パンツァー・リート(独:Panzerlied)とは、1933年に作曲されたドイツ軍の行進歌である。
概要
ドイツ第三帝国時代に作られた行進歌であるが、戦後もドイツ連邦共和国陸軍で歌詞を一部変更しながら歌われていた。
現在では、元々のメロディーであるルイスカリート(Luiskalied)が、ナチス親衛隊歌集に収録されている反共義勇軍の行進曲「鋼鉄の軍団(Das eiserne Schar)」にも使われているということが批判され、歌われなくなった。
なお、この曲が作られた1933年当時、ドイツは農業用トラクターしか戦車を保有しておらず、本来は装甲部隊や装甲兵の歌とするのが適切であり、戦車の歌とするのは不適切である。
映画「バルジ大作戦(Battle of Bulge)」にて少年戦車兵たちが合唱するシーンで、世界的に有名になった。この映画では1番歌詞だけが歌われている。
日本では「アドバンスド ワールド ウォー 千年帝国の興亡」(※嘘歌詞)や「鋼鉄の騎士」、「パンツァーフロント」などで使われている。
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関連項目
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