV:花江夏樹)》
- イギリス人で英国的な名前でも英語と横文字はダメなんです。20歳。
- オシリスの原動力となる人物。メジャーデビューの為に様々な提案を行動に移すのだが、
彼の提案は大胆とも無鉄砲とも取れる行動が多く、メンバーを困惑させることもしばしば。
前向きで向上意欲は高いものの、無謀すぎる提案が元で危うく“断罪”されかけたことも。 - その気になれば格好良くも可愛くもなれる容姿の持ち主。でも中身はお茶目な人。あとむっつり。
- 《来栖 真琴(CV:内田雄馬)》
- 学業も音楽も両立させるのがモットーな医学生ベーシスト。21歳。
- 行動に対して理屈を求めるリアリスト思考の持ち主。オシリスのブレーキ役でもあり、
ノリや勢いで動きがちなレイに苦言を呈することが多く、そこから衝突しかける場合も少なくない。
しかし提案された以上は行動の価値を現実的な形で見出そうと最善は尽す。
…のだが、肯定意見も“下げてから少し上げる”ように出すので、ミコからツンデレ呼ばわりされたことが。 -
生真面目なせいか、愛嬌や色気には疎い。
無理に笑わせるとインテリヤクザになっちゃう。 - 《小金井 進(CV:梅原裕一郎)》
- 実家が漁師兼魚屋な海の漢系ドラマー。23歳。
- オシリスの中で合理的な判断を下せる人物。意見の衝突が絶えないレイと真琴の仲裁や、
極端に口数が少ない京の意見を好意的に解釈が出来るグループのリーダー的存在。
性格は兄貴肌で人情家。口調は若干荒いが、頼りがいのある青年として評価が高い。 - 唯一にして最大の弱点は個性の九割近くが海と水産関係に集約していること。本職はどっちだ。
合い言葉は『生カツオでぶっ刺してやるぜ!』。※表記ブレあり
Fairy April(フェアリーエイプリル)
大手総合プロダクションに所属する四人組バンド。
個性溢れる楽曲と共に、その高いライブパフォーマンス力が評価されている。
シンセサイザを多用した爽やかなメロディラインが特徴的な邦楽バンド。
その装いとファンサービス旺盛なパフォーマンスから“アイドル”と比喩されることも多い。
- 《鳳 葵陽(CV:蒼井翔太)》
- 作中で度々使われる「天真爛漫」の言葉が最も似合うであろうボーカリスト。16歳。
諸事情により脱退した元メンバーから引き継ぐ形でフェアエプのリーダーを務める。 - 素行にあどけなさを残すが、見下す相手には相応の覚悟を見せつけられる度胸を持つ一方、
争いごとは総じて苦手なタイプ。自身の意見を出しきれず、優柔不断になったことも幾らか。
人格者としては未熟な部分も多く、真の意味でリーダーになるには幾らかの経験を得る必要があった。 - 好物は焼き肉。無人島暮らしで肉不足になった際、冗談半分ながらサル肉を食べようかと考えたことも。
- 《七瀬 一真(CV:石川界人)》
- なんだかんだで画面映りの多いフェアエプ第二の主人公。11月生まれの18歳。
- 頭一つ抜けた演奏力を持つギタリスト。中学卒業時から事務所に所属していたものの、
主に人間関係が原因でバンドの脱退を繰り返し、成果を残せない二年近くを過ごす。
最終的にはギターが空席だったフェアエプに所属。そのまま運命を共にすることとなる。 - ミコ曰く「末期レベルで屈折率が異常な(ほど病んでいる)」心を持っていたが、
そんな彼も恋や失恋、喧嘩や家出、交流や友情を通して精神的に成長していくのだ。 - サブシナリオではしょちゅう泣く。絶叫もするし、首も飛ぶ。
- 《徳田 吉宗(CV:山本匠馬)》
- 名字は徳田なのに親の顔は悪代官とは、これ如何に。16歳。
- フェアエプのムードメーカー。しかし天然でもなければ不器用すぎることもなく、感性は割と常識的。
普段はお調子者で悪ノリもする焼きそば好き、本気になれば料理も演技もヤマを当てることも出来るが、
ちょくちょくスコアを間違えてアドリブで誤魔化すところでオチがつく人。ベーシストなのにね。 - ファンの前では公にしないものの、なんだかんだで色を知りたがる年頃だったり。
- 《藤堂 美郷(CV:小林裕介)》
- 二度も「ちゃん」付けで呼ぶような不届き者はHasta la Vista。16歳。
-
元モデルで可愛らしいドラマーな男の子。ちょっと天然気質だが、葵陽と違って言うことが鋭い。
初対面の優奈を小言ながら「結構アレ」と呼ぶくらいには遠慮がない。実際そうだけどさ。 - モデル業と華奢な体格が原因で一方的に絡まれることも少なくはなく、
かつては臆病な性格だったが、筋力がついてからは落ち着いた思考で物事を判断できるようになる。 - バンやろ青春白書編では男になりましたね。
- 《両角 冴枝(CV:大浦冬華)》
- フェアエプのマネージャー。都合上、スクエア・キュービック事務所の社長も兼任。
- 三行半を下されたばかりのフェアエプをスカウトした人物。なかなかの貧乏性。
- 《アリエスくん(CV:???)》
- 現フェアエプ結成記念に作られた羊のマスコット。美郷がいつも身に着けているアレ。
- 名前の由来は“牡羊座”のラテン読み。主にカードシナリオに登場する、所謂隠しキャラのような存在。
現実世界でも幾つかグッズとして売り出されており、フェアエプ人気を裏で支えている。
Cure2tron(キュアキュアトロン)
可愛い見た目とガーリーな衣装、そしてキュートでポップな曲調が魅力の異色系バンド。
メンバー全員が女の子、かと思いきや、実はれっきとした男の子。
業界用語で言うところの「男の娘」で構成されているバンド。一応“女声”バンド。
楽曲のバリエーションは豊富で、ラテン系やジャズ等の要素をポップに取り込む柔軟性を持つ。
略称は「キュアトロ」。決め台詞は「魅せるよ、キュアキュアトロン! とろけるような甘いライブを!」
- 《マイリー(CV:黒沢ともよ)》
- 変声期を迎えても変わらない中性的な声にコンプレックスを抱いていたボーカリスト。15歳。
- 本名は“望”。シェリーにスカウトされ、知人らには内密にバンド活動をしていた。
成り行きで女装を始めてしまい、頑なに女装趣味は否定しているものの、
本人の意志に反して徐々に男の娘の資質が開花していく運命を背負ってしまった少年でもある。
なにが悲しくって男相手にナンパされなきゃならんのか。おまけにセクハラもされるし。 - こう見えても義理人情や友情に厚く、どんな相手でも決して見捨てようとはしない。
- 《シェリー(CV:田野アサミ)》
- 一人カラオケしていた望の部屋を突然乗り込み、素敵すぎる口説き文句で彼を勧誘したお姉さま。17歳。
- 男性ながら女性的で可愛らしい生活に憧れていた、クーデレ気質なギタリスト。
その傾倒っぷりは単なる趣味に留まらず、お洒落や美容に敏感、お嫁に出せるくらい料理上手で、
憧れの人物と出会せば「デ」で固まり、服やメイクや美容院などで三時間待たせるというナイスなリアクションをするくらい乙女な人。
だけど本人から言わせれば相手の好き放題されてまで女になるつもりはないってさ。難しいね! - そんな彼女の憧れはディズィ。普段はそっけないが、メンタルがヤバいとキチが入る。
- 《ユキホ(CV:湯浅かえで)》
- 家は老舗呉服屋、姿は大和撫子、振る舞う貴女はサディストガール。15歳。
- お淑やかなで誰にでも「さん」付けする敬語口調のお嬢様だが、その本質は根っからのイタズラ好き。
主語を隠して意味深な発言をするのは勿論のこと、メンバーの古い写真を無断で持ち出す、
特注でアイアンメイデン風ケースを作る、変装する、得体の知れないものを食わせるなど、
話が深まるごとに色々な過激さが増すお方。ただでさえウッドベース奏者の男の娘なのに。
なお、女装は宣伝目的による両親の仕込みによるもの。この時点でアブノーマルのような… - ギャグもシリアスも“攻める”キャラだが、意外な場面で弱みを見せることも。
- 《ミント(CV:村川梨衣)》
- 進さん家の魚をたかりに来るデッカいネコ(現役陸上部)。15歳。
- 従姉の影響で女装を始めた男の娘。明るく活発で年上に遠慮がなく、
バイト先でも当然のように女性服を着るくらい可愛さに絶対的自信を持つ性格。あと健啖家。
(ちなみに運動後にくる空腹感に弱い体質で、限界に達すると“男”が出てしまう。) - ボケやマイリーのイジりは主に彼女だが、逆にイジられたりツッコむ場合もあり、役回りは中間的。
一時期ゾンビになってました。 - 《アヤ / 彩(CV:鬼頭明里)》
- 望の妹。マイリーの大ファンだが、兄は殺傷力の高い物を投げるほどに大嫌い、
そしてキュアトロの大事な御得意様という、マイリーにすれば爆弾のような存在。実際ヤバかった。
DESTIRARE(デスティラール)
現代の音楽シーンのトップに君臨するカリスマバンドで、音楽を志す者たち全ての憧れの存在である。
メンバーそれぞれの個性がぶつかり合うかのようなセッションは、聴く者の耳とハートを虜にすると言われている。バンド名の由来はイタリア語の「運命(Destino)」と「撃つ(Tirare)」を合わせた造語で、「運命を撃ち抜く」という意味を持つ。
バンやろ世界における絶対的存在。レソナンシアプロダクション所属。
ゲーム内では一貫してプレイヤーが扱うことのできないキャラクターとして設定されている。
プロローグの終盤に突如として現れたが、本格的な登場は各メインシナリオの9章にて。
様々な形で若手バンドマン達と遭遇し、彼らに伝説的ロックバンドの鱗片を見せつける。
クリムゾン抗争では対クリムゾングループの切り札として期待されていた。しかし……
- 《ディズィ(CV:???)》
- デスティラールのボーカルにして四響の一人。絶大なカリスマを放つ存在。
滅多なことでは口を開かない寡黙極まる人物であり、その声を知るプレイヤーはいない。 - 《セイジ(CV:森久保祥太郎)》
- デスティラールのギタリスト。オシリスのメインシナリオに登場。
- ナンパが趣味で口調も軽いが、本当は他の誰よりもディズィを尊敬する人物。
- 《マサキ(CV:小西克幸)》
- デスティラールのベーシスト。フェアリーエイプリルのメインシナリオに登場。
- 意外すぎる素顔を晒し、さながら上様チックな登場で彼らの窮地を救う。
- 《シュウ(CV:小野大輔)》
- デスティラールのドラマー。キュアキュアトロンのメインシナリオに登場。
- 何故か学園祭の出店でバイトをしていた。マサキと違って出オチもいいところ。
- 《堂本裕一郎(CV:梶裕貴)》
- デスティラールの専属マネージャー。ブレイストのメインシナリオに登場。
- スケジュールが前倒しになってしまった神出鬼没のディズィを追うべく、宗介の元を訪ねる。
その他
- 《マスター(CV:宝亀克寿)》
- ライブハウス“エデン”を取り仕切る中年男性。前頭部のハゲはチャームポイント。
- 4組の若手バンドを注目しており、親身に接して面倒を見ている人物。
ただし金が絡むと相当あくどい。エデン閉店の危機と称して若手達を利用したのも一度ではなく… - 《ミコ(CV:諸星すみれ)》
- 音に特別な関心があるエデンの看板娘。マスターの知り合いの子供。
口数は多くないが、受け答えはシッカリと返すタイプ。茶番もノリノリ。 - 各キャラシナリオでは姿が似た別人として登場。若手達をカオスの渦に引きずり込む。
- 《ラモさん(CV:岩崎ひろし)》
-
足して二で割ったような風貌のミュージックチューンの名物司会者。 - エデンのマスターとは旧知の仲、15年前の黄金時代を共に生きた間柄らしい。
- 《“見習い”(CV:???)》
- プレイヤーの分身たるキャラクター。“見習い”は愛称であり、本名はプレイヤー任意。
メインシナリオでは一切登場せず、あるイベントシナリオから現れた経緯を持つ。 -
潜入取材目的
ということを看破しているマスターから安い給料でエデンに働く見習いスタッフだったが、
煉獄のダンテとの出会いを境に“チューナー”の能力に目覚め、クリムゾン抗争に深く関わることとなる。
登場人物(ライバル)
Freezing(フリージング)
ブレイストのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“GROOVE”。
「最強バンドの結成」をテーマに、各分野のエキスパートをヘッドハンティングする形で集められたバンド。
実力は申し分ないものの、その経緯故に「仲間を捨てた裏切り者」と呼ばれることもあり、
音楽界の頂点を掴むことも“目標”ではなく“使命”として掲げている。
作曲はテクノやヒップホップを取り入れたロックスタイルだが、作詞は全てが英語。[3]
「それって帰国子女のクリクロの役回りじゃないの?」という指摘も作中では一切ない。何故だ。
- 《シュウジ(CV:高橋伸也)》
- ボーカルとして歌うためには念入りな筋トレを欠かさずこなす男。19歳。
- 性格は嫉妬や不正を嫌い、熱意や勇猛を称える快男児。重んじるが故に冷淡な一面もあるが、
仕合においては実力や張り合いを求め、容姿や態度は割と寛容な人物。
なのでブレイストやナインシックスの奇行をまるでツッコまない。どころか天然ボケをかますことも。 -
好物はファンやメンバーに内緒で食べるパンケーキ。
笑顔で食べるキミが素敵。 - 《アツシ(CV:藤巻大悟)》
- しょこたん語が特徴的なゲームオタクのギタリスト。ダウナー気質。
ゲームを「ピコピコ」呼ばわりするリュウセイとはライバル関係だが、端から見れば五十歩百歩。 - 貴重なサブキャラSSR枠を勝ち取った勝者。ペル○ナ4パロ以上コラボ未満の主役を務めた。
- 《リュウセイ(CV:村田太志)》
- サブカルに詳しいが、何故かゲームには疎いアニメオタク。ツッコミ担当のキーボーダー。
元々はロボットアニメ党だったが、最近は魔法少女物にも目覚めたという。知ったことではない。 - ナインシックスの奇行や狂言もノリでツッコミ返せる貴重な人。役回りは殆ど相方。
- 《ナインシックス(CV:長南翔太)》
- 変なガスマスクで変な口調で喋って変なことをするモヒカンの変な色した変なヤツ。
そのキャラ故に変人以前に“人”なのかも疑われるドラマー。スカウトしてきたジョニーの気が知れない。
女性層に対して自重しない行動や発言も多く、その辺りも人気が割れる要因になっているとか。 - また、唯一のSR枠をおっぱい談義で使い切った“おっぱいソムリエ”としても有名。
のけものはいない みんなもみもみフレンズ - 《ジョニー橘(CV:宮澤正)》
- フリージングのプロデューサー。ビギニング・Rを開催した張本人。
名のある業界人だが、売り出すためなら平然と仕込む邪な男。悪徳Pとは彼のこと。
Crystal Cross(クリスタル・クロス)
葵陽と競合したビートラップのボーカルユニット。
見事にシンクロしたツインボーカルが持ち味の双子のデュオで、
兄・結がキーボードとコーラス、弟・晶がメインボーカルを担当。
フェアリーエイプリルのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“MELODY”。
ただしEXRカードはBEAT属性として登場。多すぎたからか?[4]
一応フェアエプの後輩だが、実力が疑問視されていた彼らに対する敬意はなく、
仮に「先輩」と呼ぶことがあっても侮りを込めたものであった。
後に実力を認め、認知を改めるが、それでも彼らのキャラとは馬が合わないと感じている様子。
- 《結(CV:代永 翼)》
- 物腰は柔らかいが、プッツンすると笑いながらキレるお兄さん。18歳。
- 相手の容姿や才能を素直に認められる器量を持つが、それで相手を全肯定するかは別問題で、
自分達をナメてきた相手は容赦なく倍返しにするサディズムな人物。ゲス顔がとっても素敵。
それと隙あらば相手の秘密を握ったり、困った顔を見ようとしたがったりもする。意地悪。 - 《晶(CV:村瀬 歩)》
- 誰であっても高飛車なオレ様系男子の弟さん。18歳。
- 歯に衣着せぬ嫌味を言うが、それを含めて良くも悪くもやんちゃな性格であり、
意外とおっちょこちょいだったり、時々見せる無邪気な表情に愛嬌を感じさせたりする人。
だけど結の悪巧みを制止するどころか便乗したりするので、基本的に意地悪なのはこちらも同じ。 - 《蜂谷社長(CV:小山剛志)》
- ビートラップ事務所の社長。実力主義の経営者と言えば聞こえは良い人物。
契約の書類と内容と状態はキチンと把握しておきましょう。
断罪のラファエル
オシリスのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“BEAT”。
四響の一人に数えられるギタリスト。米国のスラム街出身。
普段は気さくで穏やかな好青年だが、デュエルギグでの演奏は相手を圧倒するほど極めて攻撃的。
数多くの対戦者の心を打ちのめし、音楽生命を断ってきた逸話から「断罪」の異名で呼ばれ、
ソロアーティストながらデスティラールと並び賞される実力を持つ人物。
バンやろ世界における絶対強者の一人。他のライバル達と比べて頭一つ抜けた実力者であり、
作中では「万全の状態だと太刀打ち出来ない相手」としてのステータスを貫いている。
シリアス一途でクソシナリオの流れに絆されなかったライバルも彼くらい。でも負けると脱げる。
こうした格上のキャラクター性はテーマソングである“Lucife D”にも現れており、
ヒット数(コンボ数)最多、演奏時間最長の最高難度曲の候補に挙がるほど。周回したくない。
追放者アダム
キュアキュアトロンのメインシナリオに登場。デフォルト属性は“MELODY”。
自分を旧約聖書のアダムだと思いこんでいる変態ベーシスト。
比喩表現を多分に交えたセリフ回し、妙に露出度が高い衣装、法の裁きを受けつけない奔放っぷり、
常識から逸脱した演奏技術と音楽の理想、ついて行けぬなら置いていくという協調性のなさなど、
あまりに異様な音楽性を持ち、数々のデュエルギグを荒らしてきては出禁を受けてきた青年。
「追放者」の異名も、優れたベーシストである彼を憂いて名付けられたものである。
マイリーのセンスに惹かれ、幾度となく彼を「イヴ」と呼んでは求婚を迫り続ける男。
その執念は単独でギター・ベース・ドラム・ボーカルを一任する一人バンドを結成し、
マイリーが男と知らされても衰えるどころか自分がウエディングドレスを着ようかと提案したほど。
(一人バンドを結成した理由は技術的にも性格的にもメンバーがついていけなかったのが原因。)
基本アホなことばっかりやってるせいで四響としての威厳はない人物。ラファエルとは大違いだ。
ちなみに“アダム”の名はいわゆる芸名であり、彼自身はれっきとした日本人である。
XENON(ゼノン)
現代の音楽シーンにおいて圧倒的世界シェアを持つ
クリムゾングループの中でも至上最強と称されるバンド。意味はギリシャ語で「交わらないモノ」。
既に海外ではトップアーティストとして知られており世界規模のツアーも何回も行われているが、
日本国内ではデスティラールの影響もあってか、知る人ぞ知るという知名度に留まっている。
クリムゾンアーティストのトップに君臨する、デスティラールのライバル。
グループ総帥の皇紅蓮に最も近い地位を与えられた側近中の側近である。
クリムゾン抗争における最大級の難敵だが、社長命令で組まされた点も含め、
話が進むにつれて各メンバーの拗れに拗れた関係が明らかにされていくバンドでもある。
それこそデスティラールよりも設定が掘り下げられてるんじゃないかってくらい。
ある意味では皇紅蓮の鉄面皮が顕著に現れているとも言える存在。
- 《ヴィクター(CV:???)》
- 我らゼノンは覇道に進むと豪語する無慈悲な男。26歳。
ギターのコウキと友人関係にあり、彼の推薦でボーカルに抜擢された経緯を持つ。 - 《コウキ(CV:???)》
- 皇紅蓮の実子であるギタリスト。26歳。漢字表記は“皇紅輝”。
比較的温厚で謙虚な青年だが、一切の自由を認めない父の独裁主義を信じて疑わない。 - 《シュイン(CV:???)》
- ゼノンのベーシストにして皇紅蓮直属の特殊工作員。主に爆破や炎上を好む。
倫理観を欠いた愉快犯であり、エデンの見習いに対しても直接的な因縁を加えてくる人物。 - 《グラハム(CV:???)》
- ヴィクターに仕える執事口調の男性ドラマー。37歳。
15年前の真相を知る生き証人として、命運をヴィクターと共にする共犯者。
その他
いわゆるサブキャラの方々。他にも多数。
- 《天牙(CV:浜添伸也)》
- パイズリーペイズリーのギター兼ボーカル。デスティラールの影に埋もれたアーティスト。
ブレイストと戦うが、敗北。後に改心し、元プロとして彼らに指導をつける。 - その後もネタ要員として細々と現れたサブキャラの鏡。バレンタインでは名前の通り(ry
- 《ミキヤ(CV:鈴木裕斗)》
- ハーレクィンのリーダー。オシリスに代わってメジャーデビューしたアーティスト。
喝采を得る為に音楽性を会社に委ねた男だが、飼い犬が野生の狼に勝てる道理などないのである。 - 《DJジラフ(CV:???)》
-
注目されるため、お忍びだったクリクロに喧嘩を売ってきたラッパーボーイ。
クリクロとバンドの定義が激しく問われかねないデュエルギグを繰り広げる。 - 《デュエルギグ野盗(CV:???)》
- 皇紅蓮への怒りをマックスにデスロードをひた走るマッドなモヒカン達。ヒャッハー!
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関連項目
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脚注
- *EXRスキル > 非スコアブースト系 > スコアブースト系 >>> 回復系・スコアボーナス系
- *※各主人公(東雲大和、高良京、鳳葵陽、マイリー)と一部キャラクターを除く。
- *EXRカード特典の楽曲は例外。
- *EXRカードの属性はライバルキャラを除くと「1:1:2」の割合でMELODY側に偏っている。
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- ページ番号: 5537240
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