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バードンとは、地名や人名としても使われる単語だが、以下の二つの用法が有名である。
- ウルトラ怪獣。本記事で解説する。
- 『星のカービィ』シリーズの敵。星のカービィの敵キャラクター一覧を参照。この敵キャラに関する記事は他に登場と同時に溺死するバードンがある。
「火山怪鳥 バードン」とは、特撮ドラマ「ウルトラマンタロウ」及び、以降のウルトラシリーズに登場した怪獣である。
- タロウ、ゾフィーの２大ウルトラ戦士を葬った力を誇る事から地球生まれの怪獣で最強と声が上がる事が多い。
- タロウ、ゾフィーを圧倒的な力で殺害したのに加え、ケムジラを捕食する際にグロシーンを披露してしまっている事からトラウマとなっている当時の児童も多数である・・・・。
※尚、作中ではバードンと呼ばれずに、「火山怪鳥」、単に「鳥」と呼ばれている他、OPクレジットでは”バートン”とクレジットされ、18話～19話では別名が「火山怪獣」と表記されている。
概要
| 火山怪鳥 バードン | |
| 登場作品 | ウルトラマンタロウ |
| 登場エピソード | 第17話「2大怪獣タロウに迫る!」 第18話「ゾフィが死んだ! タロウも死んだ!」 第19話「ウルトラの母愛の奇跡」 |
| 身長 | 62メートル |
| 体重 | 33,000トン |
別名は「火山怪鳥」。獰猛な性格で、肉が好物である鳥型の怪獣。
武器は高熱火炎と鋭いクチバシによる攻撃。
大昔、「食葉怪獣ケムジラ」を絶滅させたと言われている。大熊山で長い間眠りについていたが、大熊山の火山活動に伴い、眠りから覚め、活動を再開。同時期に復活したケムジラの幼虫を喰いまくった。
ケムジラの幼虫の中で巨大化した個体とウルトラマンタロウの闘いの場に乱入。タロウを鋭いクチバシで突き刺して力尽きさせ、その後はケムジラを惨殺して捕食。タロウとケムジラの両方を倒したあとは飛び去っていった。（グロ注意）
その後、毎度奇抜な作戦でお馴染みのZATの鳥モチ作戦にひっかかり捕捉されるが、何とか脱出。
倒されたタロウに次いで地球に来たゾフィーが立ち向かうが、Z光線を物ともしないバードンは逆に高熱火炎で「汚物は消毒だー!!」と言わんばかりに燃やし、大ダメージを与え、余りの高温にゾフィーの頭部に火が灯されてしまう・・・・。
鋭いクチバシで何度も突き刺し、カラータイマーが点滅する間も与える事無く絶命させ、バードンは飛び去っていく。
※タロウはケムジラに苦戦しカラータイマーが点滅していた最中で倒されていたが、ゾフィーはカラータイマーが点滅する間も無く瞬殺されるという惨状である。
余りの惨劇にZAT隊員は「ひきこもりぃぃぃっ！ゾフィー！！」と絶叫。二週に渡り遺体が野晒しにされるという事態に。
バードンの最期
ZATの作戦によって好物の肉を隠されて、挙句に団地を襲って人を食べ始めるが、復活したタロウのキングブレスレットで強力な攻撃手段の一つである鋭いクチバシを封じられ、分身攻撃で撹乱させられた後、大熊山の火口に激突・落下し、火山の噴火に巻き込まれて死亡した。
以降のウルトラシリーズに登場したバードン
ウルトラマンメビウス
第3話「ひとつきりの命」に登場。ドキュメントZATに記録が残っており、宇宙恐竜ゼットン、殺し屋超獣バラバと共に「ウルトラマンを殺した怪獣」という記録が強調されている。
ボガールに呼び寄せられて、大熊山から出現したこの個体は、身長体重等の身体スペック、高熱火炎を吐く、鋭いクチバシで突き刺すといった攻撃方法は先代と同じであるが、
クチバシで刺し、毒を注入する事により、メビウスを苦しめた。毒に侵されたメビウスは苦しみながらも奮闘。新たな脅威となった毒もGUYSの援護によって毒袋を撃たれ、無効化される。最後はメビウスのメビュームシュートを受け、爆発四散した。
※バードンが爆発する際にキャプチャーキューブに閉じ込める事によりクチバシの毒が飛散して被害を与える事を防ぎ、街を爆発から守っている。
メビウスに登場したバードンは以降のエピソードにも度々登場しており、
- 24話では立体映像での登場であるものの、ファイヤーウィンダムの性能テストの相手役を務めた。
- 27話ではその強大な戦闘能力からマケット怪獣に採用するプランが浮上したが、クチバシの横の毒袋が周りの環境に悪影響を及ぼすとの反対意見で却下されている。
ウルトラゾーン
第10、11話内の特撮ドラマ「スフラン島の秘蜜」に登場した。
スフラン島に棲息する怪獣の1体。ケムジラの代わりに食べようとでも思ったのかバンピーラと戦闘を開始、途中でレッドキングが乱入して来たため三つ巴の戦いとなった。
3体でもつれあったまま対怪獣用超高性能地雷の上に倒れ込んで爆発に巻き込まれるもその程度で死ぬバードンではなく、爆炎の中から元気な姿を見せた。
ウルトラマンエックス
第2話「可能性のかたまり」に登場。
体内に卵を抱えており、産卵のために地上に出現。周辺の鉄塔や建造物を集めて巣をつくり、大量の生きた人間を（おそらく自分かヒナのための餌として）巣の中に閉じ込めていた。
新たな特性として、フクロウのように首が180度回るというトラウマ必至の描写が追加されている。
猛烈な攻撃でエックスを追い詰めるも、グルマン博士の機転でサイバーゴモラとエックスを合体させることで誕生した「ゴモラアーマー」の力で一気に逆転され、最後はゴモラ振動派を浴びて爆散、腹に卵を抱えたままスパークドールズ化する。いつか人間との共存が実現し本来の姿に戻せる時が来るまで、バードンのスパークドールズは厳重に管理されることとなる。
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