ビビアン・バンシーとは、スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』に登場する人物である。CV:水野朔
概要
新エリー都を騒がせる怪盗団モッキンバードに所属するミステリアスな少女。紫色の長髪、白黒のゴスロリ風の服、エルフ耳、深紅の双眸が特徴的。
初登場はエリー・クロニクル「願いがきらめく日」。スターループで行われたエリーズ・ゴッド・ボンプの準決勝にて、モッキンバード所属のボンプ、ロビンと引き分けた際に姿を現し、対戦相手のイアスを見て驚いた。この時は先行登場みたいなもので出番は僅かであった。後の「シーズン1アウトロ:涙と過去を埋めて(上)」で本格的に登場。
2025年4月23日のアップデートでS級エージェントとして実装。限定なのでピックアップ期間外だと排出されない。次いで10月15日に水着スキンが実装、入手するには180連分のガチャを回す必要がある。肌寒くなってきた10月に水着を着せられるビビアンかわいそう。後にこの水着は友人のリリカが選んだものだと判明した。
協力者ファイルによるとビビアンは優れた情報収集能力、料理、ドリンクの調合、翻訳、贋作作り、電子機器の修理といった多岐に渡るスキルを持つ。そして普段はバイトを掛け持ちしながら過ごしている模様。普段着ているドレスは、バイト代を貯め、ルミナスクエアのニューススタンドで購入したもの。以降もバイト代を貯めてはドレスを買っているらしい。好きな花はスミレ。
なんとスカートの中にバーニアが仕込まれており、その推進力を使って、まるで重力を感じさせない軽やかな動きを披露する。カラーリングも相まってよくジオングやドムと呼ばれるとか。何故火傷しないのかは永遠の謎。
いつも携えている紫と黒の日傘は「鳥たちの巡礼」。柄の部分に護身用の銀製レイピアを仕込み、傘の部分はエーテリアスのビームを防ぎ切れるほどの防御力を持つ、言わば攻防一体の武器。そのためか室内であっても日傘を手放さない。よく見ると小間の部分に「VIVIAN」の文字が印字されているのが分かる。令嬢のような見た目とは裏腹に、かなりの実力者らしく、相方のヒューゴは「仲間の実力に、俺は絶対の信頼を置いている」と評した。
バンシー家については殆ど語られていないが、ビビアンが持つ気品あふれる佇まいや口調、上流階級御用達の招待制オークションに参加し、最高額の10億ディニーを提示、レイヴンロック家の晩餐会に招待されるなどの描写から、資金力に余裕のある名家と思われる。加えて彼女は独自の情報網を持っており、トリガーやアンビーといった、新エリー都で名を馳せている人物を出会う前から把握していた。
モッキンバードは、不公平に満ちた世の中を少しでも公平にしようと、身の丈以上のものを抱えて離さない富豪や上流階級から貴重品を盗み、それを真に必要とする者、すなわち貧困層に与える義賊のような活動をしている。時には新エリー都に仇なす讃頌会と対峙した事も。
同じモッキンバードのヒューゴとはタッグを組む関係。主に彼女が下準備を行い、ヒューゴが狙いの品を盗み取る。またヒューゴから手ほどきを受けていて交渉術にも長ける。彼の事は「兄といってもいい存在」と信頼を寄せているものの、ヒューゴは自分自身の事を話したがらないため、タッグを組む関係でありながら彼の出自や来歴については大まかにしか知らない。加えて、ヒューゴは信念の違いから、いずれビビアンと決別する時が来るだろうと考えており、信頼する兄妹に、純粋なビビアンを守ってほしいと、本人がいないところで依頼している。
彼女には不幸や危険を突発的に予知する能力が備わっている。これから不幸もしくは危険な目に遭う人物と相対すると、一瞬のうちに発現し、たくさんのイメージが頭に浮かび、感情に関係なく涙を流してしまう。そしてその的中率は百発百中。彼女が涙を流すと、例外なく災い、病、死、事故といった不幸が必ず降り注ぐ事となる。多くの理解者を得た現在においても予見の力は「呪いのようなもの」と吐き捨てるほど疎ましく感じているようだ。
ビビアンの意志とは無関係に発動してしまうこの能力のせいで、幼少期は周囲の人間から蛇蝎の如く忌み嫌われ、受け入れてくれた場所は何処であろうと予期せぬ出来事が起き、スレッドには彼女に対する悪意の書き込みで満たされた。このため一つの場所に長く留まれない根無し草となり、路頭に迷っていたところをランドンに拾われ、讃頌会へと連れていった。そこでランドンの娘ディナと出会う。ビビアンとディナは実の姉妹であるかのように仲良くなった。
ランドンは人々のホロウ適性を高める薬の実験を行っていた。彼はビビアンに定期的に人と会わせ、彼女が涙を流した相手にのみ「祝福」と呼ばれる薬を与えた。忌まわしき予見の能力を人のために役立てられると喜んだビビアンだが、その薬はエーテリアス化もしくはサクリファイス化を促すもので、知らず知らずのうちに人体実験の手伝いをさせられていたのである。
やがてディナの前で涙を流す日が来て彼女が実験体にされてしまう事に。ディナの恐怖と驚愕に満ちた顔を見て、薬が危険なものだと悟ったビビアンは、掟を破ってランドンの後を尾けてみたところ、薬の投与を受けた人がエーテリアス化し、それを彼がためらわずに殺した場面を目撃。ディナを救うためランドンの前でわざと涙を流して彼自身に薬を投与させるよう仕向けた。その喧騒の最中、ランドンは側近のカミエルに撃たれて死亡。辛くも難を逃れたディナだったが、父親を盲信していた彼女は、死の原因を作ったビビアンを拒絶し、ビビアンもまた追われるように讃頌会を飛び出していった。
その後、ヒューゴに拾われてモッキンバードに所属。怪盗団としての活動を始めるに至る。
強火のパエトーンファンとして
伝説的プロキシ・パエトーンの事を「新エリー都で最大最高最強のプロキシ」「パエトーン様は別格。パエトーン様以外のプロキシはすべてパエトーン様未満!」と叫び、インターノット上のアンチに対してはレスバを仕掛けるという、これまでのミステリアスな令嬢とは想像もつかないほどの、強火で狂犬な側面を見せつける。反面、同じパエトーンのファンには優しく、相手がファンだと分かると一気に距離を縮めてくる。
彼女の家には、パエトーンがインターノット上に残した言葉の数々をスクショしてポストカードにしたもの、パエトーンが使用した歴代のアイコン、過去におすすめされたプレイリストをまとめた自作のグッズがあるらしい。またFairy曰く個人ブログにもパエトーンに対する極めて情熱的かつ過激な内容が綴られているという。
パエトーンを称え続ける奇怪な歌が収録されたドライバディスク「パエトーンの歌」は、おそらくビビアンが製作したと思われる。そのためか本人との相性が良い。これが何故かCDに焼かれて流通しているという恐怖。
パエトーンのアカウントがインターノットでの活動を停止して以来、その行方を探ろうと様々な情報をくまなく収集、インターノットの投稿から発信源が六分街だと突き止め、辺り一帯を探したそうだが、Fairyの妨害もあって居場所を突き止めるまでには至らなかった。劇中の台詞によると、六分街や郊外、零号ホロウ付近の慰霊碑を訪れていたようだ。
讃頌会が引き起こした、サクリファイス襲撃事件を調査するべく、ホロウに隠されたブリンガーの遺物を探し求めており、プロキシの兄妹と協力関係を結ぶ。彼女にはかつて讃頌会との繋がりがあったようだ。当初、兄妹の正体がパエトーンとは知らず、あくまで「同じパエトーン推しの、腕の立つプロキシ」と認識していたが、第六感が働いたのか、兄妹との初仕事を終えた時には「これから、あなたと一緒に仕事ができると思うと…なんだかウズウズするような…」と語り、親しみを込めて接するようになる。メインストーリーで兄妹と仕事をこなしていくうちに2人がパエトーンである事に気付いて大歓喜。以降凄まじいほどの敬愛を向けるようになる。一連の事件解決後、メイフラワー市長から報酬を与えると言われた際、婚姻届と挙式の準備を要求していた事が判明した。
何故これほどまでのパエトーン信奉者になったのかと言うと、過去にこのような経緯があった。
モッキンバードに所属する前の流浪生活、行くあてのない彼女は新エリー都をさまよう。痛罵を受け続けた彼女の精神は病み、ついには高層ビルの屋上から投身自殺する寸前まで追い詰められてしまうのだが、その際、彼女へ向けて返信したパエトーンの言葉に励まされ、命を救われた事がきっかけで、超が付くほどのパエトーン信奉者となった。ちなみに当の兄妹はどのようなメッセージを送ったのか覚えていないらしい。Fairyは文面を知っているが、「ご自分で思い出してください!わたしの口からは言えないのです!」と言うビビアンの意志を尊重しようと固く口を閉ざしている。
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関連項目
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