ピスタチオとは2015年12月よりゲーム実況を中心に動画投稿を行っている投稿者兼ローザリア広報大使である。
概要
ニコニコ動画内でも屈指の殿下ロイド使いの動画投稿者兼生放送配信者である。
ミンサガの登場人物であるカール・アウグスト・ナイトハルト殿下をこよなく愛しており、他の投稿者や視聴者からも「殿下」と呼ばれることが多い。
本記事においても以下殿下と記載する。
動画投稿
新作、感謝する
初期はゆっくり実況プレイ動画を中心に投稿していた。最後の動画投稿というつもりでナイトハルト殿下が大活躍する「MH:N(モンスターハンター:ナイトハルト)」を投稿したことをきっかけに、以後殿下ロイドの使い手としてナイトハルト殿下動画(ゲーム・ネタ・素材等)を中心に投稿している。
また、後述のふにんがす参加以降、VOICEROIDが充実したことにより、VOICEROID等の各種合成音声ソフトを利用した動画の投稿も増えている。
殿下語録やSE・BGM等の各種演出によるテンポの良い丁寧な動画が特徴であり、原作ネタをオマージュする際は1フレーム単位で合わせるなどのこだわりと愛を持った動画編集も見どころ。ナイトハルト殿下の普及のため、動画中に殿下語録ネタやミンサガネタが挟まれることが多いが、ミンサガを知らなくても楽しめる作りとなっている。
主な動画シリーズについては記事下部を参照。
ここでは殿下の動画内で頻出のネタを簡単に説明する。
殿下ロイド
モンハン語はわからん
ミンサガのナイトハルト殿下のボイスを組み合わせて、別の言葉をしゃべらせること。
ナイトハルト殿下のボイスは深刻な素材不足のため、どのような内容でもしゃべらせられるわけではない。その中で、殿下はできるだけナイトハルト殿下に流暢にしゃべってほしいというこだわりをもって、キメラ語録(ボイスを結合して別の言葉をしゃべらせること)を作成したり、ボイスの一部を切り取ったりして、動画内の殿下ボイスを増やしている。
また、「殿下拡張パック」と呼ばれるナイトハルト殿下の中の人の他の出演作(のうち殿下の声に近しいもの)を組み合わせることで、より多くの場面に対応できるようになった。拡張パックの具体例は、殿下が投稿している、以下動画が参考になる。このあたりのボイス収集も、殿下が「殿下ガチ勢」と呼ばれる所以である。
ジェネリック殿下
ポォーウ、強敵登場だな
MH:N(モンスターハンター:ナイトハルト)にてキャラメイクされた、ナイトハルト殿下のこと。絶妙にミンサガ版ナイトハルト殿下に似ていることと、ミンサガ版ナイトハルト殿下にはない表情の豊かさが癖になる。そのためか、殿下動画におけるナイトハルト殿下にはカッコよさに加えて、ユーモア属性が付与されているような気もしなくない。
ミンサガのナイトハルト殿下はイラスト1枚とゲーム内の3Dモデルしかないこともあり、MHN以降の動画でもナイトハルト殿下の代わりとして登場する。歌ったり踊ったり、ナイトハルト殿下は芸達者である。
また、ワイプ形式でジェネリック殿下が登場する際は、「ワイプハルト殿下」とも呼ばれ、視聴者の笑いを誘う。
なお、他の投稿者の動画でもナイトハルト殿下、またはコラボ動画での殿下自身の立ち絵代わりとして利用されることもある。
殿下メモ
💡ピコーン
殿下ロイドでしゃべらせるのが困難な内容を補足するために、閃きの音と一緒に画面上に表示されるメモである。補足情報だけでなく、ボケやツッコミにも使われる。
ちなみに、殿下メモの枠はミンサガのNPCの吹き出しがモチーフとなっている。
ライフポイント
ここまでか
ゲーム内で死亡・脱落時に表示される赤文字の1のこと。
元ネタは、ミンサガでの道中や戦闘中の死亡時にキャラ上に1と表示されることから。
プロ実況
サッカーファンの皆さんこんにちはジョンカビラです
解説は元日本代表ミッドフィルダーの北澤豪さんです
ktzw3とジョン・カビラを国賓にお招きし、プロ実況が行われることがある。所謂プロ実況MADシリーズである。殿下ロイド編集で培われた音声編集技術がプロ実況でも発揮されている。
殿下動画内でのお二人は少々、不埒だったりさぼったりしがちで、茜ちゃんに怒られる。しかも怒られると興奮しがちである。なお、本職のサッカー実況になると生き生きと実況しだすのも恒例行事である。
生放送
クリスタルパレスへ帰るぞ
動画投稿以外に、ニコニコ生放送並びにYoutubeにて配信を行っている。
配信内容は、ふにんがす等の投稿者コラボ配信の他、ソロでプレイするゲーム配信・動画の編集配信・視聴者参加型配信等である。
殿下の生活スタイルのため、配信時間は平日夜間(~22時頃まで)と土日が中心である。
身バレ防止のため、過去はゆかりねっとの琴葉茜ボイス、現在はボイスチェンジャーを利用した低めの男性ボイスによる配信スタイルである。コメント読み上げには基本、ずんだもんを利用している。
自称「雑魚ゲーマー」であり、難易度の高いゲームはあまり行わない。といいつつ、死にゲ―で有名なフロムゲーをたしなんだり、Getting Over It with Bennett Foddy(通称:壺おじ)やSimple Fish Adventure(通称:ピチピチ)のような苦行ゲーも遊んだりする[1]。対戦ゲームはあまり好まず、モンハンのような協力型ゲームやシミュレーションゲームが本来、殿下の好きなゲームジャンルである。初見プレイの場合、コメントと攻略情報をやりとりしながらサクサクと堅実に攻略を進める。エッジの効いたゲームで遊ぶことが多い。
時折生放送中に殿下語録を詠唱したり、殿下ーちゃん・乙女な殿下・大蛇丸殿下なども登場し、殿下のおちゃめな一面も垣間見ることができる。殿下はロールプレイが大好きなのである。ミンサガやナイトハルト殿下を楽しそうに語りつくす殿下を見られるのも生放送の特権である。
音の出るおもちゃ
殿下の配信内では、通称「音の出るおもちゃ」と呼ばれる、特定の文字列をコメントすると、特別な音声が流れる設定が行われている。一部文字列は音声だけでなく、配信画面上に画像も表示される。主に、以下のネタが音声として設定されている。
「音の出るおもちゃ」リストには一般的用法からすると誤字にあたる記載もあるが、仕様である。(例:"体に触るぞ"は元のボイスでは"体に障るぞ"であるが、おもちゃを使う際は"体に触るぞ"でないと反応しない)
おもちゃをつかうつもりがなくても、意図せず反応してしまうこともあるが、それも風物詩なので、気にせずコメントしよう。 ボイスが大量にあるため、初見は面食らってしまうこともある。そのため、配信コメントとして汎用性の高い殿下ボイスを以下に挙げておこう。
場面 | ボイス |
配信開始 | ・ご機嫌いかがかな ・元気か |
同意 | ・そうかもしれん ・賢明な判断だ ・真相はそういうことだ |
称賛 | ・見事なものだな ・大儀だった ・なかなかやるな |
応援・励まし | ・自分を責めるな ・無理をなさるな |
配信終了 | ・また会おう ・ゆっくり静養なさってください |
その他 | ・コレガワカラナイ ・草 ・ヨシ |
※上記にあげたおもちゃの使い方は飽くまで一例なので、強要するものではないことを補足しておく。
ロールプレイ好き
殿下はロールプレイ(以下RP)好きであり、配信でも時折RP好きの面が垣間見える。元はと言えばMHN全編を通して、ナイトハルト殿下のRPと言える。その面が生配信のリアルタイムのやり取りで、より表現しやすくなったといえるだろう。
通常の配信時でも殿下ーちゃんのようなちょっとした小芝居がはいることがあるが、殿下の本来やりたいRPは、事前に想定される人物像の情報を収集したうえで、その立ち居振る舞いを表現することである。そのようなRP力が発揮される場として、マダミス配信[2]があげられる。「南極地点X」配信において殿下はマダミス初体験ながら、あるかっこいい振る舞いが視聴者を魅了した。RPをする場として、今後もマダミスやTRPGへの参加が期待される。
投稿者との交流
私を冒険に連れ出して欲しいのだ
昔から投稿者とのコラボ動画や配信を積極的に行っている。
例えば「MH:N(モンスターハンター:ナイトハルト)」においてぼぶさんのネタをリスペクトしたり、過去に現在のふにんがすメンバでもある魔球さんや多々鷹さんと一緒にゲームを遊んだ際のコラボ動画を投稿したりなど幅広い交友関係がうかがえる。時折他の投稿者の生放送にコメント参加している、お忍び殿下も確認されている。
コラボ動画の一部紹介
殿下とミンサガ
もう10年ほど前だ
上述の通り、殿下はこよなくミンサガのキャラやシナリオ・世界観を愛している。何も見ずにストーリーを語りつくしたり、今でも攻略本であるアルティマニアを大事にしているほどである。2021年12月以降、時折ミンサガプレイの配信も行っている。
過去に配信内で殿下解説・ミンサガ解説を行ったこともあるので、ミンサガや殿下のこと・殿下の殿下愛が気になる方はぜひ視聴してほしい。クリスタルパレスで立派な教育を受けるのだ。
なお、殿下はミンサガ以外のサガシリーズはほとんど触れていない。最近のサガシリーズリマスターの流れで、機会があれば他シリーズをプレイしている。
殿下とAmong Us
では悪魔らしく行くぞ
2020年12月ごろから、他投稿者に誘われる形でAmong Usでのプレイを開始した。最初はプレイし続けるつもりもなく、ネタ重視のプレイイング模様を単発動画としてあげた。
この際、一部で有名な「マキューガ・コ・ロシタ」が誕生したが、殿下は配信内で「魔球さんが殺しました」と発言しただけであり、この言葉自体はあくまで魔球さんの動画ネタである。真相はそういうことだ。
当初の想定に反して、Among Usの流行も続いたため以降、卓の主催・他投稿者とのコラボ配信や動画投稿を続けることになった。その際に、殿下のAmong Usの楽しみ方として推理を重視するようになった。
なお、最初のなりすさん引退事件の引き金を奇しくも引いてしまったのは、このころの殿下である。「殿下がインポスターだったら、Among Usをやめます!」というなりすさんに対し、本当にインポスターであった殿下は、やんわりと「そんなこと言わないでよ」と言って宥めている。殿下はなかなかカヤキスレビタになれないのである。
ふにんがす参戦
2021年9月に満を持して大型配信者コラボ企画であるふにんがすに参加した。
ふにんがす内において、屈指の推理ガチ勢として認知されており、クルー陣営となった際は各種情報を整理して高精度で人外陣営を的中させることに定評がある。他の追随を許さない精密な推理の組み立て方は生配信にて一見の価値がある。殿下の推理に対する考え方は、殿下の作成した以下の記事が参考になる。
→Among us推理勢のために(クルー編)
一方、人外陣営になった際にはヘタレな挙動になりがちである。殿下自身の「嘘をつくことが苦手」「プレイが慎重派」「対戦ゲームが苦手」という気質がAmong Usにおける人外プレイとかみ合いづらい模様である。
ふにんがす参加時の動画も高頻度でアップしており、こちらも殿下目線の思考やプレイをよく確認できる。もともとVOICEROIDは琴葉姉妹しか保持していなかったが、視聴者の多くの支援により、他のVOICEROID・CeVIO等を用いた動画が作成されるようになった。段々とボイスが増えていくのも時の流れを感じられて面白い。
基本的には真面目で堅実なプレイイングであるが、殿下も人の子なので「推理よりも撮れ高のほうが大好き」である。時折、大好きな魔球さんを徹底的にストーキングしたり、他プレイヤーをあおって殺されに行ったり
等、大胆なプレイイングを行い、他投稿者や視聴者をびっくりさせることもある。
また、魔球さんを追いかけまくった際のロールプレイ以降、"ヤンデレ"キャラに定評があるが、殿下本人としては「愛情表現の豊かな女性」のローププレイのつもりである。決してヤンデレではないのだ。ただただロールプレイが好きなだけである。このようなロールプレイの場合、ナイトハルト殿下ではなく代役・琴葉葵(通称葵殿下)が登場する動画も増えている。「一途な葵殿下シリーズ」というタグが付くことが多く、葵殿下ちゃんの可愛さが妙に癖になる。
他投稿者のふにんがす動画内で、殿下が登場する際には、その投稿者の裁量によって、キャラが大きく変わる。今までの例としては、以下のキャラが用いられている。
主な動画シリーズ
ここでは主な動画シリーズを紹介する。紹介しきれない動画(特に単発動画)については、殿下のユーザページより確認してほしい。
→投稿動画一覧
「MH:N(モンスターハンター:ナイトハルト)」「キャプテン殿下」「デンカロンパ」については、個別の大百科記事が充実しているのでそちらも参照。
MH:N(モンスターハンター:ナイトハルト):ナイトハルト殿下による「モンスターハンターワールド」動画シリーズ。伝説の始まりであり、アニメ1クールを見るような感動シリーズでもある。
キャプテン殿下:ナイトハルト殿下による「キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS」プレイ動画シリーズ
ローザリア大軍事訓練:「Fall Guys: Ultimate Knockout」のSeason1でナイトハルト殿下が軍事訓練をしたようです。「プロ実況madシリーズ」でもあり、なかなかにカオス
デンカロンパ:殿下主催卓・他投稿者主催卓・ふにんがすにおける「Among us」プレイのダンガンロンパ風動画シリーズ。会議シーンの議論が主な見どころ。
かくめいのち:投稿者コラボによる「Minecraft」プレイ動画。長時間配信を見るのが難しい視聴者向けに、その日の主な出来事を切り抜きした動画、殿下のお心遣いがありがたい。
※こちらは生配信の切り抜きのため、生声注意
関連リンク
- ユーザページ
- コミュニティ
:君もローザリア国民になろう
- Twitter
:動画投稿や生配信情報を確認することができる
- Youtube
:ニコニコと同様の配信・動画投稿が行われている
- pixivFANBOX
:過去のユーザブロマガの一部や殿下の考えを整理した記事などを拝見できる
関連用語
脚注
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- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%94%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%AA%28%E6%AE%BF%E4%B8%8B%E3%81%AE%E4%BA%BA%29