ヒシアケボノとは、1992年生まれの日本の元力士日本の元競走馬である。
通算成績は30戦6勝2着1回
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この記事では実在の競走馬について記述しています。 この馬を元にした『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクターについては 「ヒシアケボノ(ウマ娘)」を参照してください。 |
父Woodman(ウッドマン) 母Mysteries(ミステリーズ) 母父Seattle Slew(シアトルスルー)
アメリカ生まれのいわゆるマル外であり、半弟に日本馬として海外GⅠを制したアグネスワールドがいる。
概要
前述の通り、本馬は外国産馬で、ウッドマンとシアトルスルーという一流種牡馬の血を引く超良血馬である。
スピードに優れた短距離馬であり、四歳(現行表記で三歳)時だけで12戦して6勝、当時12月に行われていたGⅠであるスプリンターズステークスを制しているものの、ウッドマン産駒(ついでに言えばシアトルスルー産駒にも)にありがちな早熟傾向がモロに出てしまい、古馬になってからは17戦したが結局勝ち星をあげることが出来なかった。
特徴としては競走成績以上に
どれぐらいでかいかというと、まずスプリンターズステークスを制した際の体重が
これはGⅠにおけるJRA史上最高馬体重勝利記録である。
これはあくまでも勝利時の体重であり、ヒシアケボノ自身の最高出走体重は
圧巻の582キロ
たまに条件戦とかで600キロを超えるような超巨体馬は出てくるが、GⅠの常連馬としては歴代最高クラスと言ってもいい。
もちろんその体重は当時もネタにされており、パドックでヒシアケボノの体重が発表されるとどよめきとか喚声が起きるほどだった。
ちなみに半弟のアグネスワールドはデビュー時の体重が470キロ(ヒシアケボノは552キロ)とそこそこの体重だったものの、常識の範囲内の大型馬。
などと思っていたら、朝日杯三歳ステークスで496キロに増え、シンザン記念で骨折後、一年ぶりのレースであるガーネットステークスでは516キロとでかくなっていた。
なお、アグネスワールドの最高出走体重である518キロ(小倉日経OP) は奇しくもヒシアケボノの最低出走体重(四歳未勝利戦)だったりする。
また、ヒシアケボノは大型馬にありがちな脚部不安がほとんどなく、前述のとおり3歳時に12戦している。
現役引退後は種牡馬となったが、2008年11月に病死。残念ながらその豊かなスピードを受け継ぐ産駒は生まれなかった。
…とここまでデカさが注目されるヒシアケボノであるが、実は彼、引退までの全30戦を良馬場で走ったという珍しい記録を保持している。キャリアが4戦しか無いフジキセキやアグネスタキオンですら稍重、重、不良といった馬場を経験しているのに関わらず、である。流石に良馬場でも曇りや雨の天候で走った事はあるものの、これ程恵まれた馬場で競走馬人生を全うしたデカい馬は中々いないだろう。
血統表
Woodman 1983 栗毛 |
Mr. Prospector 1970 鹿毛 |
Raise a Native | Native Dancer |
Raise You | |||
Gold Digger | Nashua | ||
Sequence | |||
*プレイメイト 1975 栗毛 |
Buckpasser | Tom Fool | |
Busanda | |||
Intriguing | Swaps | ||
Glamour | |||
Mysteries 1986 鹿毛 FNo.6-b |
Seattle Slew 1974 黒鹿毛 |
Bold Reasoning | Boldnesian |
Reason to Earn | |||
My Charmer | Poker | ||
Fair Charmer | |||
Phydilla 1978 鹿毛 |
Lyphard | Northern Dancer | |
Goofed | |||
Godzilla | Gyr | ||
Gently |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- ヒシアケボノでかすぎ
- 曙
- 競馬
- 競走馬の一覧
- ウッドマン(競走馬)
- メロディーレーン :ヒシアケボノとは対照的に小さい競走馬
外部リンク
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%92%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%B1%E3%83%9C%E3%83%8E