パトリシア・シェイド(Patricia Schade)とは、「ワールドウィッチーズ」の登場人物である。
通称「パティ」。
プロフィール
- 姓名:パトリシア・シェイド
- 出身: ブリタニア連邦
- 階級:曹長(『アフリカの魔女 ケイズ・リポート』) / 中尉(『紅の魔女たち』)
- 原隊:ブリタニア空軍第126飛行隊
- 所属:連合軍第504統合戦闘航空団<アルダーウィッチーズ>
- 使い魔:白いイエネコ
モデル
イギリス空軍のエース・パイロット、パトリック・アルフレッド・シェイド。
人物・能力
ウェーブのかかったオレンジ色の髪と蒼い瞳を持つ細身の少女。幼い頃から親に連れられ植民地諸国を巡っていたため、明るく社交的でありながらも友人関係に深入りはせず、どこか諦観混じりの落ち着いて成熟した性格をしている。
ウィッチとしてはシールドの制御に長け、後方から戦況を俯瞰するサポートタイプ。個人の撃墜数こそ少ないが、同僚の撃墜のサポート数は相当数にのぼる。
経歴
世界をめぐる貿易商の父とウィッチの母とのあいだに生まれたため、ブリタニア本国を出て連邦諸国を点々としながら育った。ウィッチとして入隊後しばらくは本国の防空についていたが、のちに地中海方面へ異動、第126飛行隊所属・曹長として地中海の要衝・マルタ島の防衛に配置される。
マルタ島ではそれまで伸び悩んでいた撃墜数を大きく伸ばし、ナタリア・F・デューク、ロマーニャ空軍のフェデリカ・N・ドッリオやエンリーカ・タラントラらとともに補給線防衛に尽力し、12機を撃墜している。1942年夏には二度に渡るネウロイの大攻勢を退け、クレタ島に発生したネウロイのドーム状基地の撃破に貢献、地中海の制空権をひとまず安定させた。
その後はふたたびブリタニア本国に帰還したものの、1945年、第504統合戦闘航空団<アルダーウィッチーズ>が発足するにあたり、司令を務めるフェデリカからの招聘に応じロマーニャへ。竹井醇子の指揮下で“トラヤヌス作戦”に参加し、作戦の失敗によるヴェネツィア撤退を支援した。同年夏の“オペレーション・マルス”でもロマーニャ方面の防空を担当している。
交友関係
501JFWのリネット・ビショップとは父親同士が大学(学寮)の同窓で親しい仲だが、パティ自身は早くから本国を離れていたためリーネとの親交は薄い。なおパティは父親に溺愛されており、若干疎ましく感じつつも504JFWの復旧時に連絡し資材を提供してもらっている。
フェデリカやエンリーカとはマルタ島以来の仲で、同国人のエリザベス・F・ビューリングともこの時出会っている。504JFWではアンジェラ・サラス・ララサーバルと親しく、想いを寄せているふしがあるが、アンジー当人にはまったく気づかれていない。
登場
アニメには未登場。
小説『アフリカの魔女 ケイズ・リポート』ではフェデリカらとともにマルタ島防衛戦で登場。504JFWを描いたコミック『紅の魔女たち』にもメインキャラとして登場している。
関連動画
関連商品
関連項目
- ワールドウィッチーズ
- ストライクウィッチーズ
- ストライクウィッチーズ アフリカの魔女
- ストライクウィッチーズ 紅の魔女たち
- ストライクウィッチーズの関連項目一覧
- ブリタニア連邦王国
- リネット・ビショップ
- ナタリア・F・デューク
- 第504統合戦闘航空団<アルダーウィッチーズ>
- エンリーカ・タラントラ
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