パヤパヤとは、「浮かれた感じ」または「毛がまばらに生えること」を指すことが多い言葉である。
細かく意味が異なるため、以下に分けて説明する。
曖昧さ回避
- LÄ-PPISCHの楽曲。
- SUPER DRAGONの楽曲(PAYAPAYA)。
- ゲーム実況者。「ぱやぱや」の記事を参照。
- ワンカップPの楽曲「子猫のパヤパヤ」、ならびにその曲に登場する猫。
- Paypayの読み間違い。(Paypay(ぱやぱや))
- Androidアプリの1つ(ぱやぱや)。ぷよぷよに似ている。
概要
(1)歌詞
歌詞の一節として使われることがある。
昭和40年代の歌謡曲で頻繁に使われている。メロディに即興的に合わせて歌う「スキャット」の一種とされている。この時期の「パヤパヤ」が使われている曲としてザ・ピーナッツ「恋のフーガ」などが代表的。
意味は特に決まっていないが、これを聞くと気が抜けた・浮かれた雰囲気になることが多い。また、初期のころは満たされない恋愛や訳ありの恋愛を指す言葉ともされていた。
――あと、「シュビドゥバ」「パヤパヤ」など、思わず口ずさみたくなる、謎の擬音が多かったんですね。ワケあり男女をはやし立てる合いの手、という説明にも妙に納得してしまいました。
野崎泉「「しのび逢い」「ろくでなし」「エトランゼ」…昭和歌謡独特の言い回しから当時の世相を考える」(exciteニュース)
使用回数は減ったものの、平成以降の楽曲でも一部に見られる。後述する俗語と意味が混ざっている場合もある。
(2)方言・俗語
東北地方を中心とした方言とされるが明確な出典は発見できない。意味はかなり派生しており多様になっていると推測され、メディアやSNSからさらに広範囲で使われるようにもなっているので、さらなる詳細な調査が必要と思われる。
おそらく共通する意味は「中途半端」「意思が定まっていない」ではないかと思われる。
- 毛がまばらに生えている。
- 毛に癖がある。中途半端な状態になっている。
- 浮かれている。
- 虫が飛び回っている。
- うろうろしている。
- 例:することもないので、しばらく街をパヤパヤした。
- 酒に(少し)酔っている。
- 例:酒を飲んでパヤパヤしたい。
- 頭がぼうっとしている。
- サボっている。暇をしている。
- 例:仕事中なのにパヤパヤしている。
(3)マツコ・デラックスの口癖
タレントのマツコ・デラックスの口癖。こちらは基本的に「浮かれている」の意味であることが多い。
例:パヤパヤパンケーキではないの。もうホントに、昔お母さんが作ってくれてたホットケーキの最上級。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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