バーストアピールとは、ゲーム「アイドルマスター2」「アイドルマスター ワンフォーオール」におけるアイドルたちの必殺技である。
競争激しい昨今の芸能界において、アイドルたるもの超必殺技のひとつやふたつ持っているのは当たり前なのである。
概要
「ライブ」「オーディション」「フェス」のようなゲーム的な部分における場合と、ライブ・フェス後のアンコールやオーディション後の収録、ステージフォーユー!などのPV部分における場合とでいくらか仕様が異なる。
前者の解説にはゲームシステムの解説から入る必要があるため、ここでは後者(及び共通部分)のみを解説する。
- 1つのPVの中で1回だけ使用できる。
- タイミングは任意だが、楽曲開始直後と終了間際は使用できない。
- バーストアピールを発動すると背景が各アイドル独自のものに変化し、画面に映るアイドルも対象の1名のみになる。
- 基本的にセンター位置のアイドルが対象となる。カメラを他のアイドルに固定している場合は、そのアイドルが対象となる。
- バーストアピール中のダンスは楽曲に準じるが、バーストアピール終了間際には各アイドル独自のポーズで締める。(決めポーズを取ると背景が元に戻り、他のメンバーもその決めポーズに合わせたポーズを取って表示される。)
- とにかくアイドルたちがめっちゃ可愛い。
その演出から、「ATフィールド」「固有結界」「スペルカード」を髣髴とさせるとの声もある。
「アイドルマスター ワンフォーオール」では、それぞれのバーストアピール(正確にはそれに付随したスキル)に固有の名前が付いた。
各アイドルの演出
- 天海春香 【無敵のスマイル♪】
- ピンクを基調とした背景に、桜の花と花びら、ハートマークなどが舞う。最後は右腕を高々と掲げ人差し指を立て、ウィンクで締める。左手を腰に当てる姿も正統派アイドルらしい決め。めざせアイドルNo.1!
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール後、自分のVO.レートを上げる」
- 星井美希 【美しき可能性】
- 黄緑の背景に多数の星マークが舞う。目いっぱいの投げキッスで締める。このとき、片足を上げて前のめりの体勢で停止するのだが、よくバランスを保っていられるものだと感心する。美希らしくはあるものの、持ち歌(relations)とはあまり合わない。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール中、自分のVI.レートを上げる」。唯一ランクを上げる前のランクEから使用できることが、豊かな才能を連想させる。
- 如月千早 【天上の歌声】
- 青を基調とした背景に羽根が舞う。前作までの持ち歌であった「蒼い鳥」をイメージしているものと思われる。決めポーズは右手で天を仰ぐような感じ。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール中、自分のVO.レートを上げる」
- 高槻やよい 【あふれる元気!】
- オレンジを基調とした背景に何種類かの花が舞う。最後には元気にジャンプして着地後は満面の笑顔を向けてくれる。やよいゾーン、ここに健在。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール後、自分の全てのレートを上げる」という強力なものであるが、それとのバランスかステータスは低めになっている。それでも強い。
- 萩原雪歩 【天使のキラメキ】
- 青白い背景に雪の結晶が舞う。両手を胸の前で結ぶポーズで締める。雪歩らしい、控えめなアピールといえよう。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール後、自分のVI.レートを上げる」
- 菊地真 【華麗なるステップ】
- 宇宙空間のようなフィールドを展開し、そこに幾筋かの光線が走る。決めポーズは右の拳を前に突き出す感じ。「小宇宙(コスモ)を燃やしてペガサス流星拳」と覚えれば良い。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール後、自分のDA.レートを上げる」
- 双海真美 【真美☆スペシャル】
- 黄色を基調とした背景に星マークとハートマークが舞う。決めポーズは胸の前で両手に力を溜め、それを大きく前に突き出す。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール中にアピールした興味レートの上昇率を上げる」 バーストアピール中にレートを上げるスキルと組合わせることで火力が爆発する。
- 四条貴音 【月夜の宴】
- 始めの一瞬だけえんじ色で、その後すぐに夜のような背景になる。そこには紫の月が浮かび、もみじが舞う。締めはターンと共に左手で天を仰ぐと同時に、蝶のエフェクトが羽ばたく。ミステリアスな貴音にぴったりの非常に幻想的な演出であるが、持ち歌(My Best Friend)にはあまり合わない。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストコンプリート後、自分のボルテージを上げる」
- 我那覇響 【太陽とダンス】
- 水色を基調とした背景に星と花柄が舞う。猫のようなポーズで締める。複数人ユニットでやると、最後に全員が猫ポーズを取ってくれるので、そういう嗜好の人にとってはまさに楽園となる。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール中、自分のDA.レートを上げる」
- 水瀬伊織 【お嬢様の気まぐれ】
- ピンクを基調とした背景に花とリボンと四角形のマークが舞う。決めポーズは片足を上げて、両手を顔の横で結ぶ。クインテットのユニットを組んでいるとき、決めポーズ時の他のメンバーは、まるで「ハレ晴レユカイ」の最後のようなポーズを取る。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール中にアピールすると確率でスキルブーストUP」 バーストアピールを繰り返すほど効果が累積するので、亜美やあずささんのスキルとシナジーが高い。
- 双海亜美 【亜美☆ミラクル】
- 黄緑を基調とした背景に星マークとハートマークが舞う。決めポーズは「かめはめ波」。最終的なポーズは真美と似ているが、左右の手の上下が逆、手と手との間の距離が亜美のほうが短いといった違いがある。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストコンプリート後、ボルテージが上昇しやすくなる」 下のあずささんのスキルと合わせるとどんどんバーストアピール可能となってすごいことに。
- 三浦あずさ 【慈愛のまなざし】
- 紫を基調とした背景に星のような光が舞う。最後は伊織のポーズと似ているが、両手の形が胸に当てるような感じになっている。あずささんの手になりたい。
- ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール中にアピールすると、確率で思い出が回復(最大3回)」 後半になると通常は最大5しかない貴重な思い出数がバンバン回復する。
- 秋月律子 【完璧な作戦!】
- 緑を基調とした背景に三葉・四葉のクローバーが舞う。決めポーズは光のエフェクトと共に右手をこちらに差し出し、さながら「魔法をかけて」くれているような演出である。今作において、プロデューサーに魔法をかけてもらう立場からアイドルたちに魔法をかける立場へと変わったことへの暗喩なのかもしれない。
複数人ユニットで律子のバーストアピールを見る場合、是非ともキュンキュンメガネを装備することを推奨する。 - ワンフォーオールでの効果は「バーストアピール中、スキルブーストがUP&バーストチャージで更にUP」 どちらかというと他アイドルとのコンビネーションで真価を発揮するスキルである。
- 天ヶ瀬冬馬 【目指すはTOPのみ!】
- Xbox360版ではストーリー中の特定のフェスでショートバージョンが見られるのみだが、PlayStation3版・ワンフォーオールではフルバージョンが見られる。
黒い背景にコウモリの群れが舞い、光の柱が湧き上がる。締めでは赤い光の粒が拳に収束し、同じ色の光の翼が開くと同時にポーズを決める。 - ワンフォーオールでの効果は「ライバルバースト中、毎ターン対戦相手のボルテージを下げる」というものであるが、効果量が異様に高い。バーストアピールが開始されたらほぼこちらのボルテージが0となると考えてよい。
- 伊集院北斗 【アイドル王子カウンター】
- アイマス2のPlayStation3版・ワンフォーオールで見られる。
- 黒い背景によくわからないオブジェクトが舞うところから始まり、冬馬同様に光の柱が湧き上がる。青白い光の玉が眼前に来たところで両手による投げキッス。同時に光の玉は無数の羽となり飛び散り、北斗の背中には光の翼が生える。
投げキッスを終えた後の姿である決めポーズは、「天翔十字鳳」のようだともっぱらの評判。北斗なのに南斗とはこれ如何に? - ワンフォーオールでの効果は「バーストカウンターが決まると対戦相手の思い出を減らす」という決められると結構嫌らしいものである。
- 御手洗翔太 【僕が一番…だよねー】
- アイマス2のPlayStation3版・ワンフォーオールで見られる。
まずは十字架のような雪の結晶のような黒いオブジェクトが黒い背景に舞い、やはりそこに光の柱が湧き立つ。翔太の周りを緑の光の粒が高速で走り、最後は例によって光の翼。決めポーズはジャンプ後のピースサイン。ダンサブルな翔太らしい、軽やかなアピールとなっている。 - ワンフォーオールでの効果は「ライバルバースト終了後、対戦相手のレートを半分にする」
- 初音ミク
- アイマス2のPlayStation3版でのみ見られる。要DLC。
青みがかった緑色の背景に、電脳世界を意識しているかのようなオブジェクトが現れる。締めはマイクを持って歌っているかのようなポーズで、さすがは電子の歌姫といった感じ。 - 日高愛 【とつげき豆タンク!】
- アイマス2のPlayStation3版(要DLC)・ワンフォーオールで見られる。
ピンク色の背景に、星のようなマークが出現する。手を胸の前でぐるぐると回した後、大きく右の拳を突き出す∩(>ヮ<)q。まさに「とつげき豆タンク!」の異名に恥じない、元気いっぱいのアピールであり、見た人間に、「愛ちゃんはかわいい」ということを改めて認識させるアピールである。 - ワンフォーオールでの効果は「ライバルバースト中、相手のアピールによるスコアを10にする」であり序盤の壁である。大声で対戦相手の声をかき消してるのか。
- 水谷絵理 【虹色の夢】
- アイマス2のPlayStation3版(要DLC)・ワンフォーオールで見られる。
水色の背景に、花びらのようなマークが出現する。唇に人差し指を軽く添えた後、左手を腰に添え、ヌコ好きなだけあってか、ネコを連想させるようなポーズを取る、派手さは無いが絵理のおしとやかさがよく出た可愛らしいアピールになっている。 - ワンフォーオールでの効果は「ライバルバースト後、対戦相手の興味レートを乱す」
- 秋月涼 【ダズリングカウンター】
- アイマス2のPlayStation3版(要DLC)・ワンフォーオールで見られる。
淡い緑に四葉のクローバーという、血縁者だけあって律子とよく似た背景。決めポーズは1回転半のターンから背中を向けたままポーズを決めてウィンクをするという、どちらかと言えば男性的なものになっている。涼が男らしさに憧れて背伸びをしたものなのか、アイドルとして最大限の魅力を発揮した涼の姿を現したものなのか、意見が分かれるところであろう。 - ワンフォーオールでの効果は「バーストカウンターが決まると自分の興味レートを上げる」 ランクアップフェスで最初のカウンター使いである。
- 玲音 【獅子の咆哮】
- ワンフォーオールでのみ見られる。
紫の背景に、何匹もの蝶が飛び交う。最後に差し出す指の向く先は、数多のファン達か、あるいは未来の挑戦者たるアイドル達か。 - ワンフォーオールでの効果は「ライバルバースト後、自分の興味レートを上げる」だが、対戦時期により強さが異なるようだ。
- 神崎蘭子 【魂ノ導】
- ワンフォーオールでのみ見られる。要DLC。
漆黒の背景に、スモークと真紅の薔薇のマークが出現する。締めは魔杖に見立てたマイクを天にかざし、顔の横に引き寄せて上目遣いの決めポーズ。背後にはジュピターのように翼のエフェクトが出るが、彼女の翼は白と黒が片方ずつの色違い。[天使な堕天使]の肩書きに相応しいアピールになっている。 - 箱崎星梨花 【清純ボイス】
- ワンフォーオールでのみ見られる。要DLC。
ピンクの背景に花・星・リボンなど。最後はリズムを取りながら軽くジャンプし、笑顔を向ける。正に天使。 - 双葉杏 【あんずのうた】
- ワンフォーオールでのみ見られる。要DLC。
背景色はピンクとオレンジの中間色くらい。飴と例のぬいぐるみの頭部と思しきオブジェが舞う。目の横でピースを作る決めポーズを魅せる。
チェンジ・ザ・バースト
アイマス2のPlayStation3版でのみ特定のお守りを装備すると見られる、3人によるバーストアピール。(ユニット構成がトリオまたはクインテットでないと、通常のバーストアピールとなる。)
個人によるバーストアピールと違い、最初からバーストアピール固有のモーションとなる。
- リュウグウノツカイ
- エクストラエピソードをクリアすることで入手できる。また、エクストラエピソードの最終フェスにおいても、バーストアピールの演出がこれを装備したときと同じものになる。
- ひまわりハニーのお守り
- DLC購入で入手できる。
- カラフルスターのお守り
- DLC購入で入手できる。
アニメの2ndオープニング「CHANGE!!!!」のサビの部分を思い起こさせる、様々な色の星柄が飛び交う演出。 - LOVEサインのお守り
- DLC購入で入手できる。
アイドルたちが大きく「LOVE」の文字を描く。
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