パラディン(Paladin)とは、騎士という意味を持つ英語である。
概要
詳細な解説はWikipediaあたりに任せるが、中世ヨーロッパで高位の騎士の称号として用いられた。
中世文学においてカール大帝に仕えた十二勇将がパラディンと呼ばれたことにちなみ、現代のファンタジー作品では高潔な聖騎士といった意味合いで用いられる。
TVゲームなどでは、ナイト(普通の騎士)の上級職として位置づけられたりする。使用武器には主に剣・槍が割り振られ、防御特化の能力を与えられることが多い。なおパラディンの対となる職として、攻撃特化の「ダークナイト(もしくは和訳して暗黒騎士)」が設定されるケースも数多く見られる。
パラディンの職が登場するゲーム(作品名五十音順)
- カードファイト!! ヴァンガード
TCG。ロイヤルパラディン、ゴールドパラディン、シャドウパラディンといったクラン(組織)が存在する。 - 聖剣伝説3
主人公の一人デュランの最終クラスの1つ。光側の公式イラストがある方。 - 世界樹の迷宮シリーズ
I及びIIで採用。防御系スキルに長けるのでボス戦で重要。 - ToHeart2 ダンジョントラベラーズ
ファイターからの二次職。防御系スキルが増えている。 - ドラゴンクエストシリーズ
DQ6・DQ7・DQ9・DQ10にて採用。6と7では武闘家と僧侶の職をマスターすることで、9と10ではクエストをこなすことで転職が可能になる。みのまもりが高めで、におうだちなどの守りに関する特技を覚える。 - ファイアーエムブレムシリーズ
ソシアルナイトの上級職として度々登場する。 - ファイナルファンタジーシリーズ
FF4の主人公であるセシル・ハーヴィが、物語中盤で暗黒騎士からパラディンになる。FF11ではナイトのジョブが、海外版ではパラディンと表記されている。どちらも共に、多少の白魔法を使うことができる。 - マビノギ
種族が人間の場合、メインストーリーを進めればパラディンorダークナイトに変身可能となる。 - メイプルストーリー
冒険者職群、戦士のうちパラディン系統の最終(4次)職。属性攻撃を持ち、盾の着用により絶対的な防御力を誇る。 - ラグナロクオンライン
クルセイダーからの転生二次職。ダメージ反射などのスキルあり。
パラディンの登場する作品(作品名五十音順)
- 青の祓魔師
主人公の養父・藤本獅郎が、最強クラスの祓魔師「聖騎士(パラディン)」であった。 - 覇王大系リューナイト
主人公の乗機リューナイト・ゼファーが、リューパラディン・ロードゼファーにパワーアップする。また主人公であるアデューは、後世に「光速の聖騎士(パラディン)」として語り継がれる。 - フォーチュン・クエスト
「青の聖騎士(パラディン)」クレイ・ジュダ・アンダーソンという伝説上の人物が存在する。なお同一世界の百年前を描いた作品『デュアン・サーク』及び『青の聖騎士伝説』には、「青の聖騎士」になる以前のクレイが登場する。 - HELLSING
アレクサンド・アンデルセン神父の異名の一つが「聖堂騎士(パラディン)」である。
関連商品
関連項目
- 2
- 0pt