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あなた・・・『覚悟して来てる人』・・・・・・ですよね この記事を見ようとするってことは『ネタバレに遭遇するかもしれない』 ネタバレについて - ジョルノ・ジョバァーナ |
概要
『パープル・ヘイズ』とは、「ジョジョの奇妙な冒険」第五部「黄金の風」に登場するスタンド名である。
本体は「パンナコッタ・フーゴ」。
体の一部分を除いて紫と白のひし形の模様があり、首や両手足等の付け根にはツギハギが施され、両目はバッチリと見開かれ、常にヨダレを垂らしており、他のスタンドにはあまり見られないおぞましい容貌をしている。
性格もキレた時のフーゴと同様に凶暴で、攻撃方法もそんなおぞましい容貌に見合った、『殺人ウィルスをばら撒く』といった単純かつ恐ろしい方法である。
その殺人ウィルスはパープル・ヘイズの両手拳に付いているカプセルに入っており、そのカプセルが割れると周囲にウィルスが撒き散らされる。そのウィルスを呼吸で吸い込むか皮膚から体内に侵入すると約30秒という短い時間で『どう猛に』体内で増殖し、生物を内側から腐らせるようにして殺してしまう。一旦殺人ウイルスに感染したらスタンドを解除しても増殖は止まらず、スタンドの本体であるフーゴ自身もウイルスに感染すれば死ぬ。
しかし、太陽光や照明等といった光で殺菌されてしまう。
一応「ウィルス」という括りであるので「抗体」が存在し、ジョルノはこれを利用して「イルーゾォ(マン・イン・ザ・ミラー)」を死へと追いやった後、ウイルスに感染した状態から生還した。
また、スタンドの中では珍しく「神経質」という性格が存在する。それと同時に知能を持つが、それほど高い知能は有していない。
このように強力な効果を持つが、原作内では上記の「vsイルーゾォ(マン・イン・ザ・ミラー)」でしか登場せず、フーゴはその後ジョルノ達と袂を分かつことになったので一切の出番が無かった。
この理由として「能力が凶悪かつ使いどころが難しすぎた」と作者は述べている。
PS3ソフト「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」での声優は江川央生氏。
破壊力 - A | スピード - B | 射程距離 - C |
持続力 - E | 精密動作性 - E | 成長性 - B |
パープル・ヘイズ・ディストーション
ジョルノ達がディアボロを倒してから半年後の物語である『恥知らずのパープルヘイズ』で登場した、パープル・ヘイズの進化形態とでも言うべき姿。
カプセル内のウィルスが成長し凶暴化、その結果ウィルス同士が互いに殺し合ってしまうため、全力を出すよりも手加減をした方が相手を確実に殺せるという矛盾した一面を持つ。
破壊力に関しては言うまでも無く、30秒どころかほぼ一瞬で相手のあらゆる体組織を破壊し、食い尽くしてしまう。
先述のパープル・ヘイズにも言える事だが、本体であるフーゴも殺人ウイルスに感染すれば死亡してしまうのにスタンド自身には何故ウイルスが効かないかは謎。
(スタンド自体が菌だからではないかという一部ファンの見解もある)
ちなみに、「ディストーション(distortion)」とは「ゆがみ」「ひずみ」と言った意味。
「オールスターバトル」ではフーゴのグレートヒートアタック(最強必殺技)として採用された。
破壊力 - A | スピード - B | 射程距離 - C→E |
持続力 - E | 精密動作性 - E→C | 成長性 - B→? |
その他のパープル・ヘイズ
「パープル・ヘイズ(Purple Haze)」という楽曲が存在する。アメリカのミュージシャン、ギタリストである「ジミ・ヘンドリックス」によって1966年に作られ、1967年に録音、その後シングルとしてイギリスとアメリカの両国で発売された。
本稿で挙げているスタンドの、名前の由来となった楽曲でもあるのは言わずもがな。
また、ヘンドリックスはギター音にディストーションをかける演奏法の先駆けであるとも言われており、強化後の呼び名はここからきているものと思われる。
これを踏まえてか『恥知らずのパープルヘイズ』オリジナルのスタンド名も全てヘンドリックスの楽曲から取られている。
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関連項目
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