ピカチュウとは、ポケットモンスターに登場するNo.0025のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
---|---|---|---|
名前 | ピカチュウ | タイプ | でんき |
英語名 | Pikachu | 高さ | 0.4m(通常) 21.0m(キョダイ) |
分類 | ねずみ | 重さ | 6.0kg(通常) ???.?kg(キョダイ) |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | せいでんき |
♀:50.0% | ― | ||
グループ | りくじょう ようせい |
隠れ特性 | ひらいしん |
孵化歩数 | 2560歩 | 捕捉率 | 190 |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 素早さ+2 |
進化 | ピチュー → ピカチュウ (なつき) → ライチュウ (かみなりのいし) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0025 | 図鑑の色 | 黄 |
ジョウト | #022 | ホウエン | #156 #163(ORAS) |
シンオウ | #104 | イッシュ | #― |
カロス | #036(セントラル) | アローラ | #025(アローラ・メレメレ) (USUM) #032(アローラ・メレメレ) |
ガラル | #194 #085(ヨロイ島) |
ヒスイ | #056 |
パルデア | #074 |
なお、ブラジル出身のサッカー選手として「ヤーゴ・ピカチュウ(ヤゴ・ピカチュウ)」がいるが、本名ではなく上記ポケモンに由来するニックネームである。
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド、Y
- ほっぺたの りょうがわに ちいさい でんきぶくろを もつ。 ピンチのときに ほうでんする。
- ポケットモンスター青、リーフグリーン、バイオレット
- なんびきかが あつまっていると そこに もうれつな でんきが たまり いなずまが おちることがあるという。
- ポケットモンスターピカチュウ
- しっぽをたてて まわりのけはいを かんじとっている。 だから むやみに しっぽを ひっぱると かみつくよ。
- ポケットモンスター金、ハートゴールド
- かたい きのみも でんげきで やいて やわらかくしてから たべる ちえを もちあわせている。
- ポケットモンスター銀、ソウルシルバー、X
- しっぽを たてて まわりの ようすを さぐっていると ときどき かみなりが しっぽに おちてくる。
- ポケットモンスタークリスタル、スカーレット
- りょうほほ には でんきを ためこむ ふくろがある。 おこると ためこんだ でんきを いっきに はなってくる。
- ポケットモンスタールビー、オメガルビー、Pokémon GO
- はじめて みる ものには でんげきを あてる。 くろこげの きのみが おちていたら それは でんげきの つよさを まちがえた しょうこだよ。
- ポケットモンスターサファイア、アルファサファイア
- ほっぺの でんきぶくろの でんきは まよなか ねている あいだに ためられている らしいよ。 ねぼけて ほうでんしてしまう ことが ある。
- ポケットモンスターエメラルド
- ほっぺたの でんきぶくろに でんきを ためる。 おもいっきり ほうでんすると かみなりに ひってきする でんきを はなつ ことが できる。
- ポケットモンスターダイヤモンド、ブリリアントダイヤモンド
- もりの なかで なかまと くらす。 ほっぺたの りょうがわにある でんきぶくろに でんきを ためる。
- ポケットモンスターパール、シャイニングパール
- ほっぺたの でんきぶくろから でんきを ピリピリ だしているときは あいてを けいかいしている あいず。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2
- よわった なかまの ピカチュウに でんきをながし ショックをあたえて げんきを わけることも ある。
- ポケットモンスターサン
- 通常
- たくさんの ピカチュウを あつめ はつでんしょを つくる けいかくが さいきん はっぴょう された。
- ○○キャップ
- パートナーである トレーナーの ぼうしを かぶった ちょっと めずらしい ピカチュウの すがた。
- ポケットモンスタームーン
- 通常
- でんきを ためる せいしつ。 ときどき おもいきり ほうでん しないと ストレスを かんじる。
- ○○キャップ
- あいぼうの トレーナーの ぼうしを かぶった ピカチュウ。 サイズが あっておらず すこし ブカブカだ。
- ポケットモンスターウルトラサン
- でんきを ためこむ せいしつ。 ピカチュウが むれて くらす もりは らくらいが たえず きけんだ。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- ねてる あいだに ほっぺの ふくろで でんきを つくる。 ねぶそく だと よわい でんきしか だせなくなるぞ。
- ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- もりに すむ ポケモン。 ほっぺの ふくろは でんきを ためるので さわると パチパチ しびれるぞ。
- ポケットモンスターソード
- 通常
- つくる でんきが きょうりょくな ピカチュウほど ほっぺの ふくろは やわらかく よく のびるぞ。
- オリジナルキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 さまざまな ちほうの おもいでが たくさん つまっている。
- ホウエンキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 ホウエンを たびした おもいでが たくさん つまっている。
- シンオウキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 シンオウを たびした おもいでが たくさん つまっている。
- イッシュキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 イッシュを たびした おもいでが たくさん つまっている。
- カロスキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 カロスを たびした おもいでが たくさん つまっている。
- アローラキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 アローラで すごした おもいでが たくさん つまっている。
- キミにきめたキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 であった ときの おもいでが たくさん つまっている。
- ワールドキャップ
- かぶっているのは パートナーの ぼうし。 いろんな せかいを たびした おもいでが たくさん つまっている。
- キョダイマックス
- ぼうちょうした キョダイマックスの パワーによって からだが ふくれて そらまで のびる しっぽに なった。
- ポケットモンスターシールド
- 通常
- おたがいの しっぽを くっつけて でんきを ながしあうのが ピカチュウ どうしの あいさつだ。
- オリジナルキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 たくさんの ちほうを いっしょに ぼうけんした あかしだ。
- ホウエンキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 ホウエンちほうを いっしょに ぼうけんした あかし なのだ。
- シンオウキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 シンオウちほうを いっしょに ぼうけんした あかし なのだ。
- イッシュキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 イッシュちほうを いっしょに ぼうけんした あかし なのだ。
- カロスキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 カロスちほうを いっしょに ぼうけんした あかし なのだ。
- アローラキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 アローラちほうを いっしょに ぼうけんした あかし なのだ。
- キミにきめたキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 うんめいてきな であいの たいせつな あかし なのだ。
- ワールドキャップ
- あいぼうの ぼうしを かぶっている。 いろんな せかいを ともに たびする たいせつな あかし なのだ。
- キョダイマックス
- カミナリの しっぽを たたきつけると らくらいに ひってきする でんあつと でんりゅうが あいてを つらぬく。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- ほおに でんきをためし ふくろを ゆうす。 しんりんを すみかとし かたき きのみは でんげきで やき たべる ちえしゃなり。
概要
ポケットモンスターの看板キャラクター。ゲーム、アニメ、映画、漫画等様々なメディアで活躍しており、グッズの数も非常に多い。
ポケモンをプレイしたことはないが「ピカチュウ」だけは知っている、なんて人も。
大ブレイクのきっかけはアニメ版ポケットモンスター。主人公サトシの相棒として放送開始当初から主役ポケモンとして活躍。映画作品に収録されている短編作品でも主役を務めており、放送開始から20年近く経った現在でも絶大な人気を誇っている。
一方で、原作の『ポケットモンスター 赤・緑(初代)』では、アニメのような優遇っぷりは見られず、あくまで多数いるポケモンのうちの一種、という扱い。トキワの森に生息している出現率の低い(4%)ポケモンで、ゲーム中最も早い段階で入手できるでんきタイプ。育成すればハナダジムのカスミ戦で活躍してくれるが、種族値が低いため進化させないと中盤で二軍落ちし易い。
アニメ人気を受けて発売された、赤緑青のマイナーチェンジ版『ポケットモンスターピカチュウバージョン(Yellow version)』では一番最初に貰えるポケモンになっている(御三家は別の入手法がある)。他にも、主人公の後ろを付いて歩く(モンスターボールに入らない)、進化を拒否する(通信交換で得たピカチュウなら可)、鳴き声が声優の音声等、アニメの設定がいくつか逆輸入されている。
モデルはゴールデンハムスター、種別はキンクマが一番近いと言われている。黄色いボディにしましま模様、赤いほっぺにキュートな目で現代のキャラクタービジネスを確立させた。このページ内のドットグラフィックを見比べていただければ解かるが、初代は全く首がなくずんぐりしていたが世代を追う毎にだんだん痩せ型になっていっている。徐々に痩せていった理由として、ポケモンのキャラクターデザインを担当している杉森建は「アニメでは人間っぽい仕草など多彩な動きをするので、ピカチュウの体型も芝居がしやすいように変化していきました」とアニメから影響を受けたことが原因だと語っている*。
ピカチュウをデザインしたデザイナーのにしだあつこによると、特にねずみとしてデザインする意図はなかったそうで、「ねずみポケモン」という設定は田尻智による後付けとのこと*。また、最初は「大福」のような頭と体の区別がない生き物として描いていたそうだ。言われてみれば初期のピカチュウは納得の大福ボディ。ちなみに、頬の電気袋と尻尾はリスを参考にしており耳の先端が黒いのは「大福だった頃の名残」とにしだ本人が語っている。
日本語版では「ピカチュウ」だが北米、欧米版では「Pikachu」、中国語では「皮卡丘」(広東語では「比卡超」)、韓国語で「피카츄」、アラビア語では「بيكاتشو」、ラテン語では「Picatius」と表記する。いずれも読みは「ぴかちゅう」であり、ピカチュウのイメージを世界中で統一しようという試みが垣間見られる(さらにいうと、各国語版アニメ全てピカチュウの声は変わらない)。それ以降も、主要なポケモンの名前は全世界統一するようにされている。
そのため、現在ピカチュウは世界一…もとい、二番目に有名なネズミだと思われる(一番はお察しください)。
ゲームでのピカチュウ
でんきだま使用時の種族値 合計529 | |||||
---|---|---|---|---|---|
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
35 | 162 | 40 | 152 | 50 | 90 |
- 対戦では一見ただの進化前の弱いポケモンに見える…というか、本来そのとおりで弱いのだが、金銀以降はピカチュウのみ効果があるアイテム「でんきだま」によって2倍の「こうげき」(第4世代以降)と「とくこう」を得る事が可能となった。他の汎用攻撃力増強アイテムはせいぜい1.1倍から1.3倍、強烈なペナルティと引き換えに攻撃力を上げるアイテム「こだわりハチマキ」「こだわりメガネ」でさえ1.5倍なので、「でんきだま」の2倍という倍率がどれだけ異常なのかが理解できるだろう。
- なお、右上の種族値表の攻撃・特攻は共に個体値V・努力値252振りの場合の相当数値。ご覧の通りLv.50にして攻撃・特攻種族値150相当越えも可能である。すなわち、攻撃面だけなら伝説ポケモンクラスとなる。
- そして、禁止伝説級を除き電気物理でもっとも威力の高い技「ボルテッカー」が使える。この技はピカチュウ系列のみ習得可能であり、ロクな電気物理技がなかった他の物理型電気ポケモンにも分けてくれとよく言われていたが、第5世代である程度の威力がある「ワイルドボルト」が支給され現在小康状態にある。
- 反面耐久力は紙どころではない異常な低さ(意地っ張りメタグロスのコメットパンチが半減にも拘らず確定一発)。
基本的に持たせるアイテムは「でんきだま」一択であるゆえに脆さを補う定番アイテム「きあいのタスキ」が持たせられず、素早さも半端なので先制技持ちや自分より速い敵には絶対に出さないこと。 - 「でんきだま」は『ポケットモンスターブラック・ホワイト』(通称「第5世代」)では期間限定のイベント(既に終了)でしか入手することが出来ない。前作の第4世代で持っていた人も仕様により第五世代に持ち込むことは出来ず、期待されていた続編の『ブラック2・ホワイト2』でも入手できないため、地味にレアアイテムである。しかし、『X・Y』以降ではなんと野生のピカチュウが持っている場合があるため、一気に入手しやすくなった。
- 進化系のライチュウと比較すると、でんきだまピカチュウは攻撃力は勝るものの素早さと耐久で大きく劣る。
- ポケモンの看板と言えるポケモンでありながら、第5世代までは意外にも、野生で出るのはカントー地方のみ、他の地方では地方外のポケモンが集まる施設でしかゲットできないという扱いであった。しかし第6世代~第8世代は新地方で野生出現し続けた上に「1匹だけ声優の声付き(『X・Y』)」「おきがえピカチュウ(『ORAS』)」「専用Z技取得(第7世代)」「主役に返り咲く(『ピカブイ』)」「キョダイマックス獲得(『剣盾』)」と逆に至れり尽くせり。第8世代のLEGENDSアルセウス辺りから徐々にその手の扱いも鳴りを潜め、第5世代までの状況に戻りつつある気がしないでもない。
- 『ポケモンスタジアム』との連動で「なみのり」を覚えることができる。モーションは「サーフボード」を使う特別仕様。ポケモンカード版「なみのりピカチュウ」は、水エネルギーで技の出せる雷ポケモンであるため水系デッキに投入されることが多かった。ちなみに後述の『ピカチュウバージョン』のピカチュウは、サーフボードの色が異なる。
- アニメポケモンであまりに人気が出たので、最初のポケモンとしてピカチュウが手に入る『ポケットモンスターピカチュウバージョン』が金銀までのツナギとして発売された。通称「ピカ版」。プレイヤーの初期ポケモンがピカチュウで固定、ライバルはイーブイからシャワーズ・サンダース・ブースターのいずれかに進化する。
詳しくは→ポケットモンスターピカチュウバージョン - 上記の通り「最初に手に入れるポケモン」ではあるのだが、「御三家」にはカウントされない珍しい立ち位置にいる。第6世代まではほぼ唯一の存在だったが、第7世代でイーブイが追加された。
- 『ピカチュウバージョン』のみ、自分が「おや」であるピカチュウはアニメ版準拠であるためかモンスターボールに入るのを嫌がりプレイヤーの後ろについてくるほか、「かみなりのいし」の使用を試みても嫌がってしまいライチュウに進化させることが出来ない。また、『ポケモンスタジアム』(2、金銀含む)に使用した時を含め、鳴き声がアニメ版のものとなっている(通信交換で手に入れた、他の「おや」のピカチュウは通常通りで、「かみなりのいし」も使える)。ちなみに、『ピカチュウバージョン』の世界においてプレイヤーの他にピカチュウを連れたトレーナーは存在せず、野生でも出現しない。このピカチュウは続編『金・銀』に連れて行くと「でんきだま」を持っている。
- 『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD』では、伝説のトレーナー・ローガンの相棒として登場する。
- 『X・Y』からは3DSの構造上、ピカチュウ系列を始めポケモンの鳴き声を出すのが難しいため、ファンサービスも兼ねて唯一『ピカチュウバージョン』同様「大谷育江」の声のピカチュウが起用され、すべての鳴き声がオスメス問わずこうなった。やられボイスはピカ版は「チャアアー」だったが、本編アニメの使用頻度が少なくなったため「(フラフラになりながら)ピカピカ~」と変更された。ライチュウとピチューは変更された電子音のまま。この変更は『ソード・シールド』まで続いていたが、『Pokémon LEGENDS アルセウス』以降は再び鳴き声が電子音に戻された。
- また、『X・Y』から防御・特防の種族値が10上昇している。XYでは何匹か種族値の上方修正があるが、2箇所上昇しているのはピカチュウのみである。まあ紙なのは変わらないが。
- 『オメガルビー・アルファサファイア』では、「おきがえピカチュウ」という新たな姿のピカチュウが登場。5種類の姿に着替えることができ、それぞれ固有の技を覚える。
- このピカチュウはポケモンコンテストライブ会場でもらえる特別なピカチュウで、尻尾の先に黒いハートマークがある。また、このピカチュウ以外はお着替えできない。お着替えはコンテスト会場で可能。
- 『サン・ムーン』では「ピカチュウZ」という「でんきだま」以来のピカチュウ専用アイテムが登場。第7世代で追加されたZワザを使うのに必要なもので、ボルテッカーを覚えたピカチュウに持たせると戦闘中に「ひっさつのピカチュート」を使うことができる。元々威力が高いボルテッカーをベースにしているだけあって、威力210とZワザの中ではカビゴンの「ほんきをだすこうげき」と並んで最高威力である。さらに、Zワザを使う際の動きが可愛く多くのプレイヤーを虜にしている。特に女主人公の動きは必見。
ただし、必然的にでんきだまを持てなくなるため対戦では実質使用できないに等しい。 - これと同時に『サン・ムーン』ではこれまでタマゴ技だったボルテッカーが教え技化。これによって過去の配信限定の「しんそく」など、様々な技とボルテッカーを両立できるようになった。
相棒ピカチュウの種族値 合計430 | |||||
---|---|---|---|---|---|
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
45 | 80 | 50 | 75 | 60 | 120 |
- 『ピカチュウバージョン』をベースにした『Let's Go! ピカチュウ』で最初にもらえるピカチュウ(相棒ポケモン)は、通常の個体と比べて種族値が大幅に引き上げられている(右表参照)。
また、「相棒わざ」と呼ばれるこのピカチュウのみ覚えられる固有技を4つも持ち、まさに主人公の相棒と呼ぶのにふさわしいピカチュウとなっている。ただし、ベース元と同じく「かみなりのいし」を使ってライチュウに進化させることはできない。 - 『ソード・シールド』では、配信限定だった「なみのり」がわざレコード(第4世代以前のわざマシンに相当)を使用することで、通常のピカチュウでも覚えることができるようになった。これにより、でんきタイプの技が無効化されるじめんタイプに対して簡単に対策ができるようになった他、タマゴ技との両立が可能になりさらに育成の幅が広がった。
- 『Pokémon GO』でも鳴き声は大谷育江の物を使用。看板キャラ故に結構優遇されているらしく、色々と仕掛けがある。
- 出現レア度や捕獲難易度が他の同クラスのポケモンと比べると高く設定されている。この為か達成度合いを示すメダルにはピカチュウを集めた数(捕獲、孵化、ピチューからの進化)による「ピカチュウだいすきクラブ」が用意されているほど(他に単独のポケモン固有で獲得数メダルが設定されているのはXSサイズのコラッタの「たんパンこぞう」、XLサイズのコイキングの「つりびと」、文字通り「アンノーン」の3種のみ)。タマゴ孵化ではピチューからアメ25個で進化させられるので、ふしぎなアメを使ったり相棒に設定して歩いていれば集めやすい。
- ゲームを始めたときのチュートリアルで御三家の中の1つを選ぶことが出来るようになっているが、この時選択せずに移動し続けているとピカチュウが現れるという裏技がある。
- 相棒ポケモンに選ぶと最初の頃は横に並んでいるが、10km歩くと懐いたのか肩に乗るようになる。
- 同じく『Pokémon GO』では、2016年のホリデーシーズン以降、特別なイベント期間に合わせて特別な帽子をかぶったピカチュウがゲーム内に期間限定で出現するようになった。
- ホリデーピカチュウ(サンタピカチュウ)
2016年のホリデーシーズン(クリスマス)に初登場。
サンタ帽をかぶったピカチュウが期間限定で出現した。
ちなみに起動画面にも描かれていた。 - パーティピカチュウ
2017年のポケモンデー(2月27日)の記念として初登場。
ポケモンデーとは1996年に日本でポケットモンスター赤・緑が発売された記念日であり、特に海外では盛大に祝われる。
外見は青と紫のとんがり帽子をかぶったピカチュウ。 - "あの帽子"をかぶったピカチュウ(サトシのピカチュウ)
2017年のPokémon GO 1周年記念イベントの一環として初登場。
いわゆるオリジナルキャップをかぶったサトシのピカチュウ。
ただし『サン・ムーン』のサトシのピカチュウとは違い、ほかの帽子ピカチュウと同じようにライチュウに進化できるし、タマゴから生まれたピチューが被ってることもある。オスメスの区別もある。 - ハロウィンピカチュウ
2017年のハロウィンシーズンに初登場。
紫色の、魔女のとんがり帽子をかぶったピカチュウが期間限定で出現。 - これらの帽子ピカチュウに共通する仕様として、ライチュウに進化しても帽子は外れずに帽子ライチュウになる。また、ピチューの実装後はイベント期間中に入手した2kmタマゴからかえったピチューが帽子をかぶっていることもある。なお、サンタピカチュウ初登場の際は超低確率ではあるが野生のライチュウが帽子をかぶって出現することもあったが、パーティピカチュウ以降は色違いライチュウ含むこれらの特別なライチュウは野生では出現しなくなったようだ。
- ホリデーピカチュウ(サンタピカチュウ)
- また、2017年8月に横浜みなとみらいで開催されたリアルイベント「Pokémon GO Park」では、色違いのオレンジ色のピカチュウが出現。Pokémon GOにおける色違いポケモンの実装はコイキング/ギャラドスに続いて2例目で、Pokémon GO Park終了後は全世界で超低確率ながら出現している。2018年に新設された月一イベント「ポケモン・コミュニティ・デー」ではこのピカチュウがなみのりを覚えた状態で大量発生した。
アニメでのピカチュウ
- サトシのピカチュウ(声優:大谷育江)
詳細はサトシのピカチュウを参照。 - ビンセントのピカチュウ(声優:坂本千夏)
第64話に登場したビンヌのサーファー、ビンセント(声優:中田和宏)が所有していたピカチュウ。ニックネームは「マイケル」。
海の沖合から漂流してきたピカチュウで大波が来る事を察知したり、波の動きを予測する能力を持っている。また瞳の色が青色で、耳の辺りの毛並みがボサボサしているのが特徴で、サトシのピカチュウよりも体が一回り大きい。当時流行っていたなみのりピカチュウのアニメVerと言える。ビンヌに20年に一度来る大波「ビッグチューズデー」を乗りこなしビンセントと共に、伝説のサーファージャンと同じ記録を打ち立てた。
※ビッグチューズデーは大波であり津波ではないので安心してください。 - ヒロシのピカチュウ
第75話~77話まで登場。ポケモンリーグセキエイ大会に出場していたトレーナー、ヒロシ(声優:高山みなみ)が所有していたピカチュウ。ニックネームは「レオン」。前髪がはねているのが特徴。セキエイ大会6回戦で戦ったサオリのフシギソウとバトルをしたが、歯が立たずに敗北。5回戦でサトシのリザードンと戦うも、リザードンが戦意喪失したためまともなバトルにならなかった。 - キャプテンピカチュウ(声優:大谷育江)
ポケットモンスター(2023年)に登場。ブレイブアサギ号の船長で帽子を被っている。
詳細はキャプテンピカチュウを参照。
スマブラでのピカチュウ
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズに全作品参戦している。全ての作品で最初から使用できる基本キャラ。声はサトシのピカチュウと同じく大谷育江氏。初代スマブラの時点では参戦キャラの中でプリンと同じく一番の新参だった。
ワザの威力は控えめで体が小さいゆえに吹っ飛ばされやすいが、機動力の高さを活かしてコンボを繋ぎ地道にダメージを与える戦い方が得意。必殺ワザは電気の球を前に飛ばす「でんげき」、頭上から稲妻を繰り出す「かみなり」、指定した方向に素早く移動する「でんこうせっか」、移動した後に1回だけ移動方向を変えられるがあらかじめ違う方向にスティックを入力しておかないと不発するため、慣れない内は復帰しようとして1回しか移動せずに真っ逆さまという経験をした人も多いかもしれない。スマブラDXから横必殺ワザとして横に突進する「ロケットずつき」が追加された。
スマブラXで追加された最後の切りふだは前述の「ボルテッカー」。自ら電気の球を纏い、相手に突進するものだが操作のクセがかなり強く思い通りに動かすのは相当の練習が必要。亜空の使者では亜空軍に捕らわれ、研究施設の発電機として無理やり利用されていたが、そこにたまたま来ていたサムスによって助けられ、以降は彼女と行動を共にする。
スマブラforでは一部ワザの性能に変化があったものの、基本的な立ち回りは変わらない。
スマブラSPでは最後の切りふだの挙動が変更され、発動した後に前方へ突進し相手へ自動的にダメージを与えるようになった。ただし、最初の突進が当たらなければ不発に終わってしまうので要注意。
名探偵ピカチュウ
2016年初頭、ニンテンドー3DS向けの低プライスゲームとして『名探偵ピカチュウ~新コンビ誕生~』が登場。またピカチュウが主人公のスピンアウトかと思いきや、なんと今作は名探偵を自称するしゃべるピカチュウと主人公ティムの推理アドベンチャーゲーム。2018年にはパッケージ版として新規シナリオを加えてリリースされている。
そしてなんと、ピカチュウの声を担当するのが大川透氏。そう、ひぐらしのなく頃にの富竹ジロウやアニメ版ジョジョの奇妙な冒険のナレーションで親しまれているお方である。ピカチュウにオッサン声という、出オチ感溢れるキャスティングに思えるが、冴える推理とおじさん臭いアクションを連発するピカチュウという新たな境地が見られる。
因みに、このゲームのポケモンの描写はアニメ版に近いが、この大川ピカチュウはアニメのニャースのように普通に喋っているわけではなく、なぜか主人公のティムにだけ言葉が伝わる。どちらにせよ、ポケモンとティムの通訳役として活躍する。サブタイ通り、『新コンビ』である。 またPVのラストではお馴染みの大谷育江ボイスのピカチュウに「お前の相棒の夢は必ず叶う」と激励する渋カッコいいシーンもある。
そして2019年には何とハリウッドで実写映画化されることになった。詳細は『名探偵ピカチュウ』の記事を参照。
インターネット上でのピカチュウ
主なインターネット文化を形成する10~30代は多くがゲームのポケモンやアニメのポケモンに触れて育っているため、ポケモンの代名詞とも言えるピカチュウはかなりの知名度を誇る。
憧れや尊敬の意を込めて、「ピカ様」と呼ばれることがある。
/) /)
/ ⌒ ヽ
| ●_ ● |/\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(〇 ~ 〇 | /<
/ | < \_________
| |_/ |/
よく使われるピカチュウのAA
このAAに喋らせるときは醒めたやや黒い性格で描写されることが多く、悪態をついたり、長年の相棒であるサトシに毒づいたり、ミッキーマウスを同じ有名ネズミキャラとしてライバル視していたりする。10年以上主人公を務めるベテランゆえの貫禄であろうか。ピカチュウさんマジパネェッス!
(あくまでもジョークとしてそういう扱いで描写されることが多いというだけで、公式でそのような言動を取ったわけではないので注意!念のため)
ニコニコ動画でのピカチュウ
ニコニコにおいてピカチュウは特に特殊な役割、立場は無いが、有名で人気があるポケモンなので数多くの動画が存在する。(キーワードで動画検索(ピカチュウ)タグ検索(ピカチュウ))
MAD方面では「闇サトシにかわいそうなことをされる」役であったり、ゲーム方面では「ネタポケモン」であったりなど、踏んだりけったりである。一方、「ピカピカユカイ」や「ピカチュウでウマウマ」など、手描きMADも沢山作られ、ユーザーのピカチュウへの愛が感じられる動画も数多い。
関連静画
お絵カキコ
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