パソコンサンデーとは、1982年~1989年にテレビ大阪製作・テレビ東京系で放送されたパソコン情報番組である。
シャープ一社提供番組。このため、MZ-1500やX1C、X68000など、当時のシャープ社製パソコンが番組中で使用され、これらのパソコンの販売促進番組としての役目も果していた。
概要
- テレビ大阪が開局したのと同時に始まった、同局初の全国ネット番組。系列外でも多くの地域で放送された。
- 司会は何度か交代しているが、開始時点では小倉智昭が務めていた。ちなみに小倉は元テレビ東京アナウンサーである。
- 二重音声放送で放送され、副音声ではパソコンのプログラムデータを音声変換して配信していた。これをデータ記憶メディアとしても使われていたカセットテープに録音し、パソコンでロードさせるとプログラムが再生される仕組み。後のインターネット配信などに通じる先進的なアイディアであったが、実際には録音機材や受信状況によってうまくロードできなかったことも多かったらしい。
- 視聴者から投稿されたプログラムを出演者が論評するコーナーが名物となっていた。作品は上記の副音声で配信されることもあった。
- 月一のパソコンゲームランキングが人気を集めており、徐々にゲーム情報を増やす方向にリニューアルされていった。
- 番組末期はスポンサーのシャープの方針でビジネス情報番組にリニューアルされてしまい、せっかくのX68000のヒットを活かすことが出来なかった。
- ディスケットはビスケットではない。
- 11/2 「世界の新着動画」エンターテイメントにおいて、 24:32完走の快挙を成し遂げる。
Dr.パソコン
本名、宮永好道。残念ながら、既に故人である。
番組放送当時のシャープ顧問であり、本番組中においてプログラミングやコンピュータに関する技術的な解説を担当していた。
やわらかい関西弁とわかりやすい解説が印象的であった。
代表的な著作に「誰も書けなかったパソコンの裏事情」があるが、この本が刊行された翌月に逝去されてしまった。享年70歳。
え・・・ということはパソコンサンデー出演時点ではまだ五十代!?
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