パディントン(競走馬)単語

パディントン
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パディントンPaddington)とは、2020年生まれのイギリス生産・アイルランド調教競走馬である。

概要

SiyouniModern EagleMontjeuという血統。は2歳G1を1勝しており、種牡馬としてはマイルから中長距離まで多数の活躍を輩出している。凱旋門賞などG1・6勝を挙げ、種牡馬として多数の活躍を輩出した。

2020年4月2日誕生。生産者はDayton Investments Ltd。馬主は Tabor・SmithMagnierWesterberg・Brant。アイルランドの名伯楽であるエイダンオブライエン調教師に預けられた。

うまのパディントン

2歳(2022年)

9月初めのアスコット競馬場未勝利戦ライアン・ムーア騎手上に迎えてデビューして5着。続く10月カラ競馬場未勝利戦シーミー・ヘファナ騎手上で初勝利を挙げた。

3歳(2023年)

始動戦は3月末のネース競馬場ハンデ戦でムーア騎手を背に始動して連勝。5月初めのテトラークステークス(L)もヘファナ騎手上に勝利して3連勝とした。

アイリッシュ2000ギニー(G1)はムーア騎手上に2番人気で出走。発で1身ほど遅れを取るも内3番を利して位置を上げて2番手追走。残り3ハロンを切った辺りで各が動き出し始め、逃げを捩じせて抜け出すと自身を負う後続に2身半差を付ける快勝。4連勝でG1初制覇を果たした。

ロイヤルアスコット開催で行われる欧州3歳マイル王決定戦であるセントジェームズパレスステークス(G1)ではChaldeanに次ぐ2番人気で出走。レースChaldean逃げて、パディントンは一時好位を取るも途中で5番手に下げて、最終コーナーで3番手に上がって前を射程圏に入れた。直線に入って残り2ハロンからChaldeanが突き放しにかかるも、それを上回る脚勢を発揮して3身3/4差の勝を収めて5連勝。圧巻の走りで3歳マイル王の座にいた。

その後は距離を伸ばして3歳登竜門であるエクリプスステークス(G1)に1番人気で出走。ここには欧州最強オーストラリアG1・2勝を挙げたDubai Honourが立ちはだかった。レースは前にを行かせて2番手を追走、その後ろをEmily Upjohn、Dubai Honourという順で隊列が組まれた。各それぞれ1身半から2身の間隔を崩さすに直線を向かえて各上が動き始めた。ムーア騎手が軽く仕掛けるとパディントン残り2ハロン地点で先頭に立ち、Emily Upjohnが懸命に食い下がりパディントンを捕らえかねない脚の勢いであったが、もう一伸してEmily Upjohnの接近を許さず半身差の保って優勝G1・3連勝を含む6連勝として古相手でも通用することを明した。

再び距離マイルに戻して、グロリアスグッドウッド開催で行われるイギリス上半期最強マイラー決定戦であるサセックスステークス(G1)に出走。昨年のマイル女王Inspiralが出走していたが、勢いが評価されて1番人気の支持を受けた。重馬場での行われることになったレースでは発を決めて逃げを打って後続を牽引していく。直線入口でくもInspiralに並び掛けられながらも、一団で馬場の良い外埒沿いへと向かう。重馬場を苦にしたのかInspiral々に手応えを失って下がっていき、パディントンも内側から後続に交わされ厳しいかと思われた。しかし、上の追い出しに応えて末脚を発揮すると前に出たを差し返して優勝。これでG1・4連勝、デビュー2戦から7連勝とした。

ちなみにこのレースには本家とも言える"くまのパディントン"も観戦していた。

この後はイボア開催のインターナショナルステークス(G1)に出走。単勝オッズ1.6倍という圧倒的な支持をうけた。ところがここはMostahdafが強かった。2番手の追走から直線で逃げMostahdafを捕らえようとするも近づけず、更に後方から追い込んだNashwaにも差されてしまい3着。連勝は6で止まった。

しばらく連戦続きだったため休養を取ってブリティッシュチャンピオンズデーのクイーンエリザベス2世ステークス(G1)に出走。当初は3番手を追走していたが手応えが悪くなって失速。どんどん位置取りが悪くなってしまい、勝ちBig Rockから大きく離された9着に敗れた。

その後はブリーダーズカップ・マイルに出走予定だったが、熱発と呼吸器疾患のため回避。そのままが引退決まった。通算成績10戦7勝、内G1・4勝。

引退後

2024年からクールモアスタッドにて種牡馬入り。Siyouniの後継種牡馬としての期待が懸かる。

血統表

Siyouni
2007 鹿毛
Pivotal
1993 栗毛
Polar Falcon Nureyev
Marie d'Argonne
Fearless Revival Cozzene
Stufida
Sichilla
2002 鹿毛
*デインヒル Danzig
Razyana
Slipstream Queen Conquistador Cielo
Country Queen
Modern Eagle
2010 鹿毛
FNo.16-h
Montjeu
1996 鹿毛
Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Floripedes Top Ville
Toute Cy
Millionaia
2001 鹿毛
Peintre Celebre Nureyev
Peinture Bleue
Moonlight Dance Alysheba
Madelia

クロス: Northern Dancer 5x5x4x5(15.63%)Nureyev 4x4(12.50%)、Special 5x5x5(9.38%)Alydar 5x5(6.25%)Caro 5x5(6.25%)

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19 ななしのよっしん
2023/08/23(水) 23:51:37 ID: mzn/MgRgqc
エースなのには変わらないから…
馬場が渋った方が良さそうだね

クイーンエリザベス2世Sで優秀の美を飾りましょう
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20 ななしのよっしん
2023/08/24(木) 09:47:57 ID: LCpzu/9WBO
これは怒りのBCクラシック参戦あるで
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21 ななしのよっしん
2023/08/29(火) 11:38:52 ID: jAEYB33zOX
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22 ななしのよっしん
2023/10/21(土) 23:17:07 ID: bI3VxtTLMr
悪すぎるアスコットの泥んこ馬場で中断から全く追走できてなかったな
馬場が原因なら来年挽回すればいいんだけど
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23 ななしのよっしん
2023/10/21(土) 23:29:07 ID: jAEYB33zOX
うーん、サセックスステークス大丈夫だったから走れると思ってたけど駄かあ……
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24 ななしのよっしん
2023/10/21(土) 23:31:04 ID: yE6TcmZY5p
いくらなんでもアスコット馬場が重すぎたな…
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25 ななしのよっしん
2023/10/22(日) 10:40:37 ID: kBEUiLsPo8
自動翻訳にかけて読んでみたけど、オブライエン調教師によると敗因は休み明け久しぶりのレースでイレ込んでしまい、そのせいであの重馬場を走れるだけの体力が残らなかったためらしい。
BCマイルへの遠征については引き続き検討中だとも。

Aidan O'Brien on the 'very legitimate' excuse behind Paddington's flop in the Queen Elizabeth II Stakes
https://www.racingpost.com/news/festivals/british-champions-day/aidan-obrien-on-the-very-legitimate-excuse-behind-paddingtons-flop-in-the-queen-elizabeth-ii-stakes-a1vTW4i5J2cb/exit
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26 ななしのよっしん
2023/10/28(土) 03:24:53 ID: Y0S7HY9zsa
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27 ななしのよっしん
2023/10/28(土) 11:44:44 ID: jAEYB33zOX
BCマイルソングラインとの対決が見たかった……
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28 ななしのよっしん
2023/11/11(土) 09:30:02 ID: 6A0oyU0wdQ
カルティエ賞では最後2戦の負けがいたかオーギュストロダンともども冠に
ジャイアンツコーズウェイ再来とか言ってたのが夢幻のごとくって感じだ
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