バーソロミュー・くまとは、漫画「ONE PIECE」の登場人物である。
概要
かつてはソルベ王国の国王にして「暴君くま」と呼ばれ残虐の限りを尽くした海賊であったが、七武海に加入後は世界政府の命令に忠実に従うようになっている。表情は少ないが無感情ではないらしく、時折、一部の海賊団に対し、妙な人間味や敬意などを見せていた。
能力
超人(パラミシア)系悪魔の実「ニキュニキュの実」の能力者。
掌の肉球により、物体に限らず空気などの不定形物、さらには「痛み」や「疲労」「記憶」などのような実体のないものまで、あらゆるものを弾き飛ばす。但し弾き飛ばした要素は肉球の空間に残留し続ける為、蓄積する程巨大化する。スリラーバーク編でのゾロやエッグヘッド編でのボニーが行ったように、肉球を消し去るには誰かがその要素を受け入れなければならない。
さらに肉体はDr.ベガパンクによって改造されており、硬度は鉄を超え口からビームを発射する。海軍には彼を模した人間兵器「パシフィスタ」も存在する。わざわざ同じ作りにしなくたってよかったんじゃ
作中にて
※以下の内容はネタバレを含みます。
「アラバスタ王国編」後、七武海の称号を剥奪されたクロコダイルの後任を決める会議に参加する姿が描かれ、それが初登場となる。この時原作では一言発しているが、アニメではこの時点で声優が決まっていなかったのか無言のままであった。
しばらく間が空き、「スリラーバーク編」で突然の再登場を果たす。そこで「麦わらの一味」と交戦。手負いであったとはいえ、一味+αをほぼ壊滅させ、その実力を見せ付ける。ここでゾロが名乗り出て、くまは一味を見逃す代わりに肉球に蓄積された「痛み」を受け入れさせた。
続く「シャボンディ諸島編」でまたしても登場。
黄猿たちに追い詰められた麦わらの一味の前に姿を現し、一味のメンバーをバラバラにどこか遠くへと弾き飛ばしてしまう。ただしこれは「麦わらの一味を逃がす」目的もあり、さらに飛ばした先はそれぞれ自分の修行に適した場所であった。(これについて話したのはレイリーのみ)
さらに「マリンフォード頂上戦争編」にも登場。
この時点でサイボーグ化の人体改造は脳にまで及んでおり、もはや人格を有していなかった。
新世界編での冒頭、シャボンディ諸島に停泊していたサウザンドサニー号を海賊・海軍の手から2年間守っていた事がフランキーの口によって語られ、前述の行為も重なり麦わらの一味を手助けするかのような行為をとっている。
その後の「世界会議編」では殴っても刺しても悲鳴一つ上げない「無敵奴隷」として天竜人の間でレンタルされていたことが判明し、その非道な扱いにモーリーやサボが驚愕していた。
以前(おそらく海賊になるよりも前)は革命軍に所属していたようで、その詳細が描かれるのが「エッグヘッド編」。恋人・ジニーの忘れ形見であり、くまにとっては一人娘のジュエリー・ボニーとの関係が明らかになる。その中でボニーを利用した五老星ら世界政府の非人道的な所業が発覚、首謀者であるサターン聖によるボニーの処刑が行われる中、自我を失ったはずのくまは単身エッグヘッドへ向かい彼女を救出。その激しい怒りはサターン聖に向けられていた。
語録
「旅行するなら
どこに行きたい?」「的を射ている」
関連動画
関連項目
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