ビービーガルダンとは、JRA(日本中央競馬会)所属の元競走馬である
主な勝ち鞍
2009年:阪急杯(GIII)、キーンランドカップ(GIII)
概要
父・チーフベアハート
母・オールザチャット(母父・Westminster)
2006年7月22日、函館競馬場でデビュー。秋山真一郎を背に逃げ切り初陣を制するも、札幌2歳Sではナムラマースに2.8秒差の12着に大敗。さらに、その後厩舎で調整を行っていたが骨折が判明、翌年の夏まで休養を余儀なくされる。
もともと体質の弱い馬であったが、2008年春頃に良化すると一気に3連勝を決め、キーンランドCで2着、スプリンターズSでも3着に好走し、短距離界の一員として名乗りを上げる
2009年は阪急杯から始動。今まで良積が1200に集中していたこともあって、7番人気と低評価ではあったが、これを覆し重賞初制覇を飾る。しかし、続く高松宮記念では、主戦の安藤勝己がドバイに遠征していたのに加え、初の左回りに苦戦し16着と大敗してしまう。その後、キーンランドCを制し、迎えたスプリンターズSでは逃げるローレルゲレイロを見ながら先団に取り付き、直線で猛追するもハナ差の2着に敗れ、ローレルゲレイロの春秋スプリントGⅠ連覇を阻止する事はできなかった
2010年は高松宮記念、函館スプリントSと連続して2着と好走するも、勝利はあげられず不本意な成績に終わる。
2011年。阪急杯に出走し8着に敗れる。続く高松宮記念では初めて佐藤哲三とコンビを組むと、10番人気ながら4着と好走する。そして、キーンランドC2着を経て迎えた4年連続のスプリンターズSでは復活を期待されたが、他馬のゲート入りを待ってる間に放馬してしまう。ちなみに、このとき外回りを2周した後、芝1600mの待機所で停止。暮れの中山の名物重賞であるステイヤーズS(芝3600m)とほぼ同じ距離を走った計算になる。結局、スプリンターズSは疲労が著しいということで競争除外となってしまった。その後、骨折が判明し引退を表明。種牡馬入りすることとなった。
種牡馬入りしたあと、2012年から2019年までに116頭に種付けをし、68頭を生産。65頭が血統登録され、53頭が競走馬としてデビューした。2019年をもって種牡馬を引退し、現在はヴェルサイユリゾートファームで功労馬として余生を過ごしている。
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