パソコン検定とは、パソコンに関する知識や技能についてを問う検定試験(民間資格)の総称である。
概要
一口にパソコン検定と言っても、パソコンやセキュリティなどの知識を問う学科タイプの試験と、「WordやExcelなどのアプリケーションの使い方」や「タイピングの技能やスピード」などを問う実技タイプの試験がある。また、種類によっては学科と実技の両方の試験が課される場合もある。
財団法人や商工会議所、株式会社など様々な団体が主催している。
問われる主な内容
学科試験
- 情報数学…二進法・十六進法、確率論、統計学、行列など
- セキュリティ
- ネットワーク
- データベース
- コンピュータシステム…ハードウェア、ソフトウェアなど
- アルゴリズム
- IT管理…プロジェクトマネジメント、システム開発技術、ITサービスマネジメント(運用管理)など
- 経営学関係…経営戦略、簿記・会計、ITやセキュリティに関する法律など
実技試験
実技試験で問われる内容としては、以下のようなものがある。検定試験の種類によって大きく異なる。
- Wordなどのワープロソフトの使い方
- Excelなどの表計算ソフトの使い方
- PowerPointなどのプレゼンテーションソフトの使い方
- プログラミング能力…C言語、Java、Python、アセンブリ言語、マクロなど
- Webデザイン
ニコニコ大百科に項目があるパソコン検定
その他の主なパソコン検定
Microsoft Office Specialist
Excel、Word、PowerPoint、Outlook、Accessの5つの部門があり、ExcelとWordはさらに初級レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)に分かれている。
パソコン教室に通って資格を取る方法もあるが、難易度はそれほど高くはないため独学でも合格を目指すことが可能である。
ただし例外としてAccessはデータベースエンジニア向けの部門でありSQLの知識が必要になるため別格で難しく、注意が必要である。
VBAエキスパート
マイクロソフト製品に組み込まれているプログラミング言語であるVBAに関する技能を問う検定試験。
日商PC検定試験
文書作成(Word)、データ活用(Excel)、プレゼン資料(PowerPoint)の3つの部門があり、それぞれ1級、2級、3級、ベーシック(初級)に分かれている。
部門、級を問わず学科と実技の両方の科目が課される。
キータッチ2000テスト
制限時間内に指定された文字をいくつ打てるかを測定する。制限時間は10分。
TOEICなどと同じく合格・不合格の概念は無いが、2000文字打てれば満点となりゴールドホルダーの称号がもらえる。
ビジネスキーボード認定試験
こちらも日商が主催するタイピングの試験だが、こちらは速さだけでなく正確さも要求される。
キータッチ2000テストと同様に画面内に表示された文字を打つが、キータッチ2000と違って1文字でもミスすると減点となってしまうため、キータッチ2000より難易度は高い。
日商プログラミング検定
レベルは難しい順番にエキスパート、スタンダード、ベーシック、エントリーに分かれている。
スタンダードレベル以上はC言語、Java、Python、VBAのいずれかの言語を選択して挑戦することとなる。
エントリーレベルではScratchによる簡単なプログラミングについて問われる。
C言語プログラミング能力認定試験
サーティファイの認定資格。C言語を用いたプログラミングの技能を問う。
1級、2級、3級に分かれている。
コンピュータサービス技能評価試験
別名、CS試験。中央職業能力開発協会(JAVADA)が主催し、厚生労働省が後援しているパソコン検定。主に職業訓練施設の学生などが受験する。
ワープロ部門と表計算部門では学科と実技の2科目が、セキュリティ部門では学科のみが課される。
マルチメディア検定
画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)が主催する、マルチメディアに関する知識を問う検定試験。文部科学省後援。
この協会は他にもCGクリエイター検定、Webデザイナー検定、CGエンジニア検定、画像処理エンジニア検定も実施している。
情報技術検定
全国工業高等学校長協会(全工協会)が主催する、情報技術に関する検定試験。主に工業高校生が受験する。
等級は1級、2級、3級があり、全ての級でアルゴリズムやプログラミングの問題が出題される。
1級の合格難易度は基本情報技術者試験(旧・第二種情報処理技術者試験)とほぼ同じくらいであるとされる。
全商情報処理検定
全国商業高等学校協会(全商)が主催する、情報処理に関する検定試験。同じ全商の簿記実務検定(全商簿記)と同様に、主に商業高校生が受験する。
等級は1級、2級、3級があり、2級以上はプログラミング部門とビジネス情報部門のどちらかを受験する(3級はビジネス情報部門のみ)。
プログラミング部門ではマクロ言語の問題も、ビジネス情報部門では表計算ソフトやデータベースの問題も出題される。
関連項目
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