ピアノロールとは、本来は自動ピアノに用いられた、紙等を使った楽曲再生のための機構。現代においては、(MIDI)シーケンサーに付属されるGUIの1形態を指す事が多い。
概要
ピアノロールそのものは 1900年代前半からその呼称が存在していて、具体的に言えば、前時代の自動演奏機械が読み取る、穴の開いた紙の事を指す。(検索キーワード: QRS Piano Roll Company 。 興味があったらググってみて下さい)
GUIとしてのピアノロール
特に入力するMIDIデータの内、音階部分についてその発音タイミングを時系列に沿った形で入力できるように作られた物だが、画面構成に特徴がある。多くの場合、縦に音階(ピアノの鍵盤が縦になった状態)、横に時間進行にそった形で升目が続き、視覚的に音の上下とメロディの流れが把握しやすいように工夫されている。
稀に縦に時間軸が進行 ─ 縦スクロールする、という変わった構成のピアノロールも存在する(ModPlugTracker など)。ただしこの場合は慣習的な意味で、「ピアノロール」とはあまり呼ばれない事が多い。
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