ヒュムノスとは、ガスト&バンプレストのRPG『アルトネリコシリーズ』で使用されている挿入歌の歌詞に使われている人工言語『ヒュムノス語』の事である。
単に『ヒュムノス』という場合は特にヒュムノス語で綴られた歌詞を持つ楽曲や『詩魔法』を指す場合が大半である。またニコニコ動画内では、同ゲーム第三作『Ar tonelico III~世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く』から登場した異なる言語『星語(アルシエラ)』も『ヒュムノス』タグで区分されている。
概要
「アルトネリコシリーズ」の主な舞台となる惑星アルシエルでは、特定の言葉に力があることが古くから確認されており、長い歴史の中で様々な研究が行われている。そうして次第に言語を理解していった末に形成されていった物が「ヒュムノス語」である。
一般会話用の言語ではなく、レーヴァテイル達がコスモスフィアにおける体験によって紡ぎ出されるある種の魔法である詩魔法(うたまほう)や月奏達が使う魔法効果を持つ楽曲の詠唱用の言語であり、感情言語とも呼ばれる想いを伝えるのに特化した言語である。ちなみにヒュムノス語の中でも時代や地域などの要因によって複数の派生律が形成されているが、その用途は基本的には同じである。
表記はヒュムノス文字において行われ、それぞれのヒュムノス文字は大小アルファベット及び数字に対応しており、アルファベットでも表記は可能。文法的にもそのものではないが英語に近い。一応専用フォントも公式ページであるアルポータル
のヒュムノサーバー
で配布されていて、ヒュムノス文字による字幕つき動画や独自にヒュムノス語で作詞した楽曲の動画もまれに見受けられる。
ヒュムノサーバーには、翻訳ページや文法そして各種方言ごとに分類された単語等が紹介されている。
その他、ヒュムノス語の文法及び種類や歴史については、下記ページを参照していただきたい。
アルトネリコ3でのラスボス曲では100を超える同時コーラスが観測されている。
形式
ヒュムノス語が利用される場合、その用途や場面によっていくつかのフォーマットが形成されている。
- ヒュムノスエクストラクト
- 詩サーバーの機能を扱う『EXEC_(NAME)/.』もしくは『METHOD_(NAME)/.』という名称の楽曲。OSTではなく『ヒュムノスコンサート』という紅蒼二種のCDに収録される。
例:『ファンタスマゴリア(第一作のED版)』『METHOD_REPLEKIA/.』『EXEC_PAJA/.』等 - ヒュムノスワード
戦闘用などの一般詩魔法を指す『EXEC_HYMME_(NAME)/.』もしくは『METHOD_HYMME_(NAME)/.』という名称の楽曲。(ただし、正式な名称でCD等に収録されることはまず無く、収録されるのもヒュムノスコンサートではなくOST)
設定上はAT2における決まった楽曲よりAT3における毎回アレンジの異なるそれの方が近いらしい。
例:『ブリ(゚∀゚)ハマチ』『ぺぺんのうた』『アル・トネリコ』『EXEC_HYMME_LIFE_W:R:S/.』等 - (尚、
METHOD_HYMMELI/.も厳密にはエクストラトではなくヒュムノスワードに分類されるらしい) - ヒュムノススペル
あらかじめ登録されたコマンド集で、端末等に発声して一定の効果を得る。あくまでコマンドなので、基本的には誰にでも扱える。
例:作中のヒュムネクリスタルインストール時等でキャラクターが発声している各種ヒュムノス語による文章。
星語(アルシエラ)
「アルトネリコ3」にて登場した、惑星アルシエルの惑星意識との意思疎通のための言語。
厳密にはヒュムノス語とは異なる言語で、文字も別の物が使用されているが、特にニコニコ動画内では検索用に同じく「ヒュムノス」タグが用いられている。あくまで星の言語であり人間が使用するための物ではないため、人間の可聴域を超えた周波数を含むこともあり、劇中ではある程度の研究こそ進められているが完全な形での翻訳や表記は不可能とされている。
例:『Au GuMu』『Tarifa』『Ec Tisia』
関連動画
1.関連
2.関連
3関連
他音楽とのコラボ
他のアルトネリコと無関係の音楽にヒュムノス言語による歌詞を追加した曲
紡いでみたタグが用いられている
完全オリジナル
関連商品
関連コミュニティー
関連項目
ヒュムノス語を使用した楽曲・詩魔法
- 謳う丘(謳えない丘)
- EXEC_PAJA/.
- ファンタスマゴリア
- コワレロ
- METAFALICA/.
- METHOD_REPLEKIA/.
- サブリメイション
- こころ語り
- インバートブリット
- EXEC_CUTYPUMP/.
- EXEC_EP=NOVA/.
- ブリ(゚∀゚)ハマチ
- 12
- 0pt