ビジネスとは、古英語の「bisigness」が語源になっている言葉であり、これは現在の英単語の「busy」と同じような使われ方をしていた単語である。(busy=忙しい)
現在の英単語として「business」と言った場合は「やっかいな事」「干渉しないとならない事」「営利を目的とした行動」「商売」「営業」「大人の取引」「自分に特になるような人との関わり」などを意味する。
概要
日本で「ビジネス」といえば、「商売」「事業」「取引」などの意味でよく使われている。
また、映画やテレビドラマなどで「ビジネスの話しをしようか?」などと言った場合は「営利的な話」「人情や感情論はおいてお金が動く取引の話」「経済的な話」などの意味になる。
日本では「働く人」「仕事で営業する人」などを、「サラリーマン」の和製英語と同じように「ビジネスマン」と呼んだりもする。
また、英単語として「businessman」といえば「事業者」のような意味で使わる。
今日もまた一般家庭、企業、官公省庁、日常生活、趣味、衣食住、老若男女など様々な対象をターゲットとしたビジネスが展開されている。
ただし安価な値段で釣り上げるぼったくりや、詐欺・悪徳商法などもあるので要注意。
奥が深い
- 国際的な大企業から、個人事業主のような少人数のパターンもある。
- 需要、素材、製造法、価格相場、市場動向、競合相手・取引まで幅広い知識・技術が必要となる。
- 巨大施設等を貸し切り、企画・イベント等を開催する場合もある。レンタル等で賄う場合もある。
- 不利な状態であっても、広告CMやキャッチコピーなどアイデア次第で購買意欲を掻き立てることも可能。
一歩間違えると高品質を安く買い叩かれたり、相場よりも高値で買わされるいった痛い目を見る危険性がある。逆に相手の弱みを突く事ができれば有利に交渉を進められる可能性も出てくるなど奥が非常に深い。
(例)海外企業とのビジネスで「お互いに空気を読む」なんて日本式のビジネスなんて通用しない
せっかくビジネスが軌道に乗ったのに、無計画な店舗拡大・業務拡大、経営方針や引き際を間違えたせいで大赤字・在庫の山・倒産といった悲しいパターンもある。
他社では真似できない唯一無二な技術・センスがない限り、顧客や発注元が不要と判断すればあっさり同業他社に乗り換えてしまったり、それを示唆することで値下げなどの譲歩を迫られる場合もあるなど割と世知辛い。仮に今までにない新たなビジネスを展開しても儲かると分かれば他社・大企業・他国企業なども参入してきて儲からなくなるパターンもある。
闇も深い
中には苦労して作り上げた企業機密やノウハウを盗んでいく産業スパイのような輩や、ウイルスや人為的ミスによる情報漏洩などのリスクもあり、また一枚の写真や小さなUSBメモリであってもかなりの情報量を盗めてしまうなど、セキュリティ面も非常に重要になる。
レントシーキングのように献金で法律を自分の好き勝手に変えてしまうものや、各種利権、ブラック企業・ブラック派遣のように、労働者やアルバイト、下請けの利益や有給休暇・残業代までも不当に搾取して上層部の利益にしてしまうえげつないもの、やりがい搾取などの問題もある。
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関連項目
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