バーチャル蠱毒 (-こどく)とは、SHOWROOM株式会社が主催するオンライン企画「最強バーチャルタレントオーディション~極~」予選に対する受け手側の通称である。
概要
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https://twitter.com/ProjectAvatar20/status/1064805566424408064
企業が主導するVTuberは、いわゆる「中の人」をオーディションによって決定する。
本企画も上記アバター5名の「中の人」がオーディションによって決定され、各1人が配属された状態で公の場に姿を現すものと思われた。
しかし、1次審査を通過した61名は、ほとんど告知もない状態でいきなりインターネットの荒野に放たれることになった。
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https://twitter.com/iori016/status/1064807915213574144
同じアバターを持った候補者12名(一部のアバターは13名)ずつ5組のアカウントが、得票数を競い合う。
これこそが「最強バーチャルタレントオーディション」の2次予選である。
この61名で実際にTwitter投稿とライブ配信を行い、各組得票数の多かった2名(+α)が最終審査に進むという形である。
この様がTwitterユーザには「同じ顔を持った12人がつぶし合い、最後に残った1人と統合する」いうサイバーディストピアを感じさせ、「多数の蟲を共食いさせ、最後に生き残った1匹を神霊とする」という古代中国の呪術「蠱毒(こどく)」に類似していることから、だれからともなく「バーチャル蠱毒」と言われるようになった。
61人分のTwitterアカウントは2次予選用に開設したアカウントであるため、当選・落選に関わらず2次予選終了時に全て消される。
懸念事項
2次予選期間中に、彼女らについていたファンは、「中の人」の行方を追うことができなくなる。しかも最終面接は非公開であるため、誰が勝ったのか正式デビューまでわからない。そうして勝ち残った1人は、顔が同じだけの別人である。彼女を、残り11人のファンが受け入れるとも限らない。
声優オーディションやアイドルオーディションと考えるならば、ありふれたことであるが。
基本的に「1アバターに対して人格は1人」という了解のあるVTuber業界で、担当者を1人に絞るというステップを公開で行ったということが、「バーチャル世界の人格」というギミックのあるVTuberの残虐な末路を見せつけられると一部ユーザに捉えらえ、異様さを拡大させたと考えられる。
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関連項目
- バーチャル
- バーチャルYouTuber
- バーチャルYouTuber関連記事の一覧
- SHOWROOM
- 中の人
- オーディション
- 蠱毒
- バトル・ロイヤル
- ディストピア
- 戦わなければ生き残れない
- 仮面ライダー龍騎
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