パワーダイザーとは、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」に登場するパワードワーカー(作業用重機)である。
ネット上の略称は「力台座」「台座」「ダイザー」など。トランスフォーマーと呼んではいけない。
概要
月面基地「ラビットハッチ」を拠点に活動する「仮面ライダー部」が所有するスーパービークル。黄と黒を基調としたカラーリングであり、変形機構を有している。一人乗り。
標準装備のミサイル攻撃の他、各種機能でフォーゼをサポートする。
普段は学校の体育倉庫に隠されているが、外部からの発進指示によって現場まで駆けつける。
(その際、現モードを機械音声でコールする)
そのまま遠隔操作も可能だが、操縦者が乗り込むことでより汎用的な活動を行える。
ただし、操縦者にはそれなりの肉体的負荷がかかる様子で、「保健室の主」の異名を取る虚弱体質の歌星賢吾はもとより、チアリーダーとしての運動能力を十分に備えた風城美羽であっても、操縦後には極度の疲労困憊を引き起こす。
この問題はアメフト選手である大文字隼が入部することで解決した。
ちなみに平成仮面ライダーシリーズで乗り物から人型に変形するのは「仮面ライダー555」のバイク「オートバジン」が初だが、中に人が入って操作するのはこちらが史上初。
ダイザーモード
『Power dizer』
人型を模した二足歩行ロボット形態。主に格闘を用いてゾディアーツと戦う。
超重量級のパワーファイトが強みだが、いかんせん鈍重さが目立ち、その場しのぎや仕切り直しの面でしか戦闘に貢献できない。
・・・と思いきや、大文字隼が操縦者になったとたん、軽快なフットワークを発揮。
初陣で幹部怪人を防戦一方に追い込んだり、次の出撃では猿のごとく校舎をよじ登り学校炎上の危機を食い止めたりと、好調な滑り出しを見せる。
今後の三面八臂に及ぶ大活躍が期待される。もう大惨事先輩だなんて言わせない
操縦方法についてはいまだ不明瞭だが、
などから、基本的な操縦原理はモーショントレース方式(ex.モビルファイター、パワーローダー)か、神経接続方式(ex.EVA、ファフナー)ではないかと推察される。
仮面ライダーバトルガンバライドのカードによると、人型が基本形態であるとのこと。
ビークルモード
月面探査機を模した大型六輪車両形態。保管時はこの形態であるため、呼び出されたときもおおむねこの形態で登場する。つーか今のところ登場時と退場時だけでしかこの形態になっていない。
タワーモード
ロケット発射台を模したミニ・ドライバー形態。フォーゼのリミットブレイク技「ロケットドリル宇宙キック」の使用において重要な役割を果たす。
- タワーモードに変形開始
- 中間形態でマシンマッシグラーをセット、車輪部分を固定 「Machine set」
- ミサイルを連続で発射し、その爆圧でゾディアーツを空中に浮かせる
- 台座部分が垂直に持ち上がり、変形完了 「Tower mode」
- カウントダウン開始 「Ready...3...2...1...」
- 「Blast-off」
- 空中のゾディアーツにマシンマッシグラーごと体当りし、そのまま大気圏突破
- フォーゼがシートを蹴って飛び上がり、地球を背にリミットブレイク発動
- 「ROCKET-DRILL-RADAR Limit Break!」
作品の主題歌である「Switch On!」をBGMにして行われる。完全CGだが一連の流れは見るものを熱くさせること請け合いである。
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関連項目
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