株式会社ベルジョイス 旧社名: 株式会社ベルプラス 岩手県盛岡市羽場10地割100-3 |
「フレッシュ&ディスカウント、そしてフレンドリー」 ディスカウント・スーパーマーケット |
ビッグハウス (Big House)は、生鮮食品を主体としたディスカウントストアである。
概要
ビッグハウス 湊店 (青森県八戸市, 2020年1月)![]() |
ビッグハウスは、ベルプラスの前身会社のひとつ「ベル開発」により誕生したディスカウントストア業態。
いわゆる雑貨・生活用品などを多く取り扱うディスカウントストアではなく、食品中心のスーパーマーケットのディスカウント型店舗であり、生鮮食品も取り扱う。
1つの商品に複数の価格が表示されていて、1点より2点、2点よりケース買いするとどんどんお買い得になるユニークなシステム「一物三価」を採用。
このシステムが確立されたその後、ベルプラスが加盟するCGCグループの他のスーパーマーケットにも運営手法や屋号を伝授した。
このため、ベルプラス、ラルズ、福原、ユニバース(これら4社は後にアークスグループとなる)と、マルイチ(上盛岡店)、タイヨー(茨城県)、マミーマート(埼玉県、行田店)、藤三(広島県)等CGCグループに加盟する企業がビッグハウスとして営業している。
なおアークスグループの北海道各社では、のちの2006年よりビッグハウスをもとに発展させた大型スーパーマーケットの新業態「スーパーアークス」の展開を開始しており、ビッグハウスとして新規に開業する店舗がなくなっている。また既存店もビッグハウスからスーパーアークスに転換される例が多くなっている。
運営法人によって、ポイントサービスや電子決済(クレジットカードやCoGCa)の使用可否が異なる。
沿革
- 1987年 - ベルセンター子会社のベル開発がビッグハウス1号店の川久保店(岩手県盛岡市)を開店。
- 1994年 - ラルズが北海道のビッグハウス1号店である太平店(札幌市)を開店。
- 1997年 - ベル開発が、宮城県仙台市にビッグハウス大野田店を出店し、宮城県進出。
- 2011年3月11日 - 東日本大震災により、ビッグハウス魚町店が全壊、ビッグハウス小牛田店が半壊し営業休止。小牛田店は5月20日に営業再開するも魚町店はそのまま閉店(魚町店の被災状況
)。
- 2011年4月 - ベルプラスがベル開発を吸収合併。
- 2013年ごろ? - 「株式会社コノミヤ」運営のビッグハウス東浦店(愛知県知多郡東浦町)がコノミヤに転換されたことにより、同社運営のビッグハウスが消滅。
- 2016年3月 - ベルプラスが同じアークスグループの株式会社ジョイスに合併され、法人格消滅。ベルジョイスの第1事業部となる。
- 2017年3月21日 - ベルジョイス運営のビッグハウス店舗が順次アークスRARAカード取り扱いを開始。
- 2020年7月8日 - 「株式会社マミーマート」運営のビックハウス行田店(埼玉県行田市)が一時閉店、同月18日に「生鮮市場TOP」に転換された(参照
)ことにより、同社運営のビッグハウスが消滅。
- 2021年3月20日 - 「株式会社道北アークス」運営のビッグハウス イーストタウン(北海道滝川市)が「スーパーアークス」に転換された(参照
)ことにより、同社運営のビッグハウスが消滅。
- 2024年7月11日 - 「株式会社道東アークス」運営のビッグハウス小泉店(北海道北見市)が一時閉店、同月26日に「スーパーアークス」に転換された(参照
)ことにより、同社運営のビッグハウスが消滅。
店舗一覧
ベルジョイス (旧ベルプラス) 運営
ラルズ・道南ラルズ 運営
福原 運営
ユニバース 運営
マルイチ 運営
タイヨー 運営
藤三 運営
備考
ベルプラスは、ビッグハウス上盛岡店を運営する株式会社マルイチの大株主であり、マルイチと共通の発注システムを使用している。ただしマルイチ自体はアークスグループに入っていない。
株式会社ビッグハウス(法人番号: 7400001001330)がビッグハウス川久保店の住所に存在していたものの、2022年9月16日に法人消滅となった。これはベル開発(当時)がビッグハウスを展開するための開発会社として設立したものであった模様[1]。2014年現在、ラルズも同社に4.2%出資していた。
関連リンク
- 株式会社アークス
- 株式会社ベルジョイス 公式サイト
- 旧株式会社ベルプラス
- 株式会社ベルプラス 店舗マスタ
(ここに記載されている店舗がベルグループの発注システムを使用していると推測される)
- 旧株式会社ベルプラス
関連項目
脚注
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