SF世界ではレーザー兵器と並んで非常にポピュラーな兵器であり、ビームといえば未来の兵器といったイメージを抱く人も多い。
概要
ビームを構成する粒子としては、荷電粒子(電子やイオンなど)と中性粒子(中性子など)に大別できる。
また、十分に波長の短い電磁波は粒子的に扱えるため、「光子ビーム」といった使い方もOKで、ビームライトやハイビームなど身近なビームもある。
ビームとレーザーは似たもののように使われるがレーザーは発生装置のことであって光線のことではなく、レーザー光線は光子の流れであるのでビームであると言える。つまりビーム>レーザー光線の関係にある。
ただ、ビームとレーザー(光線)は明確な区分けがされている。
Q:レーザービームは?
→google先生に聞いても物理的な定義や解説が引っかからなかったので正直よくわからん。上位にヒットするのがほとんどイチロー関連なのは仕方ないね。少なくとも厳密な科学の場で使われる用語ではなさそうである。
恐らくだが、「レーザー」は装置やレーザー光等をひっくるめて表した言葉で、「レーザービーム」はレーザー光のみを表す場合、又は粒子(パーティクル)ビームという言葉と対比する場合に使われる言葉であろうと思われる。
創作においては超兵器のビーム銃等だけでなく、エネルギー的で飛んでくモノ=ビームのような、ゆるーい使われ方もされている。
どう見ても球形だけどビーム。どう見てもうねってるけどビーム。気にしたら負けである。
架空兵器として
先述の通り、そもそもビームという単語自体は直進する粒子の集団の流れを指し、これを生成する装置のことではないが、SF作品などでビームという単語が多用された為に定着した。
単純にビーム粒子を弾丸として運動エネルギーを対象物にぶつける方式や、対象物に触れたビーム粒子が更に何らかの反応(例えば陽電子などの反物質による対消滅)を起こすことを期待する方式が考えられる。
例えて言うと前者は大砲から射出された砲丸、後者は大砲から射出された爆弾のようなものと考えるとわかりやすいかも。
現実世界でのビームは、専ら荷電粒子を加速器で加速して作り出すが、この方式でSF兵器としてのビームを実現するには、kmレベルの大型の加速器と莫大な電力を調達する必要がある。
有名なビーム
・ビームライフル(ガンダムシリーズ)
恐らくビーム=荷電粒子というイメージを一般的にしたのはこの兵器である。
ただし、ガンダムでは「ミノフスキー粒子」という架空の粒子を圧縮・縮退した「メガ粒子」が大抵であり、ガンダムシリーズで荷電粒子のビームライフルが使われているのは新機動戦記ガンダムW等である。
・Eva専用改造陽電子砲、又はポジトロン・スナイパー・ライフル(新世紀エヴァンゲリオン)
ヤシマ作戦でラミエルに対して使用された陽電子砲。新劇場版では「大出力型第二次試作自走460mm陽電子砲」と名前が変わる。
上述のとおりビームとは粒子の集団の流れだが、SF世界には何の粒子なのかよくわからないビームも多い。あまり深く考えないで楽しもう
関連動画
右はビームといっているが、上記定義からするとレーザーに近いかもしれない。
関連商品
関連項目
【スポンサーリンク】
|
|
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%A0




読み:ビーム
初版作成日: 09/01/04 11:38 ◆ 最終更新日: 16/04/20 17:12
編集内容についての説明/コメント: レーザー光もビームなのでそういう風に。ファンタジーなビーム追記
記事編集 / 編集履歴を閲覧