ピーナッツバターとは、ピーナッツをすりつぶして作られるペーストのことである。
概要
皮をむいたピーナッツを高温でじっくり炒って水分を除去、薄皮と胚芽をとって粗く砕いてから、
バターミルでよくすりつぶして練りこむ、するとピーナッツに含まれる油分によってペースト状に変化する。
これが純粋なピーナッツバターで、風味を増すために塩や砂糖、メープルシロップを加えることもある。
バターとなっているが、乳脂は入っていない。(好みでバターを使う人もいる。)
パンに塗ったり、和え物に使ったり、煮込み料理やスープの材料に使ったりする。
アメリカ人はとにかくピーナッツバターが好きで、特に、片面にそれぞれピーナッツバターとジャムを塗った食パン2枚を合わせて作った「ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ(略称PB&J)」はアメリカ人の定番ランチであり、平均的な
アメリカ人は高校を卒業するまでに1500個のPB&Jを食べるといわれている。
ピーナッツバターは高カロリーで太りやすいものだと思い込んでいる人も多いようだが、
実際は栄養バランスに優れており、ダイエット中に摂取すべきだという説も。
たしかにピーナッツバターには多くの脂肪分があるが、脂肪は脂肪でも体にいい不飽和脂肪酸で、
これには体脂肪を溜まりにくくしてくれるオレイン酸という成分が含まれている。
また、ビタミンEやビタミンB6も豊富で、腹持ちがいいので間食防止にも最適であり、
ダイエットにも効果的な食べ物だといえる。
ただし組み合わせにもよるので、ダイエット目的で摂取する場合は、人参やキュウリ、セロリなどの野菜スティックのディップとして使うのがおすすめである。
(※かのエルヴィス・プレスリーは、ピーナッツバターとバナナとベーコンのサンドイッチをこよなく愛していたらしく、これが30代以降の肥満化の一因になったという説も……。)
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関連項目
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