ビビンバとは、ゆでたまごによる漫画「キン肉マン」に登場するキャラクターである。
概要
かつてはキン肉族よりもえらかったとされるホルモン族の出身。族長ホルモン・ヤーキの娘。
初登場はJC7巻82話「初地球の出の巻」。
キン肉族との戦争に敗れ衰退したホルモン族の復古と、キン肉族に殺されたという母ハラミの復讐のために
キン肉族の王子・キン肉スグルの命を狙う。
暗殺に失敗し、転んで膝を擦りむいていたところをスグルにやぶいたミートのマントで介抱してもらい、
さらに決闘に敗れた後も優しく接せられたことで、彼に恋心を抱くようになる。(あれ、母の仇…)
(決闘の際、持っていた剣を奪われ逆に服を切り裂かれて乳首を露出している。恐るべしゆでたまご。)
この頃からお洒落を意識するようになり、下ろしていた髪を結ってポニーテールにしたり、
それまでの際どいボディスーツをやめて裸エプロン女の子らしい服を着るようになる。
その後も父がバーベキュー族のシシカバ・ブーと無理矢理結婚させようと画策するも、
ビビンバの本気の想いを聞いたシシカバによって逃がされ、スグルと共に地球へ駆け落ちする。
その後はスグルに甘えてばかりでなく自立するため、田原年寄率いる地球防衛軍に入隊。
スグルのお株(と仕事)を奪う形で活躍する。宇宙野武士編までは入隊が確認できる。
超人オリンピック ザ・ビッグファイト編では、観客としてスグルを応援している。
また、準決勝ラーメンマン対ウォーズマン戦にて、スグルのところへ駆け寄ろうとした際に
リングに入場するウォーズマンと衝突。
激高したトレーナー・バラクーダをウォーズマンが静止したのを見て
残虐なロボ超人の本質的な優しさを見抜く。以降は彼にベアークローを捨てて、
クリーンファイトで戦うことを訴え続けた。(結果的に決勝戦でベアークローを外したウォーズマンは、
対戦相手のスグルに「ベアークローをはずしたほうがはるかに強い」と評されている。)
七人の悪魔超人編や黄金のマスク編でもアイドル超人たちの試合を応援していたが、
徐々に出番がなくなり、しばらく登場しなくなっていた。
再登場は王位争奪編決勝戦。この時には髪を下ろしており、初登場時に近い雰囲気。
キン肉スグルとキン肉マンスーパー・フェニックスの試合中、
大阪城最上階に幽閉されるキン肉大王と王妃のもとに鎧姿で現れ、衛兵を倒して脱出させる。
しかし盗聴器によってフェニックスたちに察知され、捕らえられてしまう。
さらに気の強さをフェニックスに気に入られ、スグルの前でファーストキスを奪われる。
(ジュテ~ム ロビ~ン チューしましょ~っ!!)
最終試合、6対6のタッグマッチ終盤、卑劣な手段でロビンマスクやネプチューンマンを亡き者にした
フェニックスを諫めるために、客席の最上段から投身。奇跡の灰の助けで命はとりとめたものの、
顔が醜くつぶれてしまいフェニックスに見捨てられる。(勝手に惚れて勝手に捨てるなんて…)
しかしスグルのフェイス・フラッシュによる癒しの力で元の美しくみずみずしい顔を取り戻した。
「キン肉マンⅡ世」ではスグルの妻としてキン肉族の王妃になっており、息子の万太郎を産んでいる。
名前も"キン肉ビビンバ"となっている。気の強さは変わっておらず、スグルを尻に敷いている。
究極の超人タッグ編では当時の若いビビンバが登場。
スグルにかけられた呪いを解く際のキーパーソンの一人となっている。呪いを解くのにスグルのかつての恋人である二階堂マリの抱擁が必要と知ったときは容認する器の大きさを見せている(スグルの命がかかっていたというのが大きいが)。
未来の息子である万太郎とも遭遇。最終回では息子を抱きしめている。
JC37巻掲載の読切「キン肉マンの結婚式!!の巻」では
フルネームをホルモン・ビビンバとされているが、
Ⅱ世PBC9巻第79回「キン肉評議会に召集さる!!」では
"プルコギ・ヤーキ"という兄弟がいるとされている。
普通に考えれば"ホルモン族のホルモン・ビビンバ"なので、"ホルモン・プルコギ"が正しいか、
或いはホルモン族は別段ホルモン姓を名乗る必要はないものと思われる。
(シシカバたちバーベキュー族も、ブー姓を名乗っている。)
アニメ版
劇場版第二作と王位争奪編にのみ登場。二階堂マリが正ヒロインとなっている関係上、
スグルの幼馴染ということになっており、最後は改心したフェニックス(フェニックスマン)と結ばれた。
プロフィール
- 属性:正義超人(ホルモン族→キン肉族)
- 出身:キン肉星・ホルモンシティー
- 身長:163cm
- 体重:43kg
- 超人強度:10万パワー
- 年齢:16歳(初登場時)
- 必殺技:ホルモン・ソバット、お色気攻撃、剣術
- 得意料理:オカユ(Ⅱ世では牛丼とカルビ丼)
- CV:山本百合子(劇場版)、富沢美智恵(王位争奪編)、高木早苗(Ⅱ世)
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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