パストーレ単語

パストーレ

パストーレとは、以下のものをす名詞である。

  1. パストーレPastore) - ラテン圏の人名。
    1. ジャンピエロ・パストーレ - イタリアフェンシング選手。
    2. ハビエル・パストーレ - アルゼンチンサッカー選手
  2. パストーレPastolle) - 『銀河英雄伝説』の登場人物。自由惑星同盟中将

当記事では、2.の銀河英雄伝説』に登場するパストーレについて扱う。
CV.佐藤正治OVA)、石井康嗣(新たなる戦いの序曲)、目黒Die Neue These)。

概要

自由惑星同盟中将、第4艦隊官。旗艦は<レオニダス>。

パエッタ中将より「戦錬磨」と賞される将官であったが、アスターテ会戦において戦死した。

アスターテ会戦

アスターテ会戦においてパストーレが不幸だったのは、何よりもまずラインハルト・フォン・ローエングラムを敵手としたことだというのは言を俟たない。しかし戦場においては、三方向から分進合撃する同盟軍艦隊の中央を担ったこと、そして第4艦隊を構成する艦艇の数が同盟軍三個艦隊のうちでもっとも少ない12000隻だったことの二つが、パストーレと第4艦隊の不運だったといえるだろう。

そもそも、事前の同盟軍幕僚チームの予測は、倍の数である40000隻の同盟軍による合撃を受けた20000隻の帝国軍は防御態勢を取るであろう、というものであった。にもかかわらず、ラインハルト・フォン・ローエングラム上級大将の率いる帝国軍はその予測に反して積極攻勢に出たのである。そしてその矛先が最初に向いたのが、同盟軍中央にあって撃破後も進撃先を選択でき、かつ数がもっとも少ないパストーレの第4艦隊だった。

かくして、予想外にもラインハルトの正面攻撃を受けたパストーレは混乱を極めることとなった。”用兵を知らぬ”敵官を非難し、作戦立案の体でありながら恐慌状態に陥る幕僚団を内心で罵倒しつつも、彼は慌てて第2、第4艦隊へ接敵を通報するよう命じる。しかしこの命は、結果としてさらなる不運を招いた。通信が帝国軍の妨にあってわず、彼がやむをえず連絡艇の発進を命じたところで帝国軍の攻撃が開始されたのである。パストーレも遅ればせながら迎撃と総力戦用意を命じたが、敵将ラインハルトにも嘲笑されたこの遅れにより、第4艦隊は直接の戦闘でさえも後手をとるかたちとなってしまう。

かくして帝国軍の攻撃によりみるみるうちに損耗していくことになる第4艦隊の中では、絶望と焦燥に駆られる官パストーレももはや例外とはならなかった。旗艦レオニダスの艦部に集中した火がその外殻に裂を走らせ、内外に発生した気圧差は官の身体を真空中へと吸い出したのだった。

その死体がどのようなかたちになってどこを漂っているか、誰も知らない - 「明篇」第二章より

関係者

アニメでの登場

石黒監督版アニメ

石黒監督アニメでは、波打った黒髪った細面の壮年男性として描かれる。
本来アスターテ会戦限定で登場する人物ではあるが、石黒監督アニメではそのアスターテ会戦OVA本伝と長篇「新たなる戦いの序曲」の二度に渡って映像化されており、当然パストーレも双方に登場する。

OVA本伝では第1話のみ、しかも想定外の接敵に困惑するのみの僅かな登場で、あとは破壊された艦艇の姿が映る程度であった。のちの「新たなる~」では、原作にない同盟軍の出撃シーン作戦会議シーンなどが追加されたことで登場シーンが増えたほか、会戦でのパストーレも基本的に原作同様に描写され、宇宙に吸い出されるシーンもきちんとあるなど、地味に良い扱いを受けている。その代わり明らかファーレンハイトメルカッツ帝国撃艇の引き立て役になっているが、まぁそこはそれであろう。

その他、実は忘れた頃にもう一度だけ登場している。OVA外伝「第三次ティアマト会戦」前篇がそれで、同会戦を控えた同盟軍全体の作戦会議で他の艦隊官とともに顔を見せた。作画の関係か以前の登場よりどこか老けて見えるのはご嬌。

Die Neue These

Die Neue These」では、謹厳でばった顔の中年男性としてデザイン原作では揮下にあった(とされている)フィッシャー准将は第2艦隊麾下に移されている。

原作より出番が多少増量され、想定外の敵接近と強な通信妨による揮機混乱によって後手を取りながらも、隷下の部隊に命を出し防戦に努める姿が描かれた。明確な戦死シーンこそ描かれなかったものの、宇宙に吸い出されることなく、破壊された旗艦<レオニダス>の環境内で浮かんでいる彼の遺体が映し出され、第4艦隊の敗滅を示す徴的なシーンとなっている。

ちなみに、パエッタシュターデンらと並んで多田俊介監督イチオシおっさんズの一人であり、「Die Neue These製作にあたっては想像のをはためかせ、「パストーレとパエッタ同期なのでは」「だからパエッタも第4艦隊を見捨てられない」などと内設定を構築していたとか。艦隊に命を出すシーンも、パストーレのような旧態依然とした指揮官として扱われがちな提督たちが、古いなりに有能な人物として現在の地位にいることを示したいという制作の意向によって設けられたシーンのひとつであるとられている。

関連動画

関連項目

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パストーレ

7 ななしのよっしん
2018/03/23(金) 12:17:26 ID: oNQ8Ua4dfT
そういやパストーレの旗艦って、原作では艦体そのものは艦部以外は傷だった、みたいな描写なかったっけ。あと原版でも、艦体は健在なのにクルー全滅、って艦があったけど、この旗艦だったのかな。
もし旗艦の艦体が健在なら、航して修理して戦線復帰させよう、とか考えなかったのかな。同盟軍も縁起悪いだの気味が悪いだの贅沢言える台所事情じゃないだろうし。
8 ななしのよっしん
2018/03/24(土) 06:47:42 ID: 15s02BpwPb
>>7
「旗艦レオニダスは巨大な金属の塊と化して、虚をさまよっている。その艦内にはすでに生命は存在しなかった」
とはあるけど、それ以上のことは特に。
9 ななしのよっしん
2018/04/05(木) 22:55:32 ID: JuI3KXntZQ
戦錬磨(笑)
10 ななしのよっしん
2018/04/08(日) 19:02:46 ID: 91ztCOi06a
アニメだと他人に当たり散らすシーンかったせいか大分マシな人物になってるように思えたな
11 ななしのよっしん
2018/04/13(金) 12:27:51 ID: Bg4/oc8czo
人物像は多少マシになったかもしれないけど、
生きた航路図を第2艦隊に取られ、配置が包囲()変され、原作以上にラインハルトにこっぴどく殺されたような展開になったので、むしろ大社長に匹敵する下方補正な気も
12 ななしのよっしん
2018/04/14(土) 06:57:02 ID: uu0dvro/ri
遺体見つかって良かったね!
13 ななしのよっしん
2018/08/27(月) 17:51:27 ID: JHRog2uaF+
1万2000隻も貰っておいて2万隻に一矢報いることすら出来ない屈無能
適当ビームミサイル乱射するだけでも1000隻くらいは減らせるだろうに
14 ななしのよっしん
2018/09/04(火) 21:41:06 ID: oNQ8Ua4dfT
12,000隻がパニック起こして、各艦が適当に乱射する羽に陥ったから1,000隻も減らせなかったんじゃないかな。
銀英伝の艦隊戦って、ある程度以上整然と発しないと効果が出せないっぽいし。
15 ななしのよっしん
2018/10/14(日) 18:20:47 ID: F1KxjV0bQJ
AI揮させた方がまだマシ
16 ななしのよっしん
2018/10/20(土) 08:22:32 ID: WsV1q53tAf
銀英伝世界AIはあまり融通が利かなそう……描写があるのゴミ拾いロボと、の鳴き人間の発言を区別できない自動記述日記帳、(逆説的に備えがあるのがこれ以下だと推測できる)タイマー式で狙いもつけられない自動発射装置位だけど