ピンキーパイ(Pinkie Pie)とは、北米のアニメ「My little pony Friendship is Magic」(邦題:マイリトルポニー~トモダチは魔法~)に登場するキャラクターである。
担当声優はAndrea Libman(台詞、フラッターシャイと兼役)/Shannon Chan-Kent(歌)。
日本語吹き替え版担当声優はミモリン(三森すずこ)三森すずこ(シーズン1,2)、みすずりえ(シーズン3~)。
ハーイ!あたしピンキーパイ!
アースポニーの女の子
おかしとパーティが大すきで、いつもポジティブで笑っている。
ふざけていると思われることもあるけれど、
おしゃべりやおもしろいことをして友だちやまわりを笑わせて楽しくすることを大切にしているよ。
ふだんは、ケーキやさんのお手つだいをしてはたらいている。
シンボルは"笑顔"。公式サイト
より。
メインキャラクターの一人。全身ピンクでパーマのかかったたてがみと尻尾が特徴のアースポニー。
トワイライトスパークル(以下、トワイライト)がポニービルにやってきて初めて声をかけたポニーで、出会うや否や歓迎パーティをして友達になろうと思い立つほどのパーティ好き。
普段は居候先のケーキ屋(Sugarcube Corner)でお菓子作りの仕事を手伝う一方、ポニービルのあちこちで楽しそうに遊んだり歌ったりして過ごしている。
愛称・略称はピンキー、PPなど。というか「ピンキーパイ」も愛称・略称のようなものらしく、両親からは「ピンカミーナ・ダイアン・パイ(Pinkamena Diane Pie)」と呼ばれており、これが本名と思われる。
シーズン1の第23話「The Cutie Mark Chronicles」(邦題:「キューティーマーク物語」)では父、母、二人の姉妹(日本語版では「妹たち」と呼びかけている)が登場している。放映されてから約2年間それぞれの名前は不明でファンによる通称のみだったが、2013年に出版された公式の許諾を受けている児童小説では
父:イグニアス・ロック(Igneous Rock)、母:クラウディ・クォーツ(Cloudy Quartz)、姉妹:マーブル・パイ(Marble Pie)とライムストーン・パイ(Limestone Pie)
という名前が初登場した。アニメに登場した姉妹2人のどっちがマーブルでどっちがライムストーンなのかはこの小説の作中では判明しなかったが、小説の作者がTwitterで質問を受け解答した。
さらにこの小説では、マーブルやライムストーンの他にもう一名ピンキーに「姉(older sister)」が居ることも軽く触れられている。この姉は小説内で登場はしなかったが、後に放映されたアニメのシーズン4の第12話「Pinkie Pride」で、ピンキーパイ・父・母・二人の妹の他にもう一人の少女ポニーが映っている昔の家族写真が登場した。さらにはシーズン4第18話「Maud Pie」でメインのゲストキャラとして登場し、名前も「モードパイ(Maud Pie)」であると明かされた。。
それに楽しいことも、大、好き!
彼女はいつもハイテンション。いわゆるコメディリリーフ的立ち位置である場合が多いので、空気の読めないギャグを挟んで事態をややこしくさせることが多い一方、勘の良さを発揮して厄介な問題を即解決させてしまうこともある。
好きなものは楽しいこと全般。お喋り、いたずら、歌、踊り、遊び、お菓子、パーティなどなど。
特にパーティが好きらしく、何があっても何も無くてもパーティを開きたがる。
また、エレメントオブハーモニーの笑顔(laughter) のシンボルに相応しく、自分だけではなく周りのみんなが笑顔になることも大好き。
怖がるみんなの恐怖を笑い飛ばすために歌ってあげたり、臆病な相手にはいたずらを仕掛けないなど、第一印象に反して単なるアホの子では終わらない思いやりの深さを感じさせる一幕もある。
だが、普段の言動に常人には付いて行き難いものがあるせいか、周囲には『おかしな子』という共通認識が存在している節がある。まぁ実際変な子だけど。
あなたも特技を書いてみない?あたしと一緒に!
ピンキーパイは自作の歌をよく歌う。あらゆる状況で突然歌を歌いだすので周囲に呆れられてしまうこともある。
作中で歌った歌は以下の通り。()内は日本語版のタイトル。
- Laughter Song(みんなで笑っちゃおう)
第2話で披露。
恐怖に怯えるトワイライトたちを笑顔にするために歌った。 - Pinkie's Gala Fantasy Song(パーティ大好き)
第3話で披露。
ずっと行きたかったダンスパーティ(Ground Galloping Gala)への期待で膨らんだ気持ちを歌った。 - The Ticket Song
同じく第3話で披露。
トワイライトにチケットを譲ってもらうために開いたサプライズパーティで歌った。
歌詞が下心剥き出しである。 - Hop Skip and Jump song
第7話で披露。
怯えて崖を越えられないフラッターシャイに勇気を与えるために歌った。 - Evil Enchantress song(ゼコラに気をつけろ)
第9話で披露。
悪い魔法使い(と思い込んでいる)ゼコラの恐ろしさを伝えるために作った歌。
トワイライトがうなされるこの歌のほうがある意味呪い。
このエピソードでのピンキーは何かにつけてこの歌を歌っている。後半では自分で歌えなくなってしまったので(よりにもよって声が低くなってしまった)フラッターシャイに歌わせた。 - Cupcake Song
第12話で披露。
アップルブルームにカップケーキの作り方を教えるために歌った。 - You Got to Share, You Got to Care
第21話で披露。
土地の権利を主張するバッファローとアップルーサの住人に分かち合う大切さを歌ったが、大不評。
結局説得は失敗に終わってしまう。 - Pinkie Pie's Singing Telegram
第25話で披露。
親友たちをガミーの誕生日パーティに招待するための歌。歌いながら親友の家を回ったので最後にはへろへろに。 - I'm at the Grand Galloping Gala
第26話で披露。
ダンスパーティ会場にやってきて高揚したテンションのままに歌いだしたものの、周りの空気の違いに気づいて中断。 - Pony Pokey
同じく第26話で披露。
パーティの空気を自分好みに盛り上げるために歌いだした。「出て来いッ!」
身体能力は高いらしく、スケートで華麗な動きを披露したり、大量の楽器を一度に演奏したり、側転したり・・・本当に馬かコイツ。
また、骨格や物理法則を無視したカートゥーンにありがちな漫画的表現を含んだ行動がとりわけ多い。
一例としては、全速力で飛行するレインボーダッシュにいつの間にか追いついたり、空中で静止したり、鏡の中から話しかけたり。
他にも、体に起きる反応や、その組み合わせで、未来に起こることを予言するという超能力を持っている。
仕事上お菓子を作るシーンが何度かあるが、カップケーキに激辛ソースを大量にかけて食べたり、黒焦げのカップケーキをおいしくいただいたり、味覚に関しては怪しいところが多々ある。
誓います!約束破ったら関連動画にカップケーキ突っ込む!
ケチャップって関連静画に使えるかな?ホットドッグの早食い競争になら使えるけど。
だから私、お口にチャックして、鍵かけて、穴掘って、鍵埋めて、そこに関連コミュニティ建てたの。で、そこに入会した!
怖がることないよ!思い切って関連項目にジャンプするの!
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