パチュリー・ウッとは、東方GAYProjectに登場するキャラクターである。
概要
彼は毎日ガチムチパンツレスリングについて読書を重ね研究しており、その知識は深い。ケツの穴より深い。その深い知識あってか、フェランドールを押さえつける技も身につけており肛摩館の人物の中でも重要な地位についている男である。
彼のハッテン場は開放的で、基本的には入場フリーである。だからカズ夜が自分の仕事を効率化させるために資料を探しにくることもあるし、門番である鯨珍が技を調べにくることもたびたびある。
ただ、ハッテン場内では静かにするという鉄則があり破った場合はパチュリー直々にファックされる。それはいかに親しい人物だろうが関係ないらしい。実際、レミリアッーは肛摩館ができてから合わせて3回ファックされている。パチュリー自身は合計で80回以上もファックしている。
彼はパンツをかなりの枚数所持しているが、それはパンツに自分の能力が依存しているからである。赤パンなら燃える兄貴の技、青パンなら屋上で想いにふけるトータスの技、黄パンなら「いかん、危ない危ない危ない...」と注意を喚起する優しさを持ったカズヤの技、緑パンならとてもパワフルなレスリングを展開するビオランテの技である。これらはレスリングシリーズに登場する人物の身に着けているパンツやTシャツの色がモチーフとなっている。
このように博識で多彩な技を持ち、寝坊したレスラーを「パチュリー、ウッ!」と声をかけて起こすパチュリーは周りからも好かれている人物である。
また、彼はレミリアッー・スカトロットと親交が深い。これは後述することとする。
レミリアッー・スカトロットとの関係
パチュリーとレミリアッーは、実は肛摩館ができたときからずっと一緒にいる仲である。
その昔、まだ幼い頃に魔法使いとしての素質が目覚めたパチュリー。パチュリーはある時「運命」を感じた。彼はいつか、自分の人生を変えるほど素晴らしい男と巡り逢うことになると悟ったのである。だからこそパチュリーはその男のために自らの知識に磨きをかけ、時を待った。現在でも毎日のように読書をしているが、それはレミリアッーにいつ何を聞かれても的確に答えられるようにするためである。その当時から無意識のうちに続けていた習慣が、今にも生きているというわけである。
一方レミリアッーは魔法使いではないが、彼も運命を悟る能力を持っていた。パチュリーが悟ったころと同時期、レミリアッーも悟ったのだ。「いつかきっと、自分と一心同体となりうる人物と巡り逢う」と。この時はまだ十六夜カズ夜とレミリアッーはお互い名前すら知らなかった。この時点で、レミリアッーはカズ夜とパチュリーの二人と巡り逢うことを予知していたのである。
数十年後のある日、パチュリーは3ヶ月ぶりに外に出て散歩をしていた。散歩といっても自宅近所の数百メートルである。3ヶ月に1回散歩しないともやしになると彼は思い込んでおり、定期的に散歩をしていた。偶然そのときにロードワーク中のレミリアッーと出くわしたわけである。
パチュリーは驚いた。まさか3ヶ月に1回の散歩でこのような出会いをするとは夢にも思わなかったからである。
一方レミリアッーはあまり驚かなかった。幼い頃から多くの運命を悟り、多くの奇跡を目の当たりにしてきた彼だからこそ、こんなところでは動揺しなかったである。彼は小さな声で呟いた。
「ウホッ、いい男。まさかこいつが俺の運命を変える男なのか?」
ある程度悟っていたと言っても、レミリアッーはまさかこんなところで自分の一生を左右する人物と出くわすとは思えなかった。だから少し考えていた。その間にパチュリーはレミリアッーに声をかけた。
「あぁん?お客さん?」
レミリアッーは確信した。こいつで間違いない、と。パチュリーの発する声には不思議なものがこめられていた。まるでレミリアッーにしか聞こえないような音波が混じっているかのような、そんな声だった。
「俺のゲイパレス、肛摩館に来ないか?お互いの力を必要としているみたいだし」
パチュリーは徐々に気づいていた。もしかしたらこいつが自分を変える人物なのだと。薄々そう気づいてきたパチュリーは、誘われるままにホイホイついていったのである。
レミリアッーとパチュリーは数十分話しただけで意気投合し、お互いが確信していた。「こいつとならやっていける。何かでっかいことができる」と。パチュリーはレミリアッーに条件を提示した。内容は以下の2点である。
レミリアッーは考えるまでもなかった。パチュリーが自分の頭脳となって一緒に行動してくれるのは自分にとっても都合のいいことだったからである。レミリアッーは快諾し、パチュリーに地下の膨大な広さを持つハッテン場を居住及び本スペースとして提供した。広さは約東京ドーム1個分、ここまで広ければいろいろと大変だろうということで「小握魔」という召使をパチュリーに与えた。落ち着いて読書とレスリングのできる環境と召使の二つを得たパチュリーの頭脳はますますハッテンし、地上では右に出るものがいないほどになったという。レミリアッーもパチュリーによく学んだ。カズ夜が肛摩館に来てからもパチュリーは特に姿勢は崩さず、ただただ貪欲に知識を欲し、レスリングを究めたそうな。
注意
東方Projectにこのような記載はありませんので注意してください。
関連項目
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