概要
殻高10mm前後、殻幅8mm前後と指先に乗るほど小さく、形は卵型~楕円形、殻口の部分が貝殻全体の半分以上を占めている。
貝殻の色は薄い黄褐色または薄い褐色で、多少の透明感と光沢はあるが、通常は泥などで汚れており、
全体的に黒っぽく見える。
北海道南部から沖縄までの全国各地に分布しており、海外では中国や朝鮮半島などにも分布している。
水田や用水路、湿地やため池などに住んでおり、水田に住んでいるものは、
冬季は、泥土の割れ目や切り株の周囲などで過ごす。
藻類や水草などをヤスリのような歯舌で削り取って食べる。
繁殖のための産卵は一年に数回おこなっており、卵は水草などに産みつける。
多くのモノアラガイ科の貝と同様に雄雌同体である。
カモやコイ、ヘイケボタルの幼虫などの餌となる。
肝蛭(かんてつ)という寄生吸虫の中間宿主であることでも有名。
アクアリウムのタンクメイトとしてコケ取りに使われることも。
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関連項目
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